第30話 冒険者登録
大規模クエスト7日目、隠匿竜討伐から3日。
マルチウェイスターの街、大聖院の一室。
それが俺の目覚めた場所だった。
冒険者ギルドと同様、街の上空に位置する浮遊石の上に建てられた聖院の窓からは、錬金都市マルチウェイスターの街全体を見下ろすことができ、見渡す限りの大地には、幾万もある家屋が立ち並び、かすかに見える郊外には、大規模な耕作地が広がっていた。特に大聖院の真下にみえる中央市場は人々で溢れかえっている。
まさに平和そのもの。
隠匿竜との戦いが嘘のようだ。だが、ただの浮浪者にすぎない自分が街のど真ん中にある大聖院のしかも入院個室に入れられているという事実が、あれが夢ではないと証明していた。
「【槍聖】様が寝ている間に起ったことを説明させていただきます」
目が覚めたところにいた男性、【土石術師】は【炎刃】たちのパーティの専属オペレーターをしている人物だった。名刺に書いてあった青春朱夏出張料理隊とは【炎刃】たちのところのパーティ名のことらしい。
つまり【土石術師】もまた隠匿竜との戦いに参加していた人物だった。
彼に曰く、俺たち高ランク冒険者第三班は、第三層から帰還した【看守】率いる第一班に回収され、そのままマルチウェイスターの街へ緊急輸送されたようだ。俺は急性MP欠乏症、いわゆるマナ切れでずっと眠っていたらしく。すでに隠匿竜の討伐が確認されてから丸二日以上が経過していた。
「青春朱夏のメンバーはもう全員起きてます。命に別状はありません」
全員無事。少なくとも命は。
ただ〈ヒール〉の遅れた【雷弓】の左腕と右足は再生できず、今後は義手義足を使ってのリハビリ生活を送るとのことだった。錬金都市マルチウェイスターには腕のいい技師も多く、生活するうえで不自由しない程度には回復するらしいが、冒険者に戻るのは絶望的だった。
「隠匿竜と直接対峙し、討伐まで成し遂げて、この被害です。うちはマシなほうですよ」
彼のいう通り聞かされた大規模クエストの全貌は散々たる結果だった。
参加者全302名中 死者95名(うちS級1名、A級5名) 再起不能の怪我41名。
「【暗殺者】様の所の【僧侶】様も含めて、参加したA級の半分が死にました。ですが、うちのA級の【炎刃】は無事、【雷弓】も生きてはいます。B級の【榊】【水斧】も今回の功績でA級にあがるでしょう」
【雷弓】が冒険者として働けなくなっても単純な差し引きだけならプラス。
そういった【土石術師】の顔は、その冷徹な言葉の割に、ひどく悲しそうだった。
「【槍聖】ナイク。あなたには感謝しかありません。あなたが隠匿竜を見つけなければ、我々は死んでいた。ひとり逃げ帰ってもよかったのに、あなたはあの場で隠匿竜に対処してくれた。おかげで【雷弓】は助かりました」
俺の手を握る彼の手は、思ったよりもボロボロで、傷だらけだった。オペレーターとはいえ冒険者である彼は、貴族のお嬢様のフリカリルトと違い、前線に出ることもあるのだろう。
「青春朱夏はあなたの味方です。何があっても味方であり続けるとこの【土石術師】グンジョウの名において〈宣誓〉いたします」
彼はそういって両手をかかげて、女神に祈りを捧げ、誓約を結んだ。
「実はあの兄妹、【炎刃】と【水斧】は貴族なんです。本人たち曰く大した領地もない地方貴族だそうですが、それでも、あなたが望むなら、一人くらいなら身を匿うことくらいはできるそうです」
「身を匿う?」
「はい。ですので気が向いたらバックロージャ領にいらしてください。我々はあなたの味方です【槍聖】ナイク様。たとえあなたがどんな役職であったとしても」
そう言い残して、病室をでていった【土石術師】の背を見送りながら、俺は何も言えず自分で切り裂いた手首をさすっていた。
