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モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います  作者: よっしゃあっ!


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141/274

141.市役所攻防戦 その9


 藤田ら援軍が駆けつけた事によって、戦況は一変した。


「撃て撃て!撃ちまくれー!」


 絶え間なく響く銃声。

 文明が創り上げた兵器の力は、少しずつだがアルパの装甲を破壊してゆく。


「くらえ、デッカイ蟻ー!」

「滅びるのだ、デカ蟻ー!」


 更に絶妙なタイミングで、十香たちの援護射撃が入る。

 双子が放つ炎弾と岩の砲弾も十分な攻撃力を備えていた。


(凄い……)


 西野は素直にそう思った。

 あれ程戦場を圧倒していたアルパが防戦一方ではないか。

 かといって油断はできない。


「……六花、まだ動けるか?」

「とーぜんっ」


 さらに六花の後ろには五所川原や柴田たちも控えていた。

 全員、満身創痍には違いないが、それでもまだその目は光を失っていない。

 藤田たちの登場によって、彼らも戦う気力を取り戻していたのだ。


「おー、やっぱ若いってのはいいなあ。おっさんからしたら羨ましい限りだぜ」

「ふ、藤田さんっ!?」


 一体いつの間にここまで移動して来たのか。

 突如として背後から現れた藤田に西野は驚く。


「お、驚かせないで下さいよ……」

「いや、別に驚かせるつもりは――って、あ痛っ!だ、誰だ、人の頭を叩きやがるのは?」

「私です」

「し、清水ちゃん……」

「全く、何の連絡もなく突然現れて……。私達がどれだけ心配したと思ってるんですか?」


 ぐいっと藤田に詰め寄る清水。

 目尻には涙が浮かび、彼女が本気で藤田の事を心配していた事がうかがえた。


「いや、ちかっ、近いって清水ちゃん……。わりぃとは思ってるよ。事情も後で話すから……」

「絶対ですよっ! 戻ったらきっちり説明して貰いますからねっ……もうっ」

「分かった、分かったから泣かないでくれよ……」


 オロオロと必死に清水を宥める藤田の姿を見て、西野は苦笑する。

 それと同時に、藤田が生きて帰って来たのだとようやく実感できた。


「……茶番は終わりましたか?」


 だからこそ、その声を聴いた瞬間、西野は一層警戒心を強めた。

 彼の最も警戒する生徒会長五十嵐十香が凄まじい威圧感を放ちながら、藤田を睨み付けていたからだ。

 

「と、十香ちゃんよ……いくらなんでもその言い方は無いだろう?」

「……私の事は五十嵐と呼んでくださいと言った筈ですよ、藤田総一朗さん?」

「お前、お――大人に向かってそんな言い方……いや、すまん。分かった」

「分かればいいんです。とにかく、今はアレを倒すのが先です。アナタが誰とどうイチャつこうが、私は一向に、ええ、全く構いませんが、時と場合を考えて下さい」

「……はい」

「あはは、そーいちろーかっこ悪いー」

「なはは、そーいちろーかっこ悪いのだー」

「お前ら煽るんじゃねぇ!……たく、誰に似たんだか……」

 

 その会話を聞いて、西野は少し違和感を覚える。


(洗脳されていない……?)


 一度、彼女に『魅了』された自分だから分かる。

 魅了された人間にはどこかしら不自然な言動が見られるのだが、今の藤田にはそれが一切感じられなかったのだ。

 これは一体どういう事なのだろう?


「さて、西野君」


 くるりと、十香は西野の方へ向き直る。


「……何だ?」

「そう警戒しないで下さいよ。別に今はアナタをどうこうするつもりはありませんから」

「……」


 そんな事を言われたところで信用出来るわけがない。

 彼の心情を察してか、十香はふっと笑う。


「現状、自衛隊の方々にアレを引きつけて貰っていますが、決め手に欠けます。確実に仕留めるのなら、やはり接近して直接攻撃する必要があるでしょう」


 自衛隊の攻撃も効いてはいるが、それでも致命傷には至らない。

 やはり決定打となるのは至近距離からの強力な一撃だ。


「我々で隙を作り、相坂さんに止めを刺してもらおうと考えていますが、いかがですか?」

「……確かにその意見には賛成だ」


 最大狂化、最大支援を行った状態の六花ならばあのアルパにも十分な致命傷を負わせることが出来るだろう。

 問題はその隙をどうやって作るかだ。


「そのための仕込み・・・もしてありますが、欲を言えばもう一手欲しい所です。それをアナタにお願いしたいのですが……出来ますか?」


 挑発的に問うてくる十香に対し、西野は笑う。


「やってやるさ」


 最後の作戦が始まった。

 

