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File.20 オタク(アニメ)系メイド

File.20 オタク(アニメ)系メイド


・うちのメイドさんがオタク(アニメ)系メイドだったので、どう言った事をするかをまとめてみた

 まとめ主;メイドの主のジョウ様


1.日曜日の夕方になると泣き出す。

「サ〇エさんが終わっちゃいますよー! うえーん!」


2.アニメが1クール終わって、気に入った作品が終わると燃え尽きる。

「ふっ……ジョウ様。燃え尽きました。真っ白に……ね」


3.家に新しい友達を呼ぶと同じ反応をする。

「タロウ? トモヤ? いえ、知らない子でございますわよねぇ」


4.対義語が可笑しい

「攻め? 攻めの対義語は守りではなく、受けだと思われますが?」


5.声を聴くと大抵声優で例える

「ご主人様。CV:安本〇貴似のお父様がお呼びでございますよ?」


6.カラオケに行くと歌う曲はアニメソング

「ざーんこーくなー、てーんしの天〇のようにー」


7.電波ソングも歌う

「さぁ、いくでざ〇す」

「ふ〇ぁー」

「まともに始め〇さいよ!」


8.原作派と対立する

「ここはやっぱり原作通り、主人公とヒロインが結ばれるシーンが先でしょうが!」

「いや、アニメのみでやっていた水着回も良い出来だったと思いますよ?」


9.ルービックキューブを行うといつも女の名前を呼ぶ

「……出来た。 愛しているぞ、エレ〇――――!」


10.胸に触ってしまったら、武器は出ないと言われる。

「ご主人様、私は別に胸に触られる事に取り乱したりはしませんが、武器は出ませんよ? なにせご主人様はヴォ〇ドを持ってはいないのですから」


・ここまでのアニメネタ解説

1→「サ〇エさん」よりサ〇エさん症候群

2→「明日の〇ョー」

3→「艦隊これ〇しょん」

6→「エヴァン〇リオン」

7→「らき〇た」

9→「ガン×〇ード」

10→「〇ルティクラウン」


「ふぅー……まぁ、こんな物かなぁ……」


 と、先ほどまで『うちのメイドさんがオタク(アニメ)系メイドだったので、どう言った事をするかをまとめてみた』をネットに作っていた俺、城ノ内康貴(じょうのうちこうき)はこれを見てふぅーと一息吐いた。


 このネタ元、城ノ内家で働くメイドの花梨(かりん)さんはアニメオタクである。それも結構重度の方の。


 お休みはほとんど撮っていたアニメの消費、それと秋葉原とかでアニメグッズを買いあさる日々だ。それさえなければ、もう結婚していないのが可笑しいくらいの美女なのに、アニメに情熱を傾けすぎるせいで未だに年齢と彼氏いないがセットなのだとか。『まぁ、それもアニメっぽくて萌えますが! むしろ萎えずに居られますが!』と、本人は別に気にしていないようだが。


 うちのメイドとして働きに来たのだって、苗字が城ノ内で、僕がちょっとカードゲームにはまっていただけだし。まぁ、アニメだけでなく、メイドとしての仕事もちゃんとしてくれるし、今だって親戚の子供達の相手をしてくれる優しいメイドなのだけれども。


 ほら、今だって耳をすませば外から花梨さんと子供達の楽しそうな声が……


『真〇はいつも〇とーつ!』

『ひとーつ!』

『そうですよ、真一様。そのまま小学1年生になりましたら、シューズと服のご用意を……』


「あいつは子供達に何を教えているんだ!」


 普通に遊んでくれるだけで良かったのに! どうして布教とか始めちゃうの! 子供達って純真無垢で、それに花梨さんは子供達からの人気も高いから信じちゃうのに!


「ちょっと説教しないとな!」


 僕はそう言って、腕まくりをして花梨の暴走を止めるために行くのであった。

感想にてリクエストがありました『オタク(アニメ)系メイド』を作ってみました。

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