それからさらに数日して、後始末を終えた大規模クエスト本隊が帰ってきた。
「【槍聖】様は英雄になっちゃったみたい」
急性MP欠乏症から回復した俺が、冒険者ギルドでクエストを選んでいると、後ろから声をかけられた。
振り返ると、金髪がはためく小柄な少女の姿。
ギルド職員の【錬金術師】フリカリルト・マルチウェイスター。
彼女の視線の先には、今回の大規模クエストの功労者順位のランキングがあった。石造りの小綺麗なギルドの壁にでかでかと貼り付けられたランキング表の2位には【槍聖】アンヘルの名がしっかりと刻み込まれている。
「英雄か。そりゃ、アンヘルはあの隠匿竜にトドメを刺したんだからな」
「私としては1位にしたかったのだけど…………ね」
功労者ランキングを見上げるフリカリルトの目は、一仕事終えたように爽やかで、それでいて少し寂しそうに見えた。
それも当然、今回の大規模クエストは大失敗なのだ。
かろうじて完遂できたものの被害が大きすぎる。Sランク冒険者が死に、高ランクにも被害者多数。多くの冒険者たちが、パーティメンバーや友を失った。
地域規模で〈隠匿〉を発動させていた隠匿竜はあまりにも強すぎたが、そんなことは関係ない。俺たち末端冒険者にもいえることだが、魔物との戦いは勝って当たり前、その上でどれだけ上手く勝てたかで評価される。
なぜならば、負けるとは死だから。死人をいくら褒めても生き返らないように、敗北は評価のしようがない。こういった大規模クエストで敗北した場合、主導した貴族は仮に本人が生き残っていたとしても貴族社会的には死んでいるらしい。
残酷なようだが人間の支配領域は世界に比べてあまりに狭い。
敗北とはその狭い領域をさらに狭めることに他ならない。
領地を守るという貴族の責務を全うできないということなのだろう。
「フリカリルトもギリギリだったわけだ」
「ええ。地盤ぐちゃぐちゃ。勝てたから何とか繋げたけど。しばらく大変」
フリカリルトは今回の大規模クエストの責任者として毎日のように遺族巡りをしているのだろう。彼女の端正な顔は少しやつれているようにも見える。
「【槍聖】には感謝してる」
「【槍聖】アンヘルな」
アンヘルはあの時、俺が投げた槍を勢いを殺さず掴み、そのまま槍に自分の力を重ねて隠匿竜を貫いた。2,000人の死霊を使っても顎を吹き飛ばすことしかできなかったレベル135の隠匿竜の体をたった2撃で、致命傷まで持っていたのだ。
入院中に、こそっと本人に確認はしたがアンヘルには〈死霊の囁き〉はかかっていなかったようで、隠匿竜が見えていなかったらしい。逆に言うと全く見えていないにも関わらず致命傷を入れたということだった。
逃げられていれば、隠匿竜の討伐はさらに難航を極めたであろう。何せ、目の前にいるのに気が付かないほどの〈隠匿〉だ。三階層もびっしりと草木が生い茂ったダンジョンの中で逃げ隠れ続けられば見つけるまでに、またどれだけの犠牲が出るのか想像もつかない。
その事態を防いだ彼は間違いなく英雄といえた。
「あれで、まだレベル20台だったってのがな。隠匿竜討伐で50もレベル上がったらしいが」
「将来S級確実って言われてるわね」
「噂になってんのか?」
「ええ。ギルドは連日、彼の話で持ちきりよ」
「そりゃ羨ましい」
フリカリルトは疑うように目を細めてジッとこちらをみた。
「嘘」
「いや、羨ましいよ。モテモテだ」
嘘ではない。
俺だってチヤホヤされたいという気持ちはある。
が、それ以前に【死霊術師】である俺は有名になるのは困るだけだ。
そういう意味では今回の結果は俺にとってある意味理想通りといえた。
