恐れられる存在
姫咲 華 ひめざき はな
金髪の綺麗なロングヘアーで顔も可愛い
学校で美少女No1と呼ばれるぐらい
でも呼ばれない理由がある。
皆から恐れられる女子ヤンだからだ。
1page『恐れられる存在』
僕が入学する中学校は、
ヤンキーが多いと有名らしい。
そんな所に明日から僕は、登校しないといけない。
嫌だけど、行くしかなかった。
なるべく目をつけられないように、
静かに学園生活を過ごそう。。
次の日…AM・6時
アラームの音で僕は起きた。
寝ぼけた状態で風呂場へと向かった。
僕は朝風呂に入るタイプなのだ。
朝は風呂を入り朝食を食べ、
制服に着替え学校に向かった。
校門前…
僕は校門前で少し止まった。
それは、校門前でヤンキー達がたまっていた。
怖くて通れない。
頭の色が黒じゃない人が多い。
校則違反じゃないか!
そんな人の横を通るのは無理だ。
陰キャには壁が高い。
俺は通ることも出来ず止まっていると後ろから
「邪魔。どいてくれない」
「す、すいません!」
俺はその人の事を見て謝った。
その時、その人の姿を見た。
俺は見て驚いた。この人も黒髪じゃない!!
金髪のロングヘアで顔も整っている。
一言で言うと美少女だった。
でも俺の苦手な香水をつけてた。
香水の匂いが凄いする…
俺はその人に道を譲った。
校門に居たヤンキー達はその人の知り合いらしく
その人が歩くとヤンキー達もついて行った。
俺はやっと学校に入れる。
少し心が楽になったよ。
〜入学式〜
校長が長い話をしてる。早く終わらないかなと、
思いながら座っていると肩を叩かれた。
「おい、お前さっき姫咲に邪魔って言われたやつだろ?」
(その言い方酷くないか?)と思ったがまぁいい
「うん。さっき言われた。」
「やっぱりな、アイツ怖いよな。評判悪いらしいしさ。」
さっき俺に邪魔と言った女の子は、
(姫咲 華 ひめざき はな)
「そうなんだ。ところで君誰?」
「ごめんごめん。俺は 佐藤 希帆 (さとう きほ)
よろしく!」
佐藤 希帆 俺と同じクラスらしい
姫咲とは小学校が同じだったみたいだ。
姫咲は小学校の頃から1人だけ浮いていたという。
よく喧嘩をしてたみたいだ。
中学生にも喧嘩を売っていたみたい。
(よくそんなことできるな)
そんな怖い奴が同じ学校なのか。恐ろしい。
「俺は 雨宮 薫 あまみや かおる 」
「雨宮か、よろしく。」
入学式は佐藤と喋って終わった。
クラスに戻って次は先生の話を聞かないと、
俺達は教室に入った。
そこには驚く光景が広がってた。
姫咲とほか3人のヤンキーが机の上に座り、
タバコをふかし座っていた。
(おいおい、こんなのバレたらやばいだろ)
教室のドア前で立ち尽くしている佐藤と俺を、
見つけ姫咲が近づいてくる。
「お前このこと誰にも言うなよ?」
『誰にも言わないよ。』
「安心できないから口封じするから今から近くの公園行くぞ。」
『えっ?もしかして』
今から俺喧嘩するのですか?
嘘…嘘でしょ…