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おじーちゃん、『姫プレイ』なう!?  作者: 堀〇
第一章 制限時間内に目標を殲滅せよ!
9/127

クエスト3 おじーちゃん、いきなり『ナンパ』にあう?

[ここは、アイギパン転移魔方陣広場です]


 視界の右上端に一瞬だけ現在地のことが表示されたのを見るとはなしに見て、儂はあらためて辺りを見回した。


 山と森林に囲まれた街――アイギパン。


 今いる場所こそ石畳の地面に大々的に文様――おそらくは『転移魔方陣』というのがこれのことなのだろう――が描かれた広場のようだが、なるほど、その周りは青々とした木々とそれによって作られたのだろう木材建築の家々が見えた。


 ふむ、さすがは小春が勧めるだけはあるな。


 何かの革でできた革靴。その爪先でなぞった石畳の感触。


 肌を撫ぜる風。増えゆく喧噪。空気に混じる木や石の香り。


 異世界体験型VRゲームの特徴とも言える、現実に限りなく近づけた電子仮想空間。その出来の良さについて、今一度感嘆の息を吐く。


 果たして、だんだんと同じプレイヤーだろう人で混みだした広場から遠ざかるように歩きだす。


 さて、とりあえず、じゃ。


 今は、このゲーム――『星霊幻想記~アイテールファンタジア・オンライン~』――通称AFOの正規版が始まる現実世界での深夜0時。


 あれから――美晴ちゃんが「もう遅い時間だから」と言う小春のやつと二人、ともに儂のまえから去ってから、儂は小一時間、AFOのホームページのなかの『初心者ガイド』というページを調べた。


 その結果。『初心者ガイド』に曰く、ゲームの進め方は、まずは自身のキャラクター制作――なのだが、これに関しては美晴ちゃんが居た時点でおおよそ決まっていた。


 それが、


「――≪ステータス≫」


 呟きとともに眼前に表示されるウィンドウ。……もっとも、声に出さずとも『コマンド』――脳内で一定の言葉を強く思い描く行為――だけでこの手の≪メニュー≫関係のものは開けるらしいが、それはさておき。


 目の前の、他のプレイヤーには目視できない15センチ×20センチほどのウィンドウに表示された内容は以下の通り。




『 ミナセ / 戦士見習いLv.1


 種族:ドワーフLv.1

 職種:戦士Lv.0

 性別:女



 基礎ステータス補正 ▼



 装備:見習い服



 スキル設定(0/3)    』




 最初のが『プレイヤーの名前 / 職種の名前』で、『見習い』というのが〈職〉のランクの表記。その横のレベルが『素体レベル』+『職種レベル』で、他プレイヤーとパーティを組むと、この『ミナセ / 戦士見習いLv.1』というのが表記されるのだとか。


 ちなみに『素体レベル』というのは、いわゆるアバター自身のレベルのことで、『種族』の項にある『種族:ドワーフLv.1』というのがそれにあたる。そして『職種レベル』というのが『職種:戦士Lv.0』のことで、このレベルが一定値以上になることで先述の〈職〉のランクが変化するらしい。


 また、『基礎ステータス補正』の横の『▼』で省略されているのは、そこの数値がすべて0だからで。これはまだ素体レベルも〈職〉もレベルを上げていないからである。


 ちなみに【スキル】について未だ一つも取得していないのは、わざとである。


 それというのも『初心者ガイド』や小春と美晴ちゃんに曰く、【スキル】はそれに見合った行動をとることで初期配布の『スキル変換チケット』の消費無しでも習得可能だからで。美晴ちゃんと合流するまでまる2日もの間、この世界で一人で過ごさなければならない儂には、そもそもこれと言ってやりたいことというのも無く。ゆえに、まずは儂自身のAFOでの生き方を探そう。そうしてから、あらためて『チケット』を使って【スキル】をとろう、と考えた次第である。


 と、それはさておき。『初心者ガイド』にある『まずはキャラクター制作』が済んでいる儂の、言うなればAFOにおける最初のやるべきことというのが、『クエスト』と呼ばれる『なんらかの依頼、もしくはお題』のなかでも運営が決めた初心者向けのお題――『チュートリアル』をこなすこと、である。


「ふむ。たしか――≪クエスト≫オープン、と」


 果たして、眼前に新しく浮かぶウィンドウ。




『 クエスト一覧


〇 チュートリアル1:冒険者登録をしよう!

