なにが原因?
カウンター
一馬「先ほど、報酬をもらったんだが」
受付嬢「はい、どうかしましたか?」
一馬「いやな、報酬は23万のはずだったんだが2万3千円しか入ってなかったんだが」
受付嬢「そんなことないですよ?ちゃんと23万入れておきました」
一馬「そういわれてもな・・・」
受付嬢「こちらもちゃんと23万入れたので・・・・」
そんな押し問答を10分ぐらい続けていると
亮介「すまんが埒が明かないから上司を呼んできてもらえないかな?」
受付嬢「・・・わかりました」
と、奥で書類仕事をしている兎耳の男性の所へ向かうと
受付嬢「クレ・・・す、・・・しを、よべ・・・いって・・・」
兎耳「・・・か、こんどは、な・・らした?」
受付嬢「報酬2・・・だしたの・・くろに2まん2・・えんしかはいってないと」
紅葉「どうやら、おいらたちクレーマーと報告されてるらしいよ~」
一馬「まぁそうだろうな、まぁこちらは大人としての対応するだけだけどな」
亮介「イラつくな」
美由紀「亮介くん、あっちで奴隷とご飯食べててもいいよ?」
鈴鹿「そうね、キレて暴れたら冒険者ギルドどころか、この町が壊滅しかねないわね」
一馬「そんなことしないわ、・・・俺はあっちで飯たべてるわ」
兎耳「お待たせしました、リバーロック冒険者ギルド副マスターの一人ルナ・リーティカです」
と、兎耳の男がこっちに来て話しかけてくる
一馬「いやな、報酬で23万もらったんだが実際袋の中に2万3千円しかなくて話をしてたんだが」
ルナ「なるほど・・・」
一馬「いちゃもん付けてるわけじゃないぞ?こちらも生活があるし、正当な報酬が欲しいだけだからな」
ルナ「それは重々承知しております、それにカジュは今まで同じような事を何回もしておりますので、正直
そちらの意見が正しいような気がします」
そう言いながら、コブシ大の水晶を取り出し
ルナ「では、申し訳ないのですがこちらに手を触れて下さい」
そう言われ手を乗っけると
ルナ「入ってた報酬は2万3千円でしたか?」
一馬「???はい、そうです」
そう言うと白く光る
一馬「???」
ルナ「これは真実の水晶と言いまして、質問に正直に答えると白く光り、嘘をつくと赤く光ります」
一馬「なるほど」
ルナ「次にカジュ、触れなさい」
受付嬢→カジュ「はい」
そういい触れる
ルナ「報酬は23万渡しましたか?」
カジュ「はい」
白く光る
ルナ「たぶんカジュも無意識か何かのミスで2万3千円の報酬を渡したのでしょう、ここは迷惑料を払いますので
引いてもらえないでしょうか?」
鈴鹿「いいけど一つ彼女・・・カジュ?さんだっけ?その水晶を使って一つだけ質問をしていい?」
カジュ「はい、どうぞ」
鈴鹿「あなた、報酬をネコババした?」
カジュ「いいえ、してません」
白く光る
鈴鹿「わかったわ」
一馬「今回は不可抗力として引きます、でも次は無しでお願いしますね」
ルナ&カジュ「申し訳ございません」
そして慰謝料含め合計30万ほどもらい、酒場の奴隷と亮介に合流する
一馬「解決したぞ」
亮介「もう少しで暴れる所だったわ(笑)」
鈴鹿「暴れたら町が殲滅するところよ」
皆「(笑)」
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ルナ「・・・・何回目だ?」
カジュ「3回?」
ルナ「0が一個足りないぞ!30回目だ!」
カジュ「てへぺろ」(・ω<)
ルナ「今回は始末書じゃすまさん!7万の減棒と一ヶ月のギルドのトイレ掃除だ!」
カジュ「えぇぇぇ」