東美由紀の場合
東美由紀ですね
「東美由紀です!よろしくおねがいします!」
「これはどうも、こちらこそ迷惑かけてごめんなさいね」
「いえいえ、そんなこんなことも時の運ですよ」
「そう言ってくれると幸いですよ、じゃあ早速やりましょうか?」
「はい!」
「じゃあソファーに座ってもらってこの冊子をどうぞ・・・あ、そうそう最上神改めシンです」
「どっかーん!」
「「ビクッ!」」
「何が起きた?まぁいいかここの建物は破壊不可だから問題ないだろ」
「そんなもんなんですか・・・・?」
「仮にも最上神が作った建物だからね」
と言いながら三冊の冊子を渡す
「まず初めに生きるのに必要なスキルを渡しときますね」
異世界言語
アイテムボックス
生活魔法
身体強化
体力強化
気配探知
「ありがとうございます!」
「で、一冊目は武器防具、一個ずつ選んでね、2冊目はスキル用大体10個ぐらい選んでいいよ、で三冊目は殺しちゃったお詫びに特別な生成系スキルね、ただ向こうのスキルには生成系はないから内緒でお願いね」
「わかりました、じゃあまず武器から・・・・森とか好きだからどうしよう・・・?」
「アドバイスします?」
「お願いします」
「じゃあまずどんな職業になりたいですか?取り合えず魔法職と前衛職はいますね、普通のパーティーだと、前衛、中堅、援護、レンジャー、スカウトが一般的ですね」
「前衛と援護はいるのか・・・ちなみにスカウトとレンジャーって何ですか?」
「レンジャーとスカウトは似ていて罠を探知、解除、とかダンジョンや森とかの先頭に立つ職業だね、違いはレンジャーが森や林、自然での役割で精霊魔法を兼任する人が多いですね、スカウトは町やダンジョンの人工物で活躍しますね、ただこっちは盗賊ギルドに所属しなくちゃいけなくて偶に暗殺とか黒いことを頼まれることもありますよ」
「私、レンジャーにします精霊とかも興味ありますし」
「だったら武器は弓と屋筒、防具は皮系がいいかな?スキルはコレとコレとコレがベストだね」
すると2冊目の冊子を見ながら
「んー(悩)武器と防具は大丈夫なんですけどスキルで相談があるんですけどいいですか?」
「なになに?」
「ルームって何ですか?」
「ルームはアイテムボックスに似ていて異次元に部屋を作るスキルだね
アイテムボックスは生物は入れられないけどルームは居住区を作るから6畳の部屋を3個とリビングダイニング、お風呂、トイレを一個ずつ入ってるね、魔力が上がれば任意で部屋数を増やすことも出来るよ、ただデメリットとして物を出そうとすると一度中に入って一緒に出さなきゃならないから緊急事態に対処しずらいかな?」
「・・・アイテムボックスを辞めると部屋数増やせます?」
「出来るよ、アイテムボックスキャンセルだと・・・・個室を3部屋増やせるね」
「じゃあそれでお願いします」
「はいよー、むむむむむむ・・・できたー!」
「あと、気配探知と気配遮断を完全にしたいんですけど」
「いいよーいいよー、こっちからお勧めしてるからね、じゃあコレで完成かな?先に言っとくけどスキルは隠せるからね」
「あ、はい鈴ちゃんから聞いてるんで大丈夫です、ただ武器のスキルは隠せないんですよね?」
「それも大丈夫隠せないのは向こうの武器防具だけだから神話級は隠せるよ、言ってなかったかな?」
「私は鈴ちゃんから聞いてないですね」
「・・・まぁそんな感じです」
「じゃあ、スキルを確認するね」
東美由紀
女
24歳
歌うのと甘いものが好き(ポッキーとコアラのマーチ大好き
精霊魔法使い レンジャー
武器
弓(神話級)
狩猟神イシュタロの弓と矢筒
弓は魔力を込める事で月を突き抜けたと言われる弓
矢筒は魔力を込める事で矢が自動で補充される
矢は分裂可分裂後の位置はランダム(貫通力低減)
破壊不可
ビッグスケルトンカメレオンの皮ローブ
S級魔物の皮を使って作ったローブ(超貴重品
スケルトンカメレオンの強さはD級だが完全に透明、無音になるため見つけるのが相当厄介
光学迷彩化 無音化の効果あり
ただ雨の中でも効果が切れることは無い
切り札
鑑定
人物
名前、職業、年齢、称号、を見ることが出来る
物
名前、効果、価値を見ることが出来る
言葉
嘘をしゃべったり悪意があるとその人物の周りが赤くなる
任意でオンオフが出来る
スキル
異世界語源
精霊語源
ルーム
身体強化
体力上昇
魔力上昇
完全気配遮断
完全気配探知
暗視
サバイバル能力
調味料・食材生成
完全鑑定
「切り札は戦闘系じゃなくていいの?」
「大丈夫です、ペンは剣よりも強しと言いますし、戦闘系はたぶん皆の中で3人ぐらい取るはずですから私は頭脳系を担当しますよ」
「確かにさっきの二人は脳筋ぽかったもんなぁ(笑)じゃあ以上だね、次の人よんでくれる?」
「わかりました」
ギー、バタン
「ウノ!」「ドロー4!青」「ドロー4黄」「ドロー4緑」「ドロー4黄」
「ギャー!!16枚!?美由紀ちゃん!代わってくれ!」
「あ、!はい!」
次は青木一馬