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おじーちゃん、『姫プレイ』なう!?  作者: 堀〇
第三章 初イベントにて全プレイヤーに栄冠を示せ!
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チュートリアル JS昼食会

これより三章スタート!

 ――そのときの私は、気づいてあげられなかった。






「……前略。ミナセさんがイケメン過ぎて生きるのがツライ件について」


 連休明けの学校で。ふぅ、と冗談めかして『恋する乙女』のようなアンニュイオーラで零せば、私の対面に座った親友――水無瀬みなせ 美晴みはる――通称、『みはるん』は思わず口に含んでいた乳製品だろう飲み物を『ぶふぉーッ!?』と霧吹くように吐き出した。


「ちょっ!? き、汚いですわよ、水無瀬さん!」


 果たして、そう抗議するのは隣のクラスの少女――河豚ふぐ・A・ローゼンクロイツさんこと、通称『ローズ』。AFOで見かけた現身アバターと同じく髪を巻きに巻いた、見るからに上流階級のお嬢様然とした立ち振る舞いをする、自他共に認める、このお嬢様学校のなかでも上位に君臨する『本物』の令嬢であり。自身の本名が気に入らないからと周囲の人間には姓の方の『ローゼンクロイツさん』呼びか『ローズ』という綽名を強要する困ったちゃんでもある。


 ……これまでは体育で合同授業になったときなどに、みはるんに絡んでるのを傍目に眺めていただけの相手だったローズと、こうして学食の個室で一緒に昼食をとることになろうとは。AFOで対面し、人懐っこいみはるんに虚構ゲーム現実リアル問わず絡まれるようになったせいとは言え、ちょっと不思議である。


「ちょ、ちょっと、志保ちゃ……! けほっ、ごほっ。な、なんで、いきなり、爆弾発げ――こほっ」


「あーもう、咳き込むのが収まるまで黙ってらっしゃい! そして、鍵原かぎはらさんも! 十中八九こうなることを狙って、タイミングを見計らっていらっしゃったくせにすまし顔して他人事みたいに放置しないでくれません!?」


 気管に入った~、と涙目のみはるんと、そんな彼女を介抱するために席をたつローズの二人を感慨深げに眺めながら。まさかこうして、私が学校で友人と食事をわいわいと賑やかな様子で一緒にとることになるとはねぇ……。


 ……なにせ、うちの学院ってば、かなりのお嬢様校だからね。『しきたり』とまでは言わないまでも、基本的に、付き合う相手は『背景』を精査したうえで保護者の同意を得て、初めて『お友だち』と公表して良いという……他所の学校や小学生の『普通』を情報の海を介して調べた私からしたら『御堅い』と言うか、面倒と言うか、そんな暗黙の『ルール』がある。


 だから、歴史だけは『それなり』の鍵原家うちは、まぁ付き合う相手としては『可もなく不可もなく』と判定されそうではあるけど、私自身がお世辞にも『とっつきやすい相手』ではないため、『友人』と言える子は、これまでみはるんぐらいしか出来ず。


 対して、みはるんの場合は完全に逆で。本人の性格的には友人付き合いするのに支障ないと思われるものの、水無瀬家がVR全盛期の現状、財政界への発言力が比類なく。安易に娘を介して親交を深める相手としては『非常に危うい』とされ、敬遠されているとか、いないとか? ……正直、私の場合はお姉ちゃんの縁もあって敬遠も何もあったもんじゃなかったから、よくわからないけど。


 そもそも、みはるんとの出会い自体は単なる偶然で。たまたま席が近かったから、とか。宿題を教えることになって話すようになったら妙に懐かれた、みたいな運命的でもなんでもないもので。友人付き合いにしても特に反対されなかったから、みはるんがどうしてここまで『深く関係を持つのは厳禁』って扱いを受けてるのか知らなかったり?


