羽倉信長という前世 前編
4月30日。
その日、人類の希望が生まれた。
元気に泣き叫びながら生まれた赤子は、日本人特有の黒髪と赤子らしい可愛さを持って出産した。
その赤子こそが、将来幾多の人類の危機に立ち向かい、屠って来た少年、羽倉信長である。
誕生から10年。
サラリーマンの父と専業主婦の母、そして信長。
裕福な家庭で育った信長は、大きなケガも病気もなく小学5年生を迎えた。
が、その年の夏休み。
信長に運命を揺るがす事件が起きた。
家族旅行で乗った飛行機が墜落したのだ。
操縦士、乗員、それに乗客、無事でいられた者は居なかった。
一人を除いては。
そう、その1人が信長だ。
乗っていた全員が爆発で死体すら残らなかった惨劇の中、一人だけ一命を取り留めたのだ。
各メディアが信長を取り上げ、信長を『奇跡の子』として報じた。
関係者のいない者から面白半分で取り上げられ、死亡した者の遺族からは恨みの矛先を向ける対象にされた。
が、その二つ共、信長にとってはどうでもいい事だった。
なぜなら、この事故がきっかけで目覚めたのだ。
自身が、“人神”マルドゥだった頃の記憶に。
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事故から半年が経った。
事故のケガも治り、リハビリも終えた信長は母方の祖母の家に引き取られ、それと同時に通っていた小学校を転校した。
今は祖母の家から十分のところにある小学校に通っている。
そして、信長が復帰して数日が経過した学校の放課後。
終わりのSHRも終わり、テキパキと帰り支度をした信長はランドセルを背負って教室を後にする。
背後から聞こえてくるヒソヒソ声や視線を無視しつつ、信長は廊下を歩いて昇降口へ。
廊下を歩いていても、信長に向けられる視線は変わらない。
聞こえてくるヒソヒソ声も、教室でクラスメイトがしている内容と変わらないものばかり。
(はぁ……言いたい事があれば、直接言えばいいものを……)
この状態は、信長がこの小学校に転校して来た時からずっとこんな感じだ。
原因は、やはり飛行機墜落事故である。
この半年間、信長を取り上げるニュースや記事が殺到し、収まる事はなかった。
それは事故で亡くなった遺族たちが原因である。
ニュースや記事が信長を『奇跡の子』と取り上げてしまったが為に、遺族の人たちの反発が激昂したのだ。
ある遺族が心無い言葉で信長を攻撃するような発言を動画サイトに流してから、他の遺族もそれに続いた。
気づけば、信長は『悪魔の子』としてネットで叩かれ、今では徹底的に信長を攻撃する団体運動まで始める始末。
遺族でない人たちも感化されたように参加し、事故の原因が信長だなどの無責任な事を言い続けている。
もちろん、信長はまだ未成年でニュースや記事に取り上げられた時も顔を出す事はなかった。
だが、このネット社会、心無い者はいる。
プライバシーを考えず、信長の顔は晒され、今では信長の顔を知らない人なんていないぐらいだ。
半年経った今でも、いつ遺族の人たちが襲いかかって来てもおかしくはない状況。
そんな奴に関わろうとする人なんていない。
それがわかっていた信長も、敢えて塩対応で学校を過ごしている。
昇降口にたどり着き、靴を履き替える信長。
その背中に、三つの影が声を掛けてくる。
「おい、羽倉」
声を掛けられ振り返ると、そこには丸坊主の男子と取り巻きのように二人の男子がいた。
上履きの色を見る限り、信長の一つ上の六年生のようだ。
上級生はおろか、同級生すら知り合いがいない信長が知っているわけもなく、まったくの知らない人だった。
突然話し掛けられ眉を顰める信長に、丸坊主の男子は顎を使って言う。