「おーい、ねえちゃん、まだまだ大丈夫かー?」

「もちろんなのだ、弟よ!私ならあと百発は打てるぞ!」

「すげぇ、流石ねーちゃん!」


 少年少女の双子は戦場を駆ける。

 小柄な彼らは、瓦礫の隙間を縫うように移動し、的確に攻撃を繰り出してゆく。

 アルパに致命傷を与えるには足りないが、それでも足止めに徹するのならば十分機能した。


「二人ともっ!」


 振り向けば、彼らの姉である十香が自分たちに何かサインを送っていた。

 了解とばかりに、二人は気合を入れる。


「「いっくぞおおおおおおおおおおおっ!」」


 双子は岩と炎を弾幕のように展開する。

 二人の職業はともに『初級魔術師』。

 ただし、扱える魔術は士織が『炎』、士道が『土』と異なっている。


「ギィッ!」


 アルパはそれを即座に躱そうとする。だが、その刹那、自衛隊の銃弾が彼女の体へ撃ち込まれる。


「ギギィィイイイイイイ!」


 ああ、鬱陶しい。

 アルパはまだ生き残っている兵隊アリたちに指令を出す。

 あの人間どもを命懸けで足止めしろ、と。


「「「ギギィ!」」」


 兵隊アリたちは頷き、動き出す。

 だが次の瞬間、アルパにとって全く予想外の事態が起きた。


「ギギッ⁉」


 なんと兵隊アリはあろうことか主である己を襲い始めたのだ。

 その様子を、五十嵐十香は満足そうに見つめる。


(スキル『魅了』――ここへ来るまでに何匹か私達の支配下に置かせてもらいましたわ)


 十香は手をかざす。

 十香の『魅了』はレベルが上がったことでモンスターも『魅了』することが出来るようになったのだ。

 彼女によって操られた蟻が次々とアルパへと襲い掛かる。


「ギギ……ギイイイイイイイイッ!」


 だが、アルパの混乱は一瞬だった。

 即座に兵隊アリたちを己の爪で切り捨てる。

 使えぬのならせめて経験値の足しにするだけだ。


「ギィ……」


 それよりも厄介なのはこちらへ駆けてくる一体の人間。

 鉈を振りかざし、あの赤い瞳を宿した人間の攻撃だけは厄介だ。


「やああああああああああああああっ!」


 その刃がアルパに迫る。

 だがまだ躱せる。

 そしてカウンターで牙を突き立てて殺してやる。

 そう思ったその瞬間、


召喚サモンマッド・バインド・エレメンタル」


 十香の声に応じる様に、アルパの足元が泥のように変化する。

 彼女の職業『召喚士』による『精霊召喚』だ。

 双子ほどの攻撃性能はないが、炎の壁や泥の足場など、相手の行動を阻害する能力に長けている。


「ギィ……」


 足元がぬかり、アルパはその場から動く事が出来なくなる。


「六花ちゃん、これを使え!」


 五所川原が自分の持っていた丸太をアルパの前方に投げる。

 それは泥に浮かぶ一本の架け橋だ。


「ナイス、ハっさん!」


 六花は丸太を足場にしてアルパに接近する。

 ちなみにハっさんとは彼のあだ名だ。五所川原八郎だからハっさん。安直。

 六花の刃がアルパに迫る。


「ギッ……」


 こうなれば相打ち覚悟でこの人間を殺してやる。

 そう思った次の瞬間――、


「――『動くな』ッ!」

「ッ……!?」


 西野の『命令』が、一瞬、ほんの一瞬だけアルパの動きを阻害した。

 ネームドであり進化したアルパにとって低位の命令など大した効果はない。

 だがそのほんの一瞬の硬直は、この戦場において致命的な隙となった。


「やああああああああああああああっ!」


 最大狂化、最大支援を受けた六花の刃はアルパの体を真っ二つに切り裂いた。


「――――」


 成す術の無い一撃に、女王蟻アルパは断末魔の悲鳴を上げる事も出来ず消滅した。

 六花の足元に拳大の魔石が転がる。

 その瞬間、その場にいる全員に大量の経験値獲得を告げるアナウンスが流れた。


「……終ったのか?」


 ぽつりと誰かが呟くと、全員が喝采し沸いた。


「勝った! 勝ったぞおおおおおおおお」

「やった、やったわ!」

「俺たちが勝ったんだ!」


 誰もが勝利を祝い沸き立った。

 西野も思わずその場に座り込む。


(ハァ……ハァ……とりあえず、これでこっちは何とかなったな……)


 最低限自分達の果たすべき役割は果たした。


(後は任せましたよ……クドウさん)


 相手はあの超巨大なゴーレムだ。きっと自分たち以上に激しい戦いを繰り広げている事だろう。


 でもなぜだろう? 

