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奴隷

一馬「ところで奴隷って何処で買うんだ?

紅葉「おいらが知ってるわけなでいしょ?」

一馬「だよな。しょうがない」

一馬「受付嬢さん、奴隷ってどうやったら買えるんですか?」

受付嬢「北区の奴隷商にいくかオークションに参加ですね」

一馬「ちなみに値段の相場ってどれ位ですか?」

受付嬢「基本的には種族にもよりますね、人族の場合で言えば犯罪奴隷が50万~1000万で自己奴隷が借金などの考慮されますので何とも言えませんか200万から5000万ぐらいですかね?」

一馬「なるほど、ありがとう」

受付嬢「では、情報料3000円ですね」

一馬「金取るの??」

受付嬢「情報は重要な資源ですから(にっこり)」

一馬「3000円な・・・・」

受付嬢「まいどあり」


そんなんで北区の教えてくれた奴隷商へ

するとそこには2階建ての商店があり店舗の周りを3組の冒険者がウロチョロしている

一馬「すまんがここは奴隷商で間違えないか?」

冒険者「あぁ大丈夫だ、客か?」

紅葉「そうだよーん」

冒険者「・・・ちょっと待ってろ」

と言い中に入っていく

少したつち中年男性を連れて出てくる

男性「あなた方がお客様で?」

一馬「そうだ」

男性「これはこれは、挨拶が遅れまして、マッフィン奴隷商会のルードと申します、こんな所ではあれなので中へどうぞ」

と店の中に案内し個室へと導かれる

ルード「今回は奴隷をお買い求めと言うことで、何か条件はありますか?」

紅葉「女の子で~犯罪奴隷で~他に何かあったけ?」

一馬「・・・・冒険者経験者で動物や魔物の解体が出来る奴隷だな」

ルード「値段とかはどうしましょうか?」

一馬「普通があんまり判らないから、平均的な金額の奴隷を頼む」

ルード「承知しました、よければ他にも値段は上がりますがお勧めの奴隷も紹介しましょうか?

紅葉「みてみたーい」

ルード「判りました、では少々お待ちを」

と言い部屋を後にする


15分後~


ルードが戻って来て後ろから10人の女性が現れる


ルード「左から6人が平均的な値段の女性になり400万ほどになります7人目からはマッフィン商会のお勧めになります、全員生娘では在りませんが元Dランク冒険者で解体や見張りも出来ます」

一馬「罪状は?」

ルード「強盗、窃盗、殺人未遂、誘拐未遂ですね」

一馬「俺はだれでもいいから紅葉が決めてくれ」

紅葉「やった!じゃあお姉さんの中でおいら達の奴隷になりたい人は挙手して!」


誰も手を挙げない


一馬「・・・・なんで手を挙げないんだ?」

ルード「たぶん犯罪奴隷になるので死ぬ可能性があるからだと思われまるね、それに比べて商会は商品なぶん命は保障されますから」

一馬「納得だ」

紅葉「じゃあ1番目と3番目と10番目のお姉さんにする」

ちなみに狐耳、人族、蛇足のお姉さんだった

一馬「一人じゃないのか?」

紅葉「うん、夜中の見張りとかおいら達の討伐数からしての解体で一人は辛いとおもってね」

一馬「そう言うことなら問題ないな」

ルード「では3人で2800万になります」

一馬「高くないか?」

ルード「いえいえそんな事はないですよ狐族の奴隷は500万人族は400万ラミアは1900万ですね、ラミアは元々砂漠地帯に住んでおり、ここら辺だと貴重種族になります」


一馬「一人にしなさい」

オカンみたいな事を言う

紅葉「えー、でもやっぱり一人だとこっちの負担が増えるよ~、それに狐族は耳と鼻が良いから探知に便利だし、人族は手先が器用だから解体とかに有利だし、ラミアは動く時に音が立たないし熱感知サーマルもあるから斥候に便利だよ」