〇 チュートリアル2:依頼をこなそう!

〇 チュートリアル3:買い物をしよう!

〇 チュートリアル4:モンスターを倒そう!


   ▼   』




 このなかの『チュートリアル1』に意識のフォーカスを合わせると、ウィンドウはまたも変化。


 表示されているのは、




『 チュートリアル1:冒険者登録をしよう!


 各街には必ずある冒険者ギルド。それは冒険者であるあなた達プレイヤーをサポートするための施設であり、そこに登録して、はじめてプレイヤーは街の一員として行動できる。


 さあ、だからまずは冒険者ギルドを探して登録だ!


 ※ ちなみに登録せずにHPを全損するとキャラクターデータを失うので要注意。



 達成条件:冒険者登録

 達成報酬:見習い冒険者ポーチ   』




 というものであるが……さて、その『冒険者ギルド』なる施設はどこにあるのだろうか?


「……まぁ、さがしてみればいいか」


 ウィンドウから意識の焦点を前へ。それによってウィンドウは勝手に消えるが、まぁそれはどうでもいいとして。儂はさっそく歩き出す。


 振り向けば、広場はいよいよプレイヤーと思わしき人々でごった返してきており、どんどんと騒がしくなってきた。


 今、現実ではまだ深夜0時を少し過ぎたぐらいの時間だ。儂のようにここからずっとこちらで過ごそうという者のほか、試しに少しだけやってみようという者も多くいるのだろう。


 果たして、総勢で何人のプレイヤーがいるのか。


 未だログインしていない人間も多くいるだろうし、最初に選べる街が3種類もあるのだから、まぁここだけで総数を推し量れるわけもないのだろうが……しかし、多いのぅ。と、増え続ける広場のプレイヤー陣に背を向けるように歩く儂に、




「――ちょっと、ねぇ! ねえってば!」




 声がかけられ、そして肩に手が置かれて立ち止まる。


「? なにようかの?」


 振り向いたさきに居たのは見知らぬ男。


 種族は『人間』だろうか。少なくとも『エルフ』の特徴とされる長い耳でもなければ、見える範囲で『獣人』の特徴たる動物的なそれもない。


 今の儂がかなり小柄なアバターであるのを差し引いても相手はそれなりに上背があるようで、わずかに見上げるような姿勢にならざるをえないことから『ドワーフ』であるとも思えない。


 ゆえに『人間』だろうと思える男に、しかし儂は見覚えがないのだが……まぁアバターの外見を弄っているのだったらそれも仕方ないのかの?


「はは、『なによう』って……! きみ、面白いキャラだね」


 はて、こやつは誰じゃろうのぅ? と、内心で首を傾げる儂を見知らぬ男は無遠慮に見回し、どことなく違和感を覚える容貌を笑み崩して言った。


「ねえ、きみの名前教えてよ。あ、俺は『クロード』ね」


 どうやら完全に初対面らしい。


「儂は『ミナセ』じゃが……。けっきょく、なんのようかの?」


 名乗られたので仕方なくこちらも名を告げながら、しかしわずかに男から距離を置く。


「へぇ、ミナセちゃんね。と、ああ、べつに何かようってわけじゃないんだけどさ」


 眼前の、なんとも形容しにくい――強いて言えば『下品』な笑みを浮かべて言う男を見上げながら思う。


 ……ふむ。これはあれかの。いわゆる『ナンパ』というやつかの?