俺の功労ランキングは302人中10位。ギルドの壁に射影つきで大々的に掲示されている9位までと違ってよく読めば書いてあるという目立ち方だ。しかも目立たない中で一番高い順位。
フリカリルトとの契約や、赤蝶の主討伐による特別手当も含め、報酬もかなり貰えたし、最高の位置につけた…………のだがなんとなく釈然としないものを感じてしまう。
「ナイクは噂の内容知ってる? 【槍聖】はまだ役職を得て一年もたってないのに、どんな高ランク冒険者にも見つけられなかった隠匿竜を看破したらしいわよ。そして彼の指示のもと高ランク冒険者たちが戦い、最後は自らの手でトドメを刺したんですって」
「色々混ざってんな」
フリカリルトはと、くすくす笑いながら、そうでしょと、俺の脇をペチペチと叩いていた。
「もう1人の【槍聖】さんも10位なのにね」
同じ【槍聖】のアンヘルのおかげで、俺は冒険者たちから認知されていないということだろう。
目立たないのは都合がいい。
とても都合がいい。
「可哀想」
ニマッと笑うフリカリルトの表情はあわれんでいるというより、とても楽しげで、何やら満足そうに見えた。功労順位の決定には仮登録の俺は参加できなかったが、もしかしたらフリカリルトが気を利かしてくれて10位以下にしてくれたのかもしれない。
「いいんだよ、俺は。これ取れたからな」
先ほど手に入れた自分の冒険者プレートを革の鎧の隙間から取り出した。
ナイク Lv25 【槍聖】Eランク
金属でできた2枚組のプレート。どちらにも同じ表記、文字で名前とレベル、役職が書いてある。仮登録用のまがいものではない、レベルが上がると連動してプレートに記載されているレベルも上がってくれる本物の冒険者プレートだ。
「そう、うまくいったのね」
フリカリルトはプレートを確認して、こちらを向いた。そのまましばらくジッと俺の目を見つめ、困ったように眉を細めた。
「結局【槍聖】で登録したのね。MP3倍の【槍聖】さん」
冒険者ギルドの本登録には役職とレベルの登録が必須である。偽装防止のため、印字される【役職】は必ず水晶で測定される。これは神託の儀で用いられるものと全く同じであり、再度神託内容を確認する作業といえる。
ギルド職員の前で女神様のお告げを聞き直すということであり、偽装することなど本来不可能である。
だが俺は登録できた。
先ほど数名の職員の前で、水晶に【槍聖】の神託結果を映してきたのだ。こんなことができたのは全て、フリカリルトから手に入れたスクロールのおかげである。
スクロールとは〈抽出〉された〈スキル〉を一回だけ使うことができる巻物のような装備品である。
一回限りの使い捨て品ではあるものの、誰でも簡単に他人のスキルを使うことができる非常に希少で高価なものだ。狙ったスキルのスクロールなどそう簡単に手に入らないが、フリカリルトは契約の報酬として、〈詐称〉が抽出されたスクロールを俺にくれた。
今、俺はスクロールを持ってして【死霊術師】を【槍聖】に〈詐称〉している。この〈詐称〉によって神託の水晶を騙して冒険者登録を通過したのだ。
「でも何で【槍聖】? 本当はアルケミスト系のくせに」
俺が【槍聖】でないと知っているフリカリルトから当たり前の疑問ではある。
もっとステータスが近いものを選べば隠しやすいだろう。
でも俺は【槍聖】がいいのだ。
「アルケミスト系? 何をいってるかよくわからないなぁ。見ろよこの槍捌き、どこをどう見たって【槍聖】だろ」
くるくると槍を回すとフリカリルトは呆れたように大きくため息をついた。
「あのね。【槍聖】は〈隠匿〉も〈血の香り〉とやらも覚えないわよ?」
「しょうがねぇな。特別に見せてやるよ?」
俺はフリカリルトに向かって自分のステータスを開示した。