一馬「お前は口が軽い割りに色々考えてるからなぁ、じゃあその3人にするか」

ルード「毎度ありがとうございます、では支払いはカードで?」

一馬「あぁ頼む」

とギルドカードを渡すとメイドに渡し支払いを済ませ返してもらう

そして手を三回叩くと選ばれなかった奴隷が部屋から退室し代わりにメイドが筆とインクの入った皿を持ってくる

ルード「では所有者の方の血を1滴このインクへ垂らしてください」

一馬「パーティの所有物には出来ないのか?」

ルード「無理ですね、血が必要になりますから、他のパーティの方はリーダーが所有者になりルール設定の時に「パーティメンバーの命令に従う」と設定してますね」

一馬「じゃあそれで頼む」

ルード「他にはありますか?」

一馬「自分を傷つけない、人を殺さない、自己を守る、悪意のある嘘をつかないを含めて5つで頼む」

ルード「罰則は?足の小指を棚にぶつける程度から死まで選べます」

一馬「人を殺さないは自分の死で、その他はもだえる程度に殴られるで頼む」

ルード「かしこまりました」

と言うとインクを筆につけ首筋に筆で紋章を書いていく、そして魔力を込めるとインクが定着し一馬の奴隷になる


ルード「挨拶をしなさい」


狐族「フォルスです22歳で強盗で捕まりました」 

人族「ヒューリです18歳で空き巣でつかまりました」

ラミア「スネカよ、25歳で誘拐未遂でつかまったわ」


一馬「「自由の盟友」のリーダーカズマだ」

紅葉「スカウトのコウヨウだよー」


と挨拶をして店から出て行く

紅葉「じゃあおいらは盗賊ギルドに行って税金を払ってくるよ」


と、別れ

一馬「じゃあ行こうか」

と、屋台でご飯を食べ、中古服、防具屋、武器屋を巡る


フューリ「いいんですか?奴隷に武器を与えて」

フォルス「中古とはいえ新しい服も」

スネカ「ご飯もおいしかったです」


一馬「・・・奴隷にみすぼらしい格好させてたら俺達の品位が下がるだろ?まぁいいじゃあ帰るぞ」


と屋敷へ戻ると

奴隷「領主様の屋敷!?」

フューリ「ご主人様は王族の方なのですか?」

一馬「いや、領主に貸しがあるだけで一般人だ」

スネカ「それでもすごいわ」


一馬が屋敷に入るが奴隷達は入ってこない

一馬「どうしたんだ?」

フォルス「自己奴隷は兎に角犯罪奴隷が屋敷に入るは嫌がられる方が多いので・・・それに犯罪奴隷は外で寝ることが普通なんです」

一馬「そうなのか・・・じゃあ中に入れ「命令だ」」

そう言われて中に入って行き、一馬の部屋に通される

一馬「後で皆に照会するから今はここで待機していてくれ」



紅葉サイド


紅葉「こんにちわー」

受付嬢「いらっしゃい、今日はどうしたの?」

紅葉「収入があったから税金を払いにきたんだ」

受付嬢「じゃあカードを貸して」

紅葉「はい」

・・・・

受付嬢「じゃあコレで完了よ、次からは冒険者ギルドでも支払いはできるからね」

紅葉「ありがとう、ついでにリバーロックガーデンって町の情報がほしいんだけど」

受付嬢「ちょっとまってね」

・・・

受付嬢「コレね」

と紙を渡してくる


人口約4万

南 スラム6000人程度 売春宿、激安宿、激安飲み屋

  治安はあんまりよくないがギルドの依頼の冒険者、下級通常兵の巡回が多く回っており

  壊滅的な治安ではない

北 領主の屋敷や比較的に裕福な人の居住区。高級宿

  騎士団の駐屯地あり、北区の警備は騎士団担当 

東 薬草畑、ポーションの生成工場

  警備冒険者ギルドのB以上の警備と騎士団の担当

西 一般市民の居住区、安宿~中級宿屋

  中級通常兵の警備担当

中央 

  町の中央に鍬を持った初代ロックリバーの石造がある公園になっていて

  それを囲むようにクモの巣状に道路が出来ている

  中央には公園を中心に商店街、中級宿屋、屋台村、各種ギルドがある

  警備は各種ギルドの定例会議で警備の割合を決める、基本的には冒険者ギルドと盗賊ギルドが7割を出している

  生産系ギルドは人を出さない代わりに戦闘系ギルドに雇用費を払っている

  

町の掃除はスラムの住人を領主が雇いスラムの雇用につなげている

朝のパンとスープが出てその後お昼過ぎまで掃除

掃除後昼食のパンに焼いた肉を挟んだサンドイッチと大判銅貨2枚が支払われる


他にも公共トイレの掃除、町管轄の畑の野菜栽培、非常時のため武器作成などの仕事がスラム街雇用になっている

給料は2食の食事と大銅貨2枚~5枚の給料がでる

 

生い立ち


異世界人が薬草を栽培することを成功させたのが始まり、ただ栽培した薬草が高品質安定した収穫率のため商人がこぞって買い求め薬草を手に入れようとする商人や護衛の冒険者が薬草栽培畑の周りに住み始めそれを目的に屋台や宿屋などが出来て発展した町


薬草栽培後のポーション作成を町が管理しそれを販売することで税を免除されている

薬剤師は領主のお抱えになる


近隣の村からの納税

魔物に襲われた際の兵士の派遣

町の学校への学費免除、寮の食費、滞在費無料

収穫の3割が税金なければ実物、薪(村の人数によって代わる主に不作時に適用)



紅葉「なるほどね~いくら?」

受付嬢「1万ね」

紅葉「じゃあコレで」

とカードを渡し支払いをすませる


紅葉「じゃあまたねー」

と屋敷へ向かう紅葉だった

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