「ちょっとツラ貸せよ」
三人が浮かべる笑みは、どっからどう見ても友好的なものではなかった。
獲物……と言うよりも、カモを見つけたような笑みに近い。
三人の内心が容易に想像できる。
(つまらない事を……文明は進歩しているが、人間がここまで無残だと、この星も考えものだな)
そんな三人に対し、信長ーーというよりも、“人神”マルドゥは地球の人々に呆れ果てていた。
というのも、文明の割に人間が愚か過ぎるのだ。
人の事を影からして言う事ができず、大きいものには巻かれる。
時には自分の意見を呑み込んで、周りの空気に従う者もいる。
決して悪い事ではないのだが、それにしたって限度がある。
『弱肉強食』という言葉がぴったりは星だ。
(それを踏まえれば、こういう奴の方がまだマシなのかもしれないな……)
絡んで来た男子三人に一瞬だけ視線を向ける。
それを踏まえても、下卑た笑みは内心を隠そうともしてないが。
こういう輩は絡まれると面倒なので、とりあえず、
「違います、人違いです」
知らんぷりをする。
名前に反応している時点で嘘なのはバレバレなのだが、信長から放たれる威圧が本当であるかのように錯覚させる。
文明が進歩しようが、所詮は子供だ。
そこまで思考が回らず、信長の演技を信じ込んだ。
信長の言葉で、三人の男子が顔を合わせて首を傾げている内に、信長は昇降口を出て校門を潜った。
ーー場面が変わり
「ただいま、お婆ちゃん」
学校から十分の所のマンション、それが今の信長の家だ。
祖母から持たされた鍵を使って扉を開けると、リビングにいたお婆ちゃんが出迎えてくれた。
「お帰り、信ちゃん。買い出し、ありがとうね」
「いいよ。買い物ぐらい俺がするから、お婆ちゃんは安静にしてて」
そう、信長は学校帰りに近くのスーパーに寄り、祖母の代わりに買い物をして来たのだ。
スーパーでも気味悪ような目を向けられるが、学校と同じで対面上は平等に察してくれるので買い物はできる。
それに、祖母が身体が弱い。
ここ数年間で急激に弱って来ているらしく、今は家の中を歩き回るのも厳しいのだ。
ちなみに、祖父は母が中学生の頃に病で亡くなったそうで、今は信長と祖母の二人暮らしである。
靴を脱ぎ、スーパーの袋を持って台所へ。
大きいテーブルに袋を置くと、冷やさなければならない物を冷蔵庫に入れていく。
ここ数週間しているので、慣れた手つきで突っ込んでくる。
「あら?お菓子は買って来なかったの?」
「うん。特に好きなお菓子とかないから、その分食材に回してきたよ」
今朝、信長が学校へと出かける前に、祖母が好きなお菓子を買っておいでと、いつもよりも多めのお金を持たせてくれたのだ。
だが、信長はお菓子を買わず、そっちに祖母の身体を考えて栄養のある物を買う為に回したらしい。
「……信ちゃん、私たちは家族よ。遠慮なんていらないわ」
「遠慮なんかじゃないよ。そりゃ、お婆ちゃんには感謝してるけど、好きなお菓子がないのは本当の事だよ」
信長はお婆ちゃんに感謝していた。
顔が晒された事もあり、その影響は親族にまで及んだ。
他の親戚が『悪魔の子』を押し付け合う中、お婆ちゃんだけが信長を引き取ってくれたのだ。
恩人と言っても過言ではない。
信長の顔を数秒見つめ真偽を確かめた後、お婆ちゃんは納得するように頷いて夕食の準備を始めた。
お婆ちゃんが夕食の調理をしている間に、信長は今日出た宿題を済ませる。
正直、信長は勉強が嫌いではなかった。
“人神”であるマルドゥの記憶に目覚めてからは、まったく違う技術に触れた事によって興味深く感じ始めたからだ。
魔法とは違う技術である『科学』を学べるのだと思うと、信長の心はいつも踊っていた。
そうして宿題を済ませ、夕食を食す。
