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僕が僕であるために~生きる、ということ

――あのころ

あのころ、僕たちは

走ることに必死だった――


僕が僕であるために

君には出来ない、今の僕たちにしか

出来ないこと。

たとえ昔の君が

出来ていたとしても、今の君には

出来ないこと。


君が逝ってしまってから、

僕たちは

「生きてゆく」ということを

考えるようになった。


君が去ってしまってから、

僕たちは

「自分」という人間を

見つめ直してみた。


そしたら、そこに

――僕たちの記憶の中の

どこにでも。

君の感情や、笑顔

そして、言葉が

浮かんでいた。


君は

新しい夢を持ったり、

叶えたりすることなく、遠くへ

逝ってしまった。


でも、君は

最後の最後に

僕たちに

「何か」を教えてくれた。


だから、僕たちは。

自分が「自分」であるために

君をずっと忘れないだろう。

そして、素直になって

新しい人生の

スタートラインに

立っていこうと思う。


ありがとう。

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