彼女の手に触れて、頭の中に呼び出した自分のステータスとマナと共に彼女に流す。こうすることで自分の見せたいステータスを相手に見せることができるのだ。
本来、ステータスは偽装することはできないので、開示は絶対に信用できる情報だ。開示しあう様子は冒険者がパーティを組む際などによく見られる光景ではあるが、まさか自分ができる日が来るとは思わなかった。
〈詐称〉の効果が切れるまでではあるが、それでも仲間ができたような気がして、なんとなく嬉しい気分だ。
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ナイク【槍聖】Lv.25
所持スキルツリー 未割り振り1
⭐︎一筋の槍の真髄 0
•初級槍術 24
•冒涜の災歌 0
パッシブスキル
〈一筋の金色の槍撃〉
〈血の香り〉
〈槍装備時ATK上昇1.5〉〈残心〉
〈隠匿〉〈捕食強化〉
アクティブスキル
〈槍投げ〉〈叩きつけ〉〈刺突波〉〈棒高跳び〉
実績
《■■■■■》《悪食》
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「ちょっと……ナイク、馬鹿」
開示したステータスを見たフリカリルトは若干気恥ずかしそうに顔を赤らめている。
そういえばスキルポイントの詳細な割り振りまで見せるなんて家族や恋人同士しかやらない行為だ。人生初めてのステータス開示にはしゃいで思わず全部見せてしまったが、丸裸になったようで確かに少し恥ずかしい。
とはいえ今後できる保証もないので最初で最後になるかもしれないのだ。
できるうちにやっておかなければ。
「ほら、正真正銘【槍聖】だろ」
「本当に行政泣かせのスキルね。嫌いよ」
「フリカリルトのおかげだぜ」
「最悪」
フリカリルトは整った顔をギリギリと引き攣らせてこちらを睨んだ。約束だからやってはくれたが、流石にギルド職員でありながらギルドを騙すのは気が進まないようだ。
とはいえ、大規模クエストを続ける取引内容である『〈鑑定〉で得た情報を喋らないこと』という約束を破るようなことはせずただただ黙って、抗議するようにこちらを睨み続けてくる。
「ほら〈隠匿〉の練習に付き合ってくれるんだろ? 【錬金術師】フリカリルトさんに〈詐称〉と〈隠匿〉に隠されたものが見破れるのかな?」
隠匿竜との戦いのおかげで、俺の〈隠匿〉もだいぶ精度が上がった。隠匿竜のような概念情報の〈隠匿〉までは再現できないが、それでも隠してるのを意識できないくらいには〈隠匿〉できるようになっただろう。
「やっすい挑発。いいわ。その挑発。この私【錬金術師】《勇者の知恵候補》フリカリルト・ソラシド・マルチウェイスターが乗ってあげる」
彼女はそういって俺の腕を掴んだ。
思ったより強い力に、止められ俺は動けなくなった。
「どうしたの?【槍聖】のナイクさん?」
ATKの高い【槍聖】が私より力が弱いなんておかしいわよねとでもいいたいのだろう。ただ、俺としてはそれ以上に先ほどのフリカリルトの発言の方が気になっていた。
「勇者の知恵?」
「あらら? まだ知らなかったの?」
フリカリルトは少し驚いたように目を丸くした。
「そう。へぇ、知らなかったんだ。私、こう見えても女神様のお墨付きなの」
彼女はそのまま掴んだ腕を介して、マナを流してきた。先ほど俺がフリカリルトにしたのと同じ、ステータスの開示だ。
開示に開示で返してくれるなんて、本当に仲間みたいだ、そんな嬉しい気持ちになりながらも、
とんでもない情報が流し込まれるような気がした。
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フリカリルト・ド・レミ・ファ・ソラシド・マルチウェススター
【錬金術師】Lv.39