 さておき。ローズの『ローゼンクロイツ』の家は、主家こそそこまで有力視される家ではないようだけど、彼女の血筋に関しては別格で。現行のVR関係の利権を水無瀬家と2分する吾郷あごう家の血が入っていることもあり、初等科のなかでは上位も上位。名家の令嬢の多く通う同じ学院生にすら『気軽に友人関係を結ぶなど畏れ多い』と言われる相手――なんだけど、同じく微妙に孤立してるみはるんに事あるごとに突っかかってきて。よく一緒に居た私も、気づいたら試験結果なんかで絡まれてたから、ぶっちゃけ『鬱陶しい』って思ってたことも。


 それが、まさかAFOで対面することになって。なんの因果か、一緒にお姉ちゃんの説得をしに行くことになるとはねぇ……。


 うん。ていうか、胸部盛り過ぎでワロた。


 そうか、下級生には『お姉さま』なんて呼ばれ、同級生にすら一目置かれる彼女も、壁面のごとき『そこ』が気になる普通の女の子だったのか。……なんて、哀れみと同情と、すこしの優越感に内心でニヤニヤしていると「……鍵原さん?」と額に青筋を浮かべて、ローズ。さり気なく『胸(?)』を隠し、お上品な笑顔だけど眉間の皺が明確に怒っていると知れる表情でこちらを睨む様子から察するに――どうやら『また』、意図せず感情がおもてに出ていたらしい。


 うーん……。お姉ちゃんと再会して和解できてからこっち、どうにもポーカーフェイスが――というか、それまでどう頑張っても大して変化させられなかった表情かめんが崩れることが増えた。


 これまで感情の機微には人一倍敏感なみはるんぐらいにしか読み取れなかった、両親ですら顔色を読めなかった私の鉄壁の無表情が、なんてこと……。これでは私の冷静沈着で頼れる無表情軍師というアイデンティティががが!!


「……ふぅ。落ち着いた。うん、話戻すよー? ていうか、え? 志保ちゃん、まさかのおじーちゃんラブ!?」


「戻すさきの話がそっち!? AFO初のイベントのお話ではありませんの!?」


 たしかにそちらも気になりますがー!? と、打てば響くようなツッコミが素晴らしいローズ。これまでは、みはるんやミナセさんという天然組のボケにツッコミ役の常識人は私だけだったので彼女の存在は大変ありがたいです。


 そして、


「……想像してみてください。あの『最初の草むら』からこっち、2回ほど対PK戦をさせられてますが……前回も今回も、私、ミナセさんの背中に隠れてたおかげで無傷ノーダメだったんですよ?」


 不意に遭遇した格上のPK4匹による雨あられと降り注ぐ矢から。


 あの時点では最強のPKだったろう『亡霊猫ファントム・キャット』こと『お姉ちゃん』による、時折『流星槍かみなり』の混じる嵐のごとき銛と槍の豪雨から。


 ステ補正で『丈夫』と『器用』にまったくSPを使っていない、『紙装甲』の私では一撃受けただけでHPが消し飛ぶだろう攻撃の乱舞のなかにあって無傷ノーダメ


「これに、ずっと私が悩んで、トラウマになっていたお姉ちゃんとの和解まで手伝ってもらって……ときめかないと思う?」


 もちろん、冗談だが。


 ……いや、もちろん感謝してるし、『彼女』――と言って良いのか甚だ疑問だが――の背中の頼もしさは筆舌に尽くしがたく。もはやその小さな背中は『何が来ても大丈夫』と思わせる、絶対の信頼と安心を覚えさせられる域のものだが……うん、冗談、冗談。


 だけど…………やっぱり、お姉ちゃんのことはデカいと思う。


 今日までの私が、悩み、抱え、苦しんでいた心の重石が無くなった――どころか、傷だらけのひび割れだらけだった心がすこしだけ癒された。あの日までVRデバイスの睡眠導入プログラムが無ければ満足に眠れなかった私が、ようやく普通に寝ても大丈夫と思えるようになった。それだけ私は救われたし、助けられたお姉ちゃんの姿を見て本当に嬉しかった。