 

 西野にはあの男性が負ける姿が想像できなかった。

 



 そして視点は変わり、市役所付近―――、


「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!」

「ルォォオオオオオオオオオオオオオン!」


 何の迷いもなく、俺とキキは前に出る。

 これまでの戦闘で分かったティタンのスキルは二つ。

『擬態』、そして『ゴーレム作成』だ。

 その身一つでも他者を圧倒できるだけの力を有していながら、更にそれを補う嫌らしいスキルも持っている。


(ホント、こんなのを討伐とか難易度おかしいだろ……)


 まあ、それでもやるしかない。


「ルゥウウウウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!」


 今までよりも遥かに強大な超大絶叫。

 ティタンは大きく跳躍し、両手を合わせてハンマーのように振りかざした。


「おまっ……嘘だろ!?」


 その巨体で飛び跳ねるとかありかよ?

 物理法則を完全に無視した動きだ。

 容赦のない一撃が空気を破裂させ、大地を蹂躙しつくしてゆく。

 予想はしていたが、当たってほしくなかった。


 ――ティタンは本体の方が強い。


 動きのキレも叫びの破壊力も、全てが今まで戦ってきた土人形ゴーレムよりも上だ。

 直接戦った方が強いのならば、なぜそうしなかったのか?

 おそらくは俺と同じ理由だ。


 ――『万全を期す』ため。


 リスクを負わず、分身で片付けられるのならそれに越したことはない。

 もし俺がヤツの立場なら同じ選択肢を取るだろう。

 そして、もしその戦術が破られた時、背水の陣となった時にどうなるか?

 なりふり構わず全力で敵を屠りに来るだろう。

 守る事を止めた敵こそ、最も恐ろしい。


「ルオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!」

破城鎚パイルバンカーッ!」


 振りかざされる破壊の拳と破城鎚パイルバンカーが激突する。

 威力はほぼ互角。

 僅かにティタンはよろめき、体勢を崩した。


「分身の術」


 その隙に俺は武装を解除し、五体の分身を作り出す。


「煙遁の術」


 更に煙を発生させ、分身と本体をシャッフル。


「ルォ……」


 ティタンは煙の中から現れた俺たちに瞠目する。

 そう言えば、コイツにこのスキルを見せるのは初めてか。

 どれが本体か分からない以上、ティタンの取るべき選択肢は決まっている。


「ルォオオオオオオオオオオオンっ!」


 案の定、奴は手に持った瓦礫を砕き、周囲にぶちまけた。

 アカを身に付けていない分身たちはあっさりと紙細工のようにその身を四散させる。


「残念、全部偽物だよ」


 その間に、俺(本体)は『土遁の術』でティタンの足元に移動していた。

 そして地上に出た俺は、ティタンの足元の瓦礫をアイテムボックスへと収納する。

 ぐらりと、奴が体勢を崩す。


破城鎚パイルバンカーッ!」


「ルオオオオオオッ」


 破城鎚パイルバンカーでティタンの左足を粉砕する。

 だが奴は砕けた左足をそのまま振り下ろした。

 ズドンッ! と地面が揺れ、周囲に瓦礫が飛散する。


「ぐあっ……!」


 その破片を俺は防ぎきる事が出来なかった。


(ヤバい……破城鎚パイルバンカーにヒビが入った……)


 僅かなヒビ、だが確かな崩壊の兆しだ。

 HPも一気に半分以上持っていかれた。

 防御の要であるアカが瀕死な以上、ティタンの攻撃全てが俺にとって致命傷になり得る。


(一気に決めるっ!)


 俺は即座に『壁面歩行の術』を発動し、ティタンの体を駆け上がる。

 たどり着いたのは『口』だ。


「ルォオオオオオオオ!」

「させるかよっ!」


 即座にティタンは口を閉じようとするが、そうはさせない。

 俺は『電柱』を複数本取出し、それを『影』で束ねる。

 本来であればアイテムボックスは相手の体内に放つ事は出来ない。

 だがこれだけの巨体であれば話は別だ。


「ルゴッ……ゥゥオオオオオン!?」


 案の定ティタンは口を閉じる事が出来ずにもがいている。

 手を使って取り除こうとするも、その瞬間一之瀬さんの狙撃がティタンの指――正確には親指に当たる部分を貫いた。更にもう一発銃声が響く。おそらくもう片方の指も貫いたのだろう。

