表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不器用なふたり  作者: いしかわ
2/11

2、回想

2、回想



彼女は高校時代の先輩で、専門学校に入学してしばらく経った頃偶然町で再会した。

思い出話に花を咲かせ、近況を伝えあう楽しい時間。

高校在学中は仲の良い先輩の一人ではあったが、こうして一対一で話すことはなく、初めて彼女の事を知ったような気になった。


茶色い髪を肩より少し長い位で揃えて、耳にはピアス、赤い口紅が似合っている彼女は真面目で真っ直ぐな性格をしていた。

話ながら相手への印象がどんどん良くなって、じゃあまたいつか、と彼女が立ち去ろうとしたときには口が勝手に動き出していた。


「また、会ってくれませんか」


元々連絡先は知っていたし、お互い恋人もいない。

快く了承してくれた彼女との恋愛が始まるのに時間はかからなかった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