 だから、


「もはやミナセさんの子供を産んでも良いと言っても過言じゃない領域、かも?」


 うん。もちろん、冗談だけど。……えっと、冗談、かな? たぶん。


「え、えーと……。そ、それだけ、おじーちゃんのことを好きになってくれるのは、身内として嬉しくもあり、複雑な思いでもあるんですが……」


 そう表情を引きつらせ、視線を右往左往しながら、みはるん。いつもの元気溌剌、単純明快と言って良い物言いからほど遠い、じつに言い難そうな様子で「ここで、志保ちゃんに残念なお報せがあります」と。


 もしかして、冗談を真に受けちゃったのかな? 大丈夫、冗談だから。……ちょっと『水無瀬 修三しゅうぞう』の子供が作れるか検索してみたりもしたけど、冗談。ただのジョーク。だから、そんなに真剣な目をして何を――


「じつは、従姉妹のはじめちゃんもAFOをやってみたい、と。今度のイベントでやる大型アップデートに合わせて新規でやりだすからよろしく、と言っていました」


 ちなみにはじめちゃんも、割と本気で「いつか師父様おじーちゃんの子供を」って言ってました、と。そう告げる親友は、これまで見たことのない同情の念を瞳に乗せた『強く生きて!』とでも言いたそうな顔で私を見て。……わりとすぐに、そっと瞼を閉じて手のひらを合わせて言葉を継いだ。


「そんなはじめちゃんからの伝言です。『私の尊敬し敬愛し崇拝する師父しふ様が絶賛する貴女様とお会いするのを楽しみにしています』だ、そうです。……はじめちゃん、ちょっとおじーちゃん好きが高じ過ぎて、身内でも自分以外の女の子が近づくのを嫌がって斬りかかっちゃう『困ったちゃん』だから……がんばって?」


 ――うん。大丈夫。さっきまでのは気の迷いっていうか冗談。嘘。単なる小粋な志保ちゃんジョークだから。


 うん、謝るから! 土下座でもなんでもするから、さっき言ったことは黙っていてください、お願いします!


「え、ええと……。な、なんとなく、ミナセさんの正体がわかりそうな気になる単語ワードが幾つか聞こえた気もしましたが、敢えて全力で無視スルーさせてもらうとして。水無瀬さんのおっしゃる『はじめちゃん』というのは……もしかしなくとも水無瀬 はじめさん――『現代の座頭市』ですか?」


 そう、みはるんの従姉妹の異名を呟き、確認するローズに「そだよー」と軽く頷いて返す親友。それから、その眼前で机に突っ伏すように頭を下げていた私に苦笑し、


はじめちゃんは生まれつき目が悪くてさぁ。初めて逢ったときなんて『絶対に離すもんか』って感じでおかーさんに抱きついたまま離れなくって、顔も見せてくれなかったんだけど……なんかおじーちゃんと特訓? して、『目が見えないなら視覚に頼らず視えるようになればいい』、とか? で、次にあったときには『だれ!?』って感じの子になってた」


 ――なんかすごいこと言い出した。


「ああ……、それで『白髪の剣姫けんき』とか『盲目の刀鬼とうき』になった、と」


 あの白髪は生まれつきとか脱色ではなく、本当に何度も『臨死体験、精神崩壊、廃人、人格蘇生を繰り返した』せいだったんですね、と。ローズまで凄まじいことを口走って遠い目になってる!?


「え? 何それ怖い……」


 た、タスケテー……。と、恥も外聞もなく親友に抱きついて懇願すること数分。


 どうにか「が、がんばってみるけど……期待しないでね?」という言葉だけを蜘蛛の糸として正気を取り戻し。あとでしっかりミナセさんにメッセージを送ろう、と心に刻みつつ、今回の昼食会で話し合うつもりだった本題へとようやく話題を復帰させる。


「とりあえず、まずは規定事実の確認として。AFOの初めてのイベントは『稼働一週間達成記念』ってことで、明日の夜。正確には明後日? の深夜零時ちょうど、と」


 二人にその日は『タイマーログイン』――いわゆる、寝ている状態からでも『事前に設定した時間に覚醒、ログインできる』VRデバイスに標準搭載されている機能の一つで。『就寝時ログイン』のようにログアウトの時点で普通に睡眠状態へと移行できるシステムの一つである――を使って、イベント開始と同時にプレイし始めるのかを確認すれば、


