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分配とトラブル?

リバーロック冒険者ギルド


そこは三階建ての建物で横にすごく広い建物だった


紅葉「おー、広いね」

鈴鹿「うん、リズサームに比べて2倍ぐらい広いわね」

美由紀「そうだね、それに賑わいもすごいよ」

一馬「俺はとりあえず並ぶわ」

亮介「俺も付き合うぞ」

紅葉「あそこの列ならすぐに終わるんじゃない?」


そう言うと20列ある受付の内一つだけまったく並んでない列を指差す


一馬「そうだな?でもなんで人が並んでないんだ?」

皆「さぁ?」

一馬「まぁいいか」

周りの冒険者「ざわざわざわざわ」

そしてその受付嬢の前に行くと


受付嬢「!?この私の所にならぶのですか???」

一馬「そうだが?なにか問題でもあるのか?」

受付嬢「問題はないですが・・・・」

一馬&亮介「?」

受付嬢「ふ、ふぇぇぇぇぇーーーん」


おもむろに泣き出す受付嬢


一馬「ちょっとまて!なにがあった?」

受付嬢「私の所に並んでくれる冒険者さん4日ぶりだよーー(泣)」

亮介「と、とりあえず泣き止め!」

受付嬢「私が担当になると出費が増えるとか、怪我をするとか、面倒ごとに巻き込まれるとかで皆並んでくれなかったのー(泣)」

周りの冒険者「ざわざわ」

一馬「周りの目が痛いから泣けやめ!」

受付嬢「ぐすん・・・すみませんでした」

一馬「取り合えず盗賊の討伐報酬の清算をたのむ」

受付嬢「わかりました、では討伐確認証をお願いします」

亮介「これだ」

受付嬢「ふぁ!?グルーダート盗賊団!!??」

亮介&一馬「??だれだ?」

受付嬢「これは最近このリバーロックからリズサーム間で荒らしまわってる盗賊団ですよ!

現在商業ギルドと運送ギルドと共同で冒険者ギルドに討伐依頼が出せないか相談があった所で討伐依頼が受理されればDランクの依頼になりますよ!」

一馬「そういわれても俺たちもDランクの冒険者だから普通じゃないのか?」

受付嬢「いやいや、なにか勘違いされてますがDランクの依頼を受ける場合普通は上のラングの冒険者のいるパーティを組むか上のラングパーティで依頼を受けるんですよ?」

亮介「そうなのか?」

受付嬢「はい、皆さん安全対策でそうしてますね、それか軍団を組んで頭数を揃えて人海戦術で対応しますね冒険者ギルドとしてはお勧めしませんが」

一馬「まぁ俺らじゃ同じランクぐらいなら余裕だし大丈夫だろ?」

亮介「だなぁ」

受付嬢「・・・・そうなんですか、まぁそれは兎に角受付しますね」

一馬「あぁ、お金は現金で頼む」

受付嬢「わかりました、では23万の現金になります」

と、封筒を差し出しそれを受け取ると

一馬「じゃあ用事は終わったな」

亮介「そうだな」

受付嬢「では、本日はありがとうございました、次もお待ちしてます」


そして席を立ち


一馬「普通だったな」

亮介「だよな?なんであんなに他の冒険者はビクビクしてるんだ?」

一馬「さぁ?」


そんな話をしながら酒場で待ってる皆のところへ向かう



一馬&亮介「ただいま」

その他「お帰り」

一馬「じゃあ取り合えず「お疲れ様!(カンパーイ)

すでに注文されていた料理に手をつける


一馬「これからどうする?」

紅葉「しばらくはこの町を拠点にして活動したら?」

美由紀「そうね、でも冒険者でこの人数のパーティで生活できるだけの生活資金稼げるのかしら?」

鈴鹿「そうね、だったらなにか商売でも考えないといけないわね」

亮介「今のところは資金は足りてるから足りなくなったらでいいんじゃないか?」

一馬「そうだな、とりあえずは冒険者で稼ぐとして、何か商売は後々考えていこう、それよりもとりあえず今回の成功報酬だ、今回はフォルスとヒューリとスネカも居るから現金にしてもらった、という事で1人10万8750円だな」

ヒューリ「え?私たちにもお金もらえるんですか???」

スネカとフォルスも頷く

鈴鹿「なに言ってるの?当たり前じゃない?」

スネカ「??犯罪奴隷は物と一緒の扱いですから普通個人資産は持ってませんよ!」

フォルス「買出しでお金を預かる事はあっても資産は何も無いですね」

紅葉「じゃあおいら達のパーティは個人資産OKって事で」

美由紀「いいんじゃないかな?その代わり生活の保護はしませんよーって事で」

鈴鹿「そうね、その中から自分らの町での滞在費、ご飯代、は自分達で出すって事ならいいんじゃないかしら?」

一馬「まぁ依頼の最中のご飯代とかは経費てことで俺らが出すから問題ないだろ」

フォルス「ご主人様がそう言うなら問題ないんですけど・・・」

一馬「じゃあそう言うことで報酬だ・・・ん?」

亮介「?どうした?」

一馬「2万3千しか入ってない・・・」

紅葉「どういうこと?」

一馬「さぁ?」

鈴鹿「とりあえずカウンターに言ってみたら?」

一馬「そうだな、奴隷達はここで待っていてくれ」



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