 いや、まぁ儂の使っとるアバターは、たしかに小春や美晴ちゃんが太鼓判をおすほどには愛らしくはある……が、それにしたってこうまで幼過ぎる外見の相手にナンパなどするか?


 むしろ迷子を心配してとかの親切心か? ……それにしては、なんだか表情といい纏う雰囲気からしてまっとうな相手とも思えんが。もし仮に、こんな童女を相手に本当に下心をもって近づいてきたのなら――さて、運営への通報の仕方はどうすればいいんじゃったか?


「きみさ、見た感じAFO初心者でしょ? で、俺はβテスターだから、なんだったらいろいろ教えてあげようかな、って」


 どう? と尋ねてくるクロードに対し、「いや、べつにけっこうじゃよ」と、儂、即答。


「……は? え!? な、なんでかな?」


「おまえさんのアバターが生理的に受け付けられんから、かの」


 慌てて問いを重ねる彼に、やはり即答。


「すまんが、そういうわけじゃから――」


 そう言って立ち去ろうとする儂。


 そして、そんな儂の態度に顔を赤くし、みるみる激昂していくような様子を見せるクロードを他所に、


「ぶっ! ぶははははははは!!」


「くは! 『生理的に無理』って! あはははは!!」


「【生理的に】開始5分でロリドワーフにナンパ整形男、振られる【無理】!」


「ちょっ、やめろ! は、腹いてー……!!」


 どうやらこちらを遠巻きに眺めていたらしい群衆がドッと沸き立ち、歓声というか笑い声のようなものが大きくあがった。


 ……ふむ。よくわからんが、とりあえず。


 辺りで笑い、ときには男に野次を飛ばす群衆に背を向け、儂はさっさと歩き出す。


「ッ! お、おい、待てよ!」


 と、そんな儂に手を伸ばすクロード。


 しかし、


「――こらこら。それはさすがに往生際が悪いんじゃないかな?」


 クロードの手を掴み止め、新たに現れた男が笑顔で告げる。


「うん。きみさ、それはさすがにアバターの顔に手を加えすぎなんじゃないかな? 『違和感』すごいよ?」


 ――こうした仮想世界で使用するアバターの造形が現実世界のそれとひどく乖離していたり、筋肉や骨格などの動作チェックがずさんな場合、表情の変化や動きに不自然さを感じるものが混ざったりする。


 ゆえに、それらの調整に自信を持てないのならば現実のそれをそのままトレースしたアバターを使用するか、はたまた運営が用意したサンプルなどを使用するべきなのだが……どうやらこのクロードという男は独自に顔を相当弄っていたうえに調整が未熟だったようで。とくに、表情の変化によって発生する表情筋の不自然な動きなどは、個人的に筆舌に尽くしがたい生理的な嫌悪感を覚えるほどだった。


 そして、かく言う儂の場合、現実のそれとは何もかもが違う造形のアバターではあるが、そこはそれ、デザインしたのがある種『アバターデザインのプロ』であるところの小春である。ゆえに当然、この手の動作チェックは万全で、どうやら儂に関しては他者に違和感を覚えさせるほどではないものとなっていた。


 ……まぁもっとも、儂からしたら当然、不慣れなせいもあってか動作はともかく発する女児の高い声音一つとっても違和感がひどいのじゃが。


「な、なんだよアンタ! い、いきなり出てきて変なこと――」


「きみ、そのアバターで鏡見た? 表情筋の調節が雑、というかちょっと感情的な表情になると割とひどいよ?」


 さておき、そんな二人の男に背を向けたまま騒がしい広場から足をとめることなく進め、あらためて考える。


 ……ふむ。たしか≪メニュー≫に≪マップ≫というのがあったか。


 とりあえず、≪マップ≫とコマンド。


 果たして、新たに眼前に表示されたウィンドウを見るに、どうやら≪マップ≫は一度行った場所や視界に収められた範囲の情報を地図上に表したもので。要するに、転移魔方陣のあった広場と今見えている範囲しか地図には表示されていなかった。