「うん! 稼働初日はスルーしたけど、今回はちょっとだけ参加するよ! ……はじめちゃんのこともあるし」


わたくしは当然、ログインしますわ! ……って、あら? お二人は稼働開始直後のログインはしませんでしたの?」


 とりあえず、みはるんの後半の呟きは意図的に無視するとして。ローズには「……私とみはるんは学校優先で、ある程度情報が出揃ってからプレイしよう、って話してたから」と肩をすくめて返す。


「公式ホームページの告知を見た感じ、舞台となるのはβ版AFOの舞台でもあった廃墟――別名、死霊都市『アーテー』、と。ローズは正規版からのプレイヤーだったよね?」


「ええ。……ですが、お兄様やクランメンバーから、おおよその内容は」


 試験版と同じでしたら、今回も迷宮攻略ダンジョンアタックものでしょうか? と首を傾げるローズに、「さあ?」とこちらも首を傾げて返すしかない。


「さすがにβ版とまったく同じ、とはいかないと思うけど……舞台が一緒ならダンジョンと突発的に発生する死霊系モンスター――『ゾンビ』や『スケルトン』からの拠点防衛がイベントの内容に多少なり絡んでくるんじゃないかな?」


 そう言って通信端末を操作し。β版AFOで撮られたものだろう『動く死体』と『ボロボロの人骨』を映した画像を呼び出し、可視化して二人のまえに持っていく。


「うげぇ……。これ、もしかしなくても嘉穂ちゃんとか泣き出さない?」


「あー……。そう言えば、ただでさえ暗いところが怖い、とか言ってましたしねぇ」


 ……たしかに。お姉ちゃん、この手のホラーとか大の苦手だったなぁ、と。無駄に凝った、高いクォリティで再現された死霊系モンスターの造形を見て、内心でため息。


「とにかく。ダンジョン攻略がメインのイベントなら、クラン『薔薇園の(ローズガーデン・)守護騎士キーパー』としては無様な成績を残せないんじゃない?」


 そう空気を入れ替えるように挑発的な言葉を投げれば、「当然ですわ!」と鼻息荒く同意するローズ。


わたくしやお兄様はもちろん。現在のAFO最強の一角でしょう嘉穂さんも『薔薇園の守護騎士』に入団すると仰ってくださいましたし。狙うは最速での『最大レベルの迷宮走破』ですわ!!」


 うん。その意気込みは良いと思う。


「……でもさ。たぶん、というか十中八九、嘉穂ちゃんは『真っ暗闇』のダンジョンに潜るの、嫌がると思うよ?」


 そう、みはるんが言う通り、『アーテー』のダンジョンは完全な暗闇で。事前に支給された『松明』や『ランタン』を装備するか【暗視】をセットするかしないと自分たちの姿すら見失う、光源一つ無い場所だったのだ。


「正式版だと、ダンジョンはどこも多少なり光源があったし、出現するモンスターにしてもゴブリンだったから良かったけど……アーテーの骸骨だらけの暗闇ダンジョンは、ねぇ」


 下手したらお姉ちゃん、イベントそれ自体を嫌がるかも? と、零せば、振り上げた拳を震わせて、「で、ですが! まだ期待の新人はもう一人居ますわ!」と。


「鍵原さん。たしか、貴女、ミナセさんのステを定期的にメッセージで送るよう頼んでらしたわよね?」


 そう矛先を最強のPK『亡霊猫ファントム・キャット』だったお姉ちゃんから、プレイヤースキルだけならダントツだろうミナセさんへと変え。私が毎回のように『彼女のステを見て呆れさせられる』という一連の流れを緩和させるために『何かあればステと情報をメッセでください』と頼んだことに言及し。興味本位でもあるのだろうが、さっそく、私が持っているミナセさんの≪ステータス≫を見せるよう要求。