所持スキルツリー 未割り振り 0
⭐︎錬金術の真理 21
•勇者の知恵 ×
•破魔の大葬 3
•自立人形生成術 侵外の書 15
パッシブスキル
〈並列思考〉〈高速錬成〉
〈精神汚染耐性〉
〈全ステータスバフ1段階上昇〉
アクティブスキル
〈知覚分離〉〈鑑定〉〈世界知接続:遅〉〈錬金〉〈抽出〉〈付与〉
〈自立人形生成:白鼬〉〈自立人形生成:葛〉〈自立人形生成:夜蚊〉〈自立人形生成:七哥〉〈自立人形生成:弾蟻〉
実績
《10年に一人の天才》《勇者の知恵候補》
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流し込まれる情報量の多さに言葉がでない。
脳の酸素が足りず口がぱくぱくする。
ただとりあえず、
「名前なっが。ドレミファソラシドさん」
「そこ?! 変な区切り方はやめて」
フリカリルト・ドレミファソラシド・マルチウェイスターは不満そうにこちらをジッと見て、それから愉快そうに微笑んだ。
「どうしたの? 自慢の〈隠匿〉がぶれてる」
ちゃんと俺が驚いているのがわかってご満悦なのかフリカリルトは嬉しそうにクスクス笑っている。
「喧嘩売っている相手の大きさがわかった? 私は6大貴族マルチウェイスター家の当主が姪、フリカリルト・ソラシド。アルケミスト系統の王たる純粋な【錬金術師】にしてマルチウェイスター家の次期当主候補よ。【槍聖】ナイク、今後も、せいぜい必死に隠しなさい」
それだけ言い残し、彼女は呆然としている俺を置いて、ルンルンとしながらギルドのカウンターの方へ戻っていく。そのまま立ち去るかと思えたフリカリルトはカウンターの直前でくるりとまわった。
「本当に、ありがとね」
最後に見たことないほど満面の笑みを浮かべて、そのままギルドの奥に歩き去った。
しばらく呆けていると、誰かに肩をつかまれた。
「ナイク、お前、本当にフリカリルト様に気に入られてんのな」
俺たちの様子を見ていたのか、A級冒険者の【炎刃】さんがニヤリと笑って肩を叩く。後ろからこちらに手を振る【炎刃】パーティメンバーたちは、片手片足を失った【雷弓】のリハビリ中のようで、勢ぞろいで【雷弓】をささえていた。
「あの方が一介の冒険者と開示しあってるのなんて初めて見たぜ。で、どこまで見たんだよ?」
【炎刃】だけでなく、後ろの美女3人衆もなにやら楽しそうにニマニマと笑っていた。
「どこまでって、スキルポイント振りです」
答えた瞬間に、【雷弓】が飛び上がった。
「えっ、えっ?!」
「ガチやん」
「青春だよ! 生! 青! 春!」
キャーキャーと黄色い悲鳴をあげている青春朱夏のパーティメンバーをよそに【炎刃】はすっとこちらに手を差し出した。
「ようこそ。【槍聖】ナイク。今日から君は冒険者だ」
手を握り返すと、【炎刃】は楽しそうに頷き、また俺の肩を叩いてリハビリに戻っていった。
自分の胸をみると、冒険者プレートがキラキラと輝いていた。
あとがき設定資料集
功労順位詳細
一位 【天気占い師】
二位 【槍聖】
三位 【僧侶】 (隠匿竜との戦いにて死亡)
四位 【榊】
五位 【雷弓】
六位 【暗殺者】
七位 【大食姫】 (隠匿竜との戦いにて死亡)
八位 【水斧】
九位 【看守】
十位 【槍聖】 (仮登録:隠匿竜の発見に著しく貢献)
十一位 【炎刃】
十二位 【雨乞い巫女】
十三位 【鐘鳴らし】(【暗殺者】パーティ専属オペレーター)
十四位 【鵜目鷹目】(光咲く大樹の木霊との戦いにて死亡)
十五位 【運び屋】 (仮登録:人員運送担当のゴーレム使い)
十六位 【土石術師】(【炎刃】パーティ専属オペレーター)
十七位 【砲撃手】 (光咲く大樹の木霊との戦いにて死亡)