そして、食器洗いをした後にお風呂に入る。
お風呂を上がるとテレビのニュースを眺めては時間を潰し、二十二時になると布団に潜る。
こうして、一日を終える。
ーーには、まだ早かった。
一時間が経過した二十三時頃。
お婆ちゃんが寝静まった頃を見計らい、掛け布団を羽織ったままの状態で予め布団の中に忍ばせていたジャージに着替え、布団を抜け出す。
完全に気配を消し、ゆっくりとした動作で靴を履く。
そして、そのまま無音で扉を開け外に出、また無音で扉を閉めて鍵をかけた。
家を出た信長はマンションを出て、近くの公園へとやって来た。
この時間に小学生が外に出ると、歩道待ったなしなので目立たない草むらへと入り込む。
精神統一するように瞳を閉じる。
身体を動かさず、静かに吹く風に耳を澄ませる。
数十秒、心が最も落ち着いた時期を見計らい、右手を突き出す。
「“神域”」
そして、前世で幾度となく使って来たスキルを発動する。
神の領域を定め、すべての悪意を跳ね除けるスキル。
しかし、それは発動しなかった。
前世では黄金の光が現れていたのに、一向に現れる様子がない。
「はぁ……やっぱり使えないか。ステータスは無くても、魔力はあるから魔法やスキル自体は使えるはずなんだけどなぁ」
“天紋”がないのでステータスは存在しないが、スキル自体はその人ができる事として現れる。
肉体は変われど、魂は同じなのでスキルは使えるはずだ。
魔力も感じられるので、使えないわけがないのだが。
「もう一つの方も反応がないし……完全に手詰まりだな」
この数日、この時間になるとこっそり家を抜け出してはスキルの練習をしている信長。
別に平和な世の中でスキルが必要なのかと言われれば必要はないのだが、自分の分身みたいなものだったのが使えないと落ち着かない気持ちになるのだ。
「まあ、転生自体が奇跡みたいなものだったんだ。スキルまで使える状態なんて都合が良過ぎるか」
そこで、ふと思い出す。
(そう言えば、あの二人はどうなったんだろう……上手く行っていれば良いけど。そしたら、俺も命を張った意味があーー)
「ん?」
自身の世界に浸っていた信長だったが、不意に公園から少し離れた山へと顔を向ける。
「なんだ、今の……?」
そう呟かれた信長の表情は、険しいものだった。
何の変哲も無い山を睨むように見つめている。
その理由は、良くないものを感じたからだ。
あまりに曖昧でわからないが、とにかく良く思わない気配が山の方から放たれたのだ。
生まれて始めた感じた気配に、警戒するのも無理はない。
だが、子供ながらに好奇心が疼いてしまう。
理性ではやめておけと言っているのに、つい行きたくなってしまそうになる。
「あー、やめたやめた。帰ろ」
そんな心を抑える為か、わざとらしく声にして公園を出る。
マンションに入ると静かな歩法で廊下を歩き、鍵を開ける時も無音。
一切音を立てず布団に入った信長は掛け布団の中にあるパジャマに着替え直し、何事もなく目を閉じる。
こうして、本当に信長の一日は終わった。
ーー翌朝
「よくも昨日はとぼけれくれたな、羽倉」
登校するなり、昨日の三人組に絡まれた信長。
わざわざネットに上がっていた画像をプリントアウトして来たのか、裁判で有罪か無罪を知らせるかのように突き出して来たので、さすがに呆れ顔をしながら付いていく。
連れられて来た場所は、学校の中庭。
登校するこの時間、ほとんどの生徒がグランドに遊びに行くか教室で友達が来るのを待っているので、中庭にはほとんど人影がない。
居たとしても、出勤して来た教師か給食を作る職員が通るぐらいのものだ。
「今度こそ逃がさねぇぞ」
三人が信長を囲むように移動する。