 それに「……ん。ちょっと待ってて」と。内心、朝一で驚かされた『それ』を共有できることに喜びつつ、「とりあえず、これが例のクズ2匹をBANしてすぐのね」と。せっかくなので段階的にミナセさんがミナセさんたる所以と言うか、何度も驚かされた私の気持ちを二人にも知ってもらうことに。


 果たして、可視化したウィンドウに表示された内容を目にして「……うわぁ」と。二人揃って呆れた顔してこぼすのを見て、内心でガッツポーズ。


「……なんか、おじーちゃんのステを見せられる度に、知らない【スキル】がある件について」


 なに、【慧眼】て……。と、呆れ顔で言う親友に「それな」と頷き。ちょうど【解析】という、ステの【スキル】だろうと『効果や取得条件を視れるスキル』を本人が持っていたので、その辺を確認したうえでのものだろう、一緒にミナセさんがメッセした内容も併せて表示。可視化して二人に渡せば、再びの「……うわぁ」を頂きました。


「取得条件が【直感】と【解析】と【看破】って……」


「まさかの『複合スキル』3つ要求って……」


 うん。本当に、呆れる気持ちはよくわかるんだけど――残念、そのステは『まだまだ驚くに値しない』って、そう思わせる内容が控えているんだなぁ、これが。


「はいはい、『次』のミナセさんのステをご覧あれ~」


 ――かくして、私たちは暫しの間、自称・エンジョイ勢の、実質『最前線組筆頭』である彼女の≪ステータス≫をまえに呆れたり、AFOにおける自身の成長方針についてを議論したりして。


 ミナセさんとお姉ちゃんの二人から送られた最新のステこそ、未だに【害悪】の状態異常があり。シンボルが赤いプレイヤーは、街に入れず、イベントの舞台となる廃都『アーテー』に転移いどうできないことになってるけど――大丈夫。


 だって、ほとんど終日ログインし続けていられる二人だもの。現実世界の3倍という電子仮想世界で頑張るお姉ちゃんたちには、まだイベント開始の時間まで数日の猶予があるわけで。


 そして、ミナセさんには『絶対に嘉穂ちゃんと二人、イベント開始には間に合わせてみせよう』と、メッセージにてしっかり約束してもらったりもしていて。


 だから、大丈夫。間に合う。


 だって、VR研究の第一人者が――『電子仮想世界の神さま』が約束してくれたのだ。こんなにも心強く安心できる『約束』はない。


 だから、なにも心配することはない。


 だから、不安に思うことなんてない、と。そんなふうに自身に言い聞かせるのに忙しかった私は、


 だから――




 私の唯一無二の親友が、握りしめたその手のひらに爪を立ててまで苦しんでいることに……気づいてあげられなかった。


時間軸としては、AFO稼働6日目の昼時で。2章終了時が4日目の14時過ぎです。


なお、その2章終了時点での主人公おじーちゃんのステは以下の通り↓


『 ミナセ / 初級戦士Lv.23


 種族:ドワーフLv.10

 職種:戦士Lv.13

 副職:学者

 性別:女

 状態異常:【害悪】



 基礎ステータス補正


 筋力:2(素体1)(戦士1)

 器用:5(素体2)(戦士3)

 敏捷:3(素体2)(戦士1)

 魔力:0

 丈夫:13(素体5)(戦士8)



 装備:初級服、初級冒険者ポーチ、薔薇柄のスカーフ



 スキル設定(5/5)

【強化:筋力Lv.1】【収納術Lv.5】【暗視Lv.3】【水泳Lv.3】【看破Lv.4】



 控えスキル

【盾術Lv.11】【斧術Lv.11】【翻訳Lv.2】【鍛冶Lv.6】【槌術Lv.11】

【回復魔法Lv.2】【解析Lv.1】【聞き耳Lv.3】【直感Lv.1】【忍び足Lv.1】



 称号

【時の星霊に愛されし者】【粛清を行いし者】【七色の輝きを宿す者】   』

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