斉藤亮介の場合
斉藤亮介(さいとうりょうすけ
「斉藤亮介です、おねがいしまーす」
「どうも、神様改めシンです」
「シン?」
「さっきのさっきの女の子スズカちゃんが命名してくれたんだ」
「あいつ・・・仮にも貸しが有るとは言え神様に名前を付けるとは
恐ろしいことをするな・・・」
「ハッハッハ・・・数兆年生きてきた中でも10位以内はいるレアな体験だったよ、
でも自分のことよく神様と理解と言うか認めたねぇ、普通は疑わない?特に日本人は」
「とりあえずシンから出てる神様のオーラがすごいのと、何より」
「なにより?」
「コタツがこの世の思えないほど気持ちよかった!」
一瞬目が点になるもの神様は笑い始める
「・・・・ハッハッハッハッハ!そうか!気持ちよかったか!
それはなによりだ!まぁ兎に角ソファーに座ってくれ」
じゃあこのカタログから選んでくれ、一冊目は武器防具系一個ずつ選んでくれ
二冊目はスキル、質にもよるけど10項目ぐらい選んで問題ない、三冊目は殺したお詫びのプレゼント、向こうのスキルでは絶対にないから口外しないでくれ
あとこのスキルは生き残るための最低限のスキルだ、まぁ向こうの兵士や冒険者だったら持ってる者もいいから特別珍しいものではないからね
「OKだ」
とりあえずパラパラとめくってみるとこんなこと言い出してきた
「武器防具は取り合えず実物が見てみないとなんとも言えないな
「じゃあ実際に見てみようか・・・」
すとーん
急に地面が喪失したと思うと
地面に落ちていく
「なんdドッスン」
「ケツが痛いむしろ穴が開いた!」
「大丈夫!元からア○ルって穴が開いてる!」
「そうだった!」
「むしろここは精神世界だから怪我をしても一瞬で治るんだよ
・・・同でもいいから早く選んでくれ・・・」
そこでふと気付く部屋中に武器が締まってあるラックが置いてあることに
「すげぇなぁ、探すのも一苦労だ、」
「ちなみにどんな防具がいいんです?」
「防具自体は普通の鎧でいいんだがあんまり整備をしなくても良さそうで
壊れにくいシンプルなのがいい」
「だったら素材はオリハルコンがいいですかね?ただ向こうに持っていくと一大事になりますよ?」
「なぜだ?」
「貴重すぎるんですよ、向こう側にある神話級の武器防具の一つにオリハルコン製の盾があるんですが
それをめぐって世界大戦が起きましたからね」
「いらん・・・絶対にめんどくさい事になるわ、んーじゃあチタン合金製とかはあるか?」
「チタン合金?どんな素材ですか?」
「地球にある合金で軽くてメンテナンスもそんなにいらないしかも軽い割りに結構固い上にある程度の弾性もある」
「つくれるかなぁ?ちょっと待ってて、んんんんんんんんん」
そう踏ん張ると空中に赤い色の渦が出来始め真っ黒の鎧一式がゆっくり降りてきた
「上手にできましたー♪」
「おおお!じゃあこの鎧のこことこことここの部分を貰っていくよ」
「ふぇ?全部持っていかないの?がんばって作ったんだよ!?」
「貰ってもいいんだが、全部装備するとガッチャンガッチャンうるさいじゃないか?」
ガックリ
シン
↓
Or2
「一応魔力を込めると自動修復する機能が付いてるからね・・・・」
「ありがとうな、次は武器か・・・棒はあるか?」
「棒なら右から5番目のラックの非殺傷武器のカテゴリーにあるよ?」
「じゃあちょっと行ってくる」
10分後
「じゃあこれにするよ」
一本の150cmぐらいの六角形の棒を持ってくる
「じゃあさっきの部屋に戻ってスキルを決めてね」
と、足元に黒い穴が開く
ストン
「じゃあ選ぶか」
3分後
「できたぞ!」
「はや!スズカちゃんの時よりだいぶ早いな!」
「まぁ武器が決まっていて初めから構想は出来てたからな、ただスキルは隠せないのか?」
「隠せるよ、イメージで隠したい所を指定すれば完全鑑定でも見破れない、武器も神話級なら隠すことが出来る
ちなみに防具も素材のみ神話級にしといたから」
じゃあちょっと見せて」
斉藤亮介
男
23歳
ギャンブル好き、
器械武術士
切り札
絶対防御(一日5分
装備
棒 新陳自在棒
(神話級武器)素材不明
長さ最長50mまで重さ2000kgまで太さ直径5mまで自由自在に変更可
ただし形は棒の形(六角形)から変更不可
破壊不可
チタン合金製の部分鎧 貴重品クラス(素材のみ神話級
この世界に存在しない金属で作られた鎧の一部
軽く、整備を殆どしなくても大丈夫軽さの割りに防護力が強い
熱伝導がいいため変形とかしないが熱を与えるとすぐに熱くなる
(胸当て、手甲、スネ当て、ヒザ当て、ひじ当て、額当て)
スキル
異世界言語
アイテムボックス
生活魔法
身体強化
体力強化
気配探知
気配遮断
威圧
体捌き
体術
棒術
アクロバット
動体視力強化
絶対防御
タバコ生成
「絶対防御?」
「あぁ攻撃は最大の防御と言うだろ?逆に絶対の防御は最大の攻撃なのさ」
「なるほどね、君もこの切り札は隠すのかい?」
「なぜしってる?」
「スズカちゃんが言っていたのさ、「信用はするが信頼はしない」ってね」
「なるほど、それもあるが俺の場合はちょっとだけ違うな、俺は最悪を想定して行動するのさ信じているが何かあった時のために出来るだけ準備して置くんだよ、それが切り札さ」
「なるほどね地球の人間は面白いこと考えるんだね」
「・・・・ただ俺が偏屈なだけさ」
「そうかい、じゃあ次の人呼んでくれるかい?」
「わかった、礼は言っておく「ありがとう」
ギー、バタン
「何をしている?」
そこには地面に色とりどりの水玉模様に手と足を付いてる4人の男女が・・・・
ツイスターゲームである
「と言うか、その金髪のボンキュボンはだれ?」
「あー天使らしいわ」
「最上神さまが人間を連れてきたって聞いたから珍しいもの見たさで覗いてみたら見つかって話が弾んで
遊ぶことになったの、よろしくね!」
「そうなのか、それよりシンが次の人呼べってよ」
「じゃあ私が!」
そこには女の子が一人ツイスターのルーレットを回してたのを止め扉へ駆け込んでいく
「亮介!ルーレット回しなさい!パフパフが楽しめないでしょ!」
と鈴鹿
「いやだ!自分にないからって僻んでんなよ」
と言うと
「エネルギーバレット!」
ドカン!
亮介が3mぐらい吹き飛び意識が消え去る
「ちょっとしか力込めてないのにすごい威力ねー」
「わ、わたし!仕事があるから戻るわね!」
と天使さま
「あぁぁ私のぼいんちゃんが・・・」
そのころの残りの二人
「gtbr」
と隅っこで震えていたとさ
次回は東美由紀です