昨日と同じ下卑た表情から、今から始まる事は容易に想像できた。
自然に溜まった息を吐く信長。
「はぁ……よくわかりませんけど、俺何かしましたか?」
「あ?」
「あなたたちとは初対面ですし、嬲られるような事をした覚えがありません。俺を嬲る理由はなんですか?」
「そ、そんなのっ……う、ウザいからに決まってんだろ!!」
突然目を泳がし始める坊主頭の男子。
他の二人も何かを探すように視線を彷徨わせているのを見るに、理由なんてないらしい。
もう一度、ため息を吐く信長。
「はぁ……何がウザいのか具体的に言ってくれますか?」
「そ、それはっ……そ、そ存在自体がだよ!!」
「関わりがないのにどうして存在がウザいんですか?ウザいんなら、こうやって絡まなければいいのに」
「そ、そそれは……」
言い返す言葉が浮かばない様子の坊主男子。
他二人はそんな坊主男子の様子を伺うような視線を向けている。
(どうせ、嬲れそうな獲物がちょうど良く目の前にあったからだろ。理由もなく噛み付いてくるとは……ただの獣だな)
内心で、またため息を吐く。
このままだと呆れの限界突破が起こりそうだ。
「理由がないなら俺はこれで」
そう言うと、坊主男子の横を通り過ぎて包囲を抜ける信長。
が、それだけでは終わらない。
「っ。ふざけんなっ!お前は黙って殴られればいいんだよ!!」
歩く信長の背中に向かって殴りかかった坊主男子。
背後からの攻撃にも関わらず、信長は反応した。
振り返ると同時に右手を伸ばし、坊主男子が放った右拳を払う。
完全に空振る。
その事に、坊主男子は目を剥いて驚いた。
空振った体制で固まっている。
だが、驚きは次第に怒りへと変わり、顔を真っ赤にさせながら信長に再度殴りかかる。
「ごらっ」
しかし、またもや突き出された左拳を往なす。
今度はすぐに右拳を放ってくるが、それも軽々と往なした。
みるみると顔を赤くしながらも、坊主男子は拳や脚を振るい続ける。
その悉くを往なす信長を見て、取巻きは驚きのあまり固まっていた。
「か、かっちゃんの拳が効かないなんて……」
「空手青帯のかっちゃんがあしらわれてるなんて……」
その呟きは、信長の耳にも入ってくる。
「空手?これが空手なのか?」
坊主男子ーー通称かっちゃんの攻撃を往なしながら、純粋な疑問を口にする。
「だったらどうした!?」
「いや、これは空手じゃないだろ」
「ああ!?」
「これはただのパンチだ。武術なんかじゃない」
かっちゃんの攻撃は、すべてが雑。
すべての攻撃が大きく振りかぶられ、すべての攻撃が力任せに振るわれている。
あまりにお粗末なもので、武術なんて呼べるようなものではない。
空手を知らない信長にだってわかるほど、かっちゃんの攻撃は雑で無駄なものでしかないのだ。
「そんなものは武術とは言わない。ただのケンカだ。だから、何の心得もない俺にあしらわれる」
「っ、黙れ!!おいっ、お前らも手伝え!!」
信長の言葉が挑発となったのか、もう沸騰してしまうのではないかと思うほど赤くした顔を取巻きに向ける。
かっちゃんの声にビビるように身体を震わせると、かっちゃんに参戦するように駆け出す。
その前に、
「おいおい、一人に大勢で掛かるなんて品がねぇな」
いつの間にか、少年が取巻きの後ろに立っていた。
真後ろから聞こえた声に反応し、飛び上がるように振り返る取巻きたち。
上履きの色を確認し、学年が信長と同じ五年生であるとわかると、心に余裕ができたのか下卑た笑みが蘇る。
「なんだテメェ!さっさと失せろ!!」
「あいつは俺たちの獲物だ!痛い目みる前に帰れ!!」
威勢良く怒鳴り声を浴びせる取巻きたち。
経験上、こうすれば大抵の奴は逃げて行くので自信たっぷりに笑顔を浮かべながら言う。
