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水面／意地っ張りな君のことだから
「水面」
ひかりのつぶ
おとのつぶ
みずのつぶ
きらきらしく ゆれて
とんで はねて
おどるおどる ぢめんの上
ゆらゆらとただよい
さわさわとさざめく
時には またたき
時には かがやき
あそんでながれる
いのちのつぶ
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「意地っ張りな君のことだから」
「笑って」と言ったなら 君は綺麗に笑うだろう
たとえ どんな心を感じていても
「泣かないで」と言ったなら 君はこくりとうなずくだろう
唇をぎゅっと噛みしめながら
「怖い」と僕が言ったなら 君は優しく背中を叩くだろう
大丈夫、と母のように
だから もし
君が傷つき 戸惑い 途中でくじけそうになったなら
僕は黙って抱きしめる
まだまだ頼りない僕だけれど
ずっとそばにいるくらい いつだって引き受ける
意地っ張りな君のことだから
「嫌だ」って言うかもしれないけれど
