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掌編小説

Re2:Re2:Re​2:Re2:Re2:

作者: 斎藤康介

 一週間前に合コンで知り合った男性からメールがきた。食事の誘いだった。

 彼は背が高く、話も面白くて、理知的な雰囲気が漂う男性だった。分かれ際にアドレスを交換し、何度かメールをした。メール内容は好きなものや、趣味とかありきたりなことだった。

 それから数日間、ぱたりと来なくなり、今日あらためて食事の誘いがきたのだ。


 私は少し好意を持っていたから了解の返事を送ろうとし、そしてメールの件名を見て手が止まった。件名には“Re2:Re2:Re​2:Re2:Re2:”とあった。

 すぐ送る返信ならまだしも、何日か間が空いていたにもかかわらず、彼は前にやり取りしたメールの返信ボタンを押して、安易にメールを作成し送ってきたのだった。

 それは些細なことかもしれないが、自分が手軽な女に見られているように思えて腹が立った。

 彼への気持ちが冷めた瞬間だった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分の感想を述べていた。 [気になる点] 内容が薄い。 [一言] 体験談を基に文を書いていたので、それがとても印象に残りました。
[一言] 今日は! 彼女の気持ち、凄く分かります。 だから私は、毎回返信する度に"Re:"の文字を消してメールしてます。 こう言うことに関しては、意外にまめなんで(笑) 斎藤さんって、日常を…
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