 ふむ。で、あれば、じゃ。今回の場合、≪マップ≫に頼るのではなく≪掲示板≫を見てみることにしよう。


 AFOのホームページ――その『初心者ガイド』のページに曰く、≪掲示板≫とはプレイヤーどうしの情報交換の場のようで。困ったとき、あるいは訊きたいことなどがあれば利用するのが良い、とのことだった。


「では、さっそく……≪掲示板≫、オープン」


 果たして、眼前のウィンドウに表示されたのは未だかつて見たことのない書式で表されたタイトルの羅列で。儂はこうした雑多な人間が情報を書き込んでいく形式の情報媒体は利用したことがなく。その、文体をわざと崩しているのだとしか思えない文字列に四苦八苦しながらもどうにかそれらしいタイトルのものを見つけ、それを開いてみた。


 結果、ウィンドウに新たに表示されたのは――




『【百聞は】よくある疑問、質問を扱うページ★1【一見に如かず】



1.ミューズ

ここはAFOのホームページを見ただけじゃわからなかったこと、実際にやってみて感じた疑問などを質問し、それについてみんなで考えよう! ってスレです。


次スレは>>950を踏んだ人にお願いします。その際、こことかで多数寄せられた疑問なんかは次の1のとことかでまとめといてね。




 ―― 中略 ――




67.ミシロ

街を冒険する者だから冒険者www

……冒険者ギルドどこですか教えてくらさいorz



68.ベノム

あーもう面倒くせーな。

つ(画像データ)

ほらよ、これでいいだろ迷子ども。



69.ミネア

>>68 ありがたやー(‐人‐)



70.サイサリス

>>68 がたやー(‐人‐)



71.ミューズ

>>68 たやー(‐人‐)

あ、あとでこのSSは次スレの1のとこに貼っといてね? >>950



72.ミシロ

>>68 (‐人‐)

おかげでやっと街を冒険する者から進化できるぜ!



73.ヤナギ

てか、思ったより迷ってるのが多かった件についてwwwww




 ―― 以下、略 ―― 』




「……ふむ。どうやら儂以外にも迷い人はいたようじゃな」


 ありがたやー、と。儂も人知れず手のひらを合わせて≪掲示板≫に貼られた画像データ――転移魔方陣広場から冒険者ギルドまでの≪マップ≫を映しているらしいそれを見て歩き出す。


 ふむ。ついでじゃ、他のページも少し覗いてみようかの。


 儂には少々、書かれている内容が理解し難くはあったが、タイトルが『おススメのスキルについて』や『アイギパン周辺のモンスターについて』などは見ておいた方が良いだろうと思い、がんばってみた。


「うぅむ……。これは本当に共通語かの?」


 どうにも言い回しが独特というか記号などで描かれた絵のような表記に困惑しつつ、それでも冒険者ギルドのものだろう建物が見える頃にはいくつかの事柄は理解できた。


 ここ、山と森林に囲まれた街、アイギパン。その周辺に出る、低レベル層のモンスターは、今見た書き込みによると約2種類。


 もっとも多く、ときには群れてこちらに襲いくる小さな角のある兎――スモールホーン・ラビット。


 前者に比べて数は少ないながらも素早く、強いらしい森の狐――フォレスト・フォックス。


 まだ開始してからそれほどたっていないこと。そして、最初に選択可能な街が3種類なことを鑑みても情報の書き込みが早いように思えるが、どうやらログインするや即座に街の外へと駆け出したプレイヤーが一定数は居たようで。まずはある程度調べてから動こうとする儂とは正反対なところがある種面白くあり、また有り難くもあった。