が、次の瞬間には笑顔が凍り付いた。
「うるせぇよ、三下」
五年生で年下のはずの少年が、真っ直ぐに言い捨てた。
まるでしょうもないものを見るような目で、まったく興味がないとでも言うかのように。
「「て、テメェっ、ぶっ殺す!!」」
その言葉に、沸点の低さを証明するかのように怒りキレた取巻きは二人同時に少年に襲いかかる。
が、少年に動じた様子は微塵もない。
何の危険もないなのように、その場に立つのみ。
そして、それが証明されるかのように、取巻きたちが同時に放ってきた拳を両手で受け止めた。
これには、かっちゃんも驚いて信長に放ち続けていた攻撃を止める。
取巻きたちは、驚きながらも拳に力を込めて押す。
が、年下のはずの少年の手はピクリとも動かない。
それどころか、少年の顔には必死さはなく笑みしかない。
そんな少年は、後ろへと意識を向ける。
そこには教師が立っていた。
どうしているのかはわからないが、そこにいる教師に視線を向けて一言。
「先生。これ、正当防衛だから」
直後、受け止めていた拳を上へと投げ上げ、懐に入り込むなり腹パンを叩き込む。
それだけで、取巻きたちは意識を失った。
取巻きたちが地面に倒れ込むのを余所に、少年はかっちゃんへと視線を向ける。
視線を向けられたかっちゃんは一瞬だけ身体を震わせると、拳を構えて殴りかかった。
「うおぉぉぉぉおおおーー」
「うるさい」
が、拳を振りかぶったところで逆に少年に殴られた。
殴り飛ばされ、地面に這い蹲るかっちゃん。
意識は飛んでいないようで、殴られた頰に手を添えながら上体を起こす。
「お、おおおお前っ!こいつが誰だかわかってるのか!?」
「知るわけないだろ。昨日まで休学してたんだから」
少年が歩み寄ると、かっちゃんは顔を歪めながら信長を指差し、痛い頰を我慢しながら吠える。
「こいつは、あの飛行機事故の『悪魔の子』だ!お前だってそれぐらい知ってるだろ!?」
「……そうか、お前が羽倉信長なのか」
「そうだ!そいつが羽倉だ!!」
「で?」
「え?」
「だから、それがどうした?」
「え……だから、『悪魔のーー」
「もういい。それ以上、囀るな。しょうもない」
帰ってくる言葉が判り切ったのか、少年はかっちゃんの頰を容赦なく蹴る。
痛覚が限界を超え、今度こそ意識を落とすかっちゃん。
そんなかっちゃんをどうでもないような、あるいは人として見ていないような目を向けると、今度は信長へと視線を向ける。
「よっ。心配する必要ないかもだけど、大丈夫か?」
「ああ、助かった。ありがとう」
「礼なんていいって。どうせ、俺が割って入ってもケガなんてしなかっただろうし」
「そうでもないよ」
「そうか?体軸もしっかりしてたし、余裕を持って往なしてたから大丈夫だったと思うぞ?」
「買い被り過ぎだ。というか、そう思ったなら助けに入る必要なかっただろ?それでも割って入ってくるなんて、お前お節介なんだな」
「あははは、そうでもねぇよ」
初対面のはずなのに、なぜか自然と言葉を交わす二人。
この時、二人は気が合う友達ができたと思った。
しかし、それは気が合う友達程度では収まらない事を、未来に思い知らされる事となる。
そう、この少年こそーー
「知ってると思うが、俺は羽倉信長」
「俺は、土御門誠人。よろしくな、信長!」
「ああ。よろしくな、誠人」
信長の親友にして背中を預ける相棒、そしてーー
ーー羽倉信長を殺した人物である。
“人神”の頃ですが、今書くといろいろとネタバレになってしまいそうなので割愛させていただきました。
いつか、アフターストーリーならぬビフォーストーリーをする時にでも書こうと思います。
とりあえず、今回は羽倉信長をお楽しみください。 作者より