 一之瀬さんはこれで限界。だが、そのおかげで時間が稼げた。


「感謝します、一之瀬さん」


 その隙に、俺はティタンの口内を駆ける。一寸法師にでもなった気分だ。

 そして口内の最深部、そこに怪しくきらめく大きな岩を発見する。


「分身体と構造が同じでよかったよ……」


 おそらくはこれがティタンの急所。

 外側からはあれだけ策を弄しなければいけなかったが、内側からなら――


破城鎚パイルバンカーッ!!」


 巨大な杭がティタンの急所を打ち貫く。


「ルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン⁉」


 悲鳴を上げるティタン。

 まだだ、更にもう一発、杭を打ち付けると、ビキッとティタンの核にヒビが入った。


「ッ……限界か」


 同時に破城鎚パイルバンカーも砕けた。だが核はまだ完全には壊れていない。

 まだ足りないのかッ……! 

 MPはもうない。

 破城鎚も壊れた。

 残されたのはこの身一つ。

 ならばと俺は己の拳に影を纏わせヤツの核を殴りつける。

 砕けろ。


「きゅー!」


 フードに隠れていたキキが支援魔法を使う。

 僅かに上昇したステータス、そして『渾身』を発動させひたすら核を殴る。


 ―――砕けろッ!


 ベキッと拳が潰れる音がした。


「ぐあっ……」


 激痛が走る。視界がくらくらし、意識が飛びそうになる。

 だが、構うもんか。

 痛みに悶絶している暇があったら、少しでも拳を振るえっ! 

 血に染まる拳を再び『影』でコーティングし、打ちつける。

 砕けろっ。


「ルオオオオオオオオオオオッ!」


 足掻きとばかりにティタンが体を震わせる。

 態勢を崩し、頭を強かにヤツの口内に打ちつける。

 強烈な痛みに、脳が爆ぜるかと感じた。


「クソッ……!」


 今度は全身に『影』を纏わせ、強制的に操作する。

 既に拳の感覚は失われ、噛みしめた唇から流れる血が口の中を満たし、血の味が広がっていた。

 でも、構うもんか。

 絶対に、勝つんだ!


「俺は……」


 俺はお前に勝って……モモや一之瀬さんと、アカと、キキと共に生き延びるんだ!

 俺に命を預けてくれた彼女に報いるためにも!

 絶対に勝って!生きて帰るんだ!


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」


 灼熱の様な叫びと共に、全ての想いと熱量を拳に乗せて、俺はティタンの核を打ちつけた。


「砕けろおおおおおおおおおっ!」


 ―――そしてバキンッと、ヤツの核がついに砕けた。

 断末魔の叫びを上げて、ティタンの体が崩壊してゆく。

 

「やったっ!」


 その瞬間、俺は即座に口から出る。

 ゴーレムを見上げれば、その体が少しずつ崩壊してゆく。

 最初にコイツの人形を倒した時と同じ現象だ。

 

「……ァアア……」


 ティタンは短い脚で膝立ちになり、どこか一点を見つめていた。


(どこを見ている?)


 視線の先。

 そこに在ったのは、市役所だ。

 ティタンはボロボロと形を失いながら、ゆっくりと市役所へ向けて腕を伸ばす。


「……ルゥ……ァ……ォゥ―――」


 ボキン、と腕が折れ地面へと還ってゆく。

 やがてティタンは形を失い、そこには瓦礫の山と拳よりも二回りほど大きな紫色の魔石が残された。


「……これは本物だよな?」


 アイテムボックスに収納すると、『ティタンの魔石×1』と表示された。

 そして、俺がそれを確認するのとほぼ同時に『声』が響いた。


≪経験値を獲得しました≫

≪経験値が一定に達しました≫

≪クドウ カズトのLVが24から25に上がりました≫


≪経験値が一定に達しました≫

≪クドウ カズトのLVが25から26に上がりました≫


≪経験値が一定に達しました≫

≪クドウ カズトのLVが26から27に上がりました≫


≪経験値が一定に達しました≫

≪クドウ カズトのLVが27から28に上がりました≫


≪経験値が一定に達しました≫

≪クドウ カズトのLVが28から29に上がりました≫


≪経験値が一定に達しました≫

≪クドウ カズトのLVが29から30に上がりました≫


≪種族LVが最大値に達しました≫

≪上位種族が選択可能です≫


≪ネームドモンスター『ティタン』の討伐を確認≫

≪討伐参加者を解析――MVPを選定≫


≪MVPをクドウ カズトに認定します≫


≪討伐ボーナスが与えられます≫

≪『質問権』が解放されました≫


 頭の中に響く大量のアナウンス。


「ハァ……ハァ……」


 ヤバい……もう立ってるのも限界だ……。

 その直後、俺の視界は激しく揺らめき、その場に倒れた。


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書籍7巻3月15日発売です
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