 それに、どうにも書き込みによれば街から離れるごとにそれぞれ出現するモンスターのレベルが上がっていくようで。森の奥や山に入れば違うモンスターが出るかも、と書かれていたが……まぁ、まだ冒険者として登録すら終えてない儂からしたら、まずは先述の2種類のモンスターを覚えておけば問題あるまい。


 さらには【スキル】に関する書き込みに曰く。【強化:〇〇】系統の【スキル】は、どうやらセットされた時間の長さでレベルが上がる仕様のようで。できる限り、最初から『チケット』で取得しておくべきだ、という。


 これは正式版のまえ――β版を体験したプレイヤーに曰く、他の【スキル】が行動によってどんどんレベルアップしていくなか、【強化:〇〇】系統はどんなプレイスタイルのものでも最大がLv.2だったそうで。そしてその多くが、プレイ時間にしてだいたい240時間――約10日だったことからも確実視されているようで。そういうことならば、と儂はさっそく【強化:筋力Lv.1】を『チケット』を消費して取得、セットしてみた。


 ……ちなみに『丈夫』ではなく『筋力』の方を強化したのは、それが装備可能な武器防具に直接かかわるステータスだから、というのもあるが、じつはアイテムそれぞれに『重量』などの項目があり、それらをたくさん持ち運ぶのにも『筋力』のステータスが大きくかかわってくる、という書き込みがあったからで。こと、戦闘でしか役に立ちそうにない『丈夫』は、そもそも序盤ではあまり必要とされることはない、などの書き込みを見たのも決定的だった。


 そして、さらには【交渉術】という、いわゆるNPCとの意思疎通に有利とされる【スキル】もとってみた。


 これも≪掲示板≫の書き込みに曰く、NPCが共通語ではない言語を使っており、【交渉術】をもたないプレイヤーでは冒険者ギルドの職員以外、NPCとの意思疎通は困難で。驚くべきことにギルド以外では満足に買い物一つ行えないんだとか。


 ちなみに冒険者ギルドの職員や、街の公共的機関に勤めるNPCは独自に【翻訳】という【スキル】をもっているらしく。ギルドでの登録や依頼の受注、買い物などだけならNPCとの会話に不自由はないらしい。


 で、それらの書き込みが正しかった場合、美晴ちゃんのサポートが主なAFOにおけるプレイ理由な儂としては、【交渉術】は必須に思えた。


「なにせこの【交渉術】があれば、NPCからも情報が得られるようじゃからの」


 ――などというのは建前で。


 実際のところは、小春のやつが自信をもって勧めるこのゲーム――その世界観を支える疑似人格をそれぞれ与えられているだろうNPCに、儂個人として大いに興味があるからだった。


 さて、最新のVRゲームのAIは、果たしてどれほどのものか。


 プレイヤーとの情報交換は普通の会話なり≪掲示板≫を介したそれで事足りるし、そもそもNPCとの交流自体が不要なのかも知れんが……そこはそれ、美晴ちゃんも言っておったしの。




 ――おじーちゃんにも【スキル】選びも含めてAFOを楽しんでほしいの! で、つぎ会ったとき、わたしに何かおもしろそうなことがあったら教えてね!




 と、そんなわけで。


 美晴ちゃんと次に会えるだろう2日後までに儂もいろいろ試してみようかのぅ、と。じつに久方ぶりに、これからさきのことに胸躍らせていた儂は、




「■■■ ■■■(はじめまして、冒険者さま)」




 ――しかし、初のNPCとの会話で、早くも【交渉術】をとったことを後悔するのだった。



活動報告にて、『チュートリアル とあるテキトー〈魔法使い〉の場合』を載せておきました。


こちらは、いわゆる最初に〈魔法使い〉を選んだとあるテキトーなプレイヤーのお話。読まなくとも本編に支障はありません。が、少なくとも〈魔法使い〉に関しての説明が本編中に語られることがあるかわかりませんので……よければどうぞ。


あわせて、感想、誤字脱字の報告などいただければ幸いです。




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