夕食と目的地
そして夕方
ロックの館
夕飯を食べながら
ロック「リズサームの町はどうだったかい?一応自慢の町なんだ」
一馬「いい町でしたよ」
鈴鹿「屋台もおいしかったわ」
亮介「市場も多彩な物があってよかった」
紅葉「もっと遊べるところがあってもよかったね」
美由紀「家具がいっぱいありました」
一馬「そういえば昼間あんまり若い男が居なかったけどなんでだ?」
ロック「それは厳戒令を解いたから、城壁外の砂鉄の採取場か鉄鋼の精製所か鉄の加工場にいたんだろうな」
亮介「そんな場所があるのか?」
ロック「一応特産品で秘匿技術の物だし公害の影響が町に来ないように森の奥に作ってあるからな」
ロック「ちなみに、この町の若い男は大体鉄鋼関係の仕事をしてるから昼間は町の外の商人か兵士ぐらいしか若いのはいないぞ、町の商店とかは女か年老いた男がメインで商いをしてるからな」
美由紀「そうなんですか、しかしそれで森の精霊が悲しそうになってるんですね」
ロック「あぁ、その代わり毎年植林はしていて木の伐採も毎年位置を変えているんだ」
美由紀「だから悲しんでるだけで怒っていなかったのですね」
ロック「エルフのシャーマンに何回も相談したからな、精霊を怒らせて地すべりとか森を怒らせても何の特にもならないからな」
一応色々共存を考えているらしい
一馬「そういえば今日町を散策してる時に後ろからつけられなかったか?
皆「みんなも?」
一馬「まぁ殺気はなかったからたぶんシェイの計らいで後ろから護衛をつけたんだろうな」
鈴鹿「でしょうね・・・今頃護衛がシェイに報告してるんじゃない?」
亮介「まぁ当たり前だろうな」
~そのころの冒険者ギルド~
影の護衛「以上ですね、まぁこの町の脅威やギルドの敵になることは状況しだいでしょうが、今すぐになることは無いでしょう」
シェイ「判ったわ、ヘブッッシ(′>Д<)3・。・。・」
護衛「風邪ですか?」
シェイ「うわさだと思うけど今日は帰ってねるわ」
~ロックの館~
ロック「君たちはこれからどうするんだい?」
一馬「とりあえずは数日は滞在して旅に出るつもりだ、目的地はこれから相談だがな」
ロック「やはりこの町に永住はしてくれないのか・・・残念だ」
亮介「まぁ俺たちはこの世界をあんまり知らないから色々回ってみたいんだ」
美由紀「この世界の甘いものも食べたいです」
ロック「それだったらリバーロックガーデンがいいかもな」
美由紀「なぜですか?」
ロック「あそこは砂糖大根が取れるからな、この国の砂糖の70%はリバーロックガーデンが産地だしな」
一馬&亮介&鈴鹿「リバーロックガーデン!?」
ロック「あぁ、そうだが?」
一馬「リバーロックガーデンにはコショウが特産と聞いたぞ」
鈴鹿「こっちはライスがあると聞いたわよ」
ロック「正確にはコショウは近くの森の中に自生してて、ライスは近くの村で栽培されてるんだけどな」
鈴鹿「それでも存在はするんだね?」
ロック「あぁもちろん、ちなみにライスどうするんだ?動物の飼料にするぐらいの価値しかないぞ」
皆「え?食べないの?」
ロック「食べるのか?」
一同「・・・・」
そういいつつ食事が終わり
食後の紅茶をいただいてると
ロック「明日の予定はどうするんだ?」
一馬「俺は依頼を受けてみようかと思うんだ」
美由紀「夕方に注文してた家具の引取りがあるぐらいですね」
鈴鹿&紅葉&鈴鹿「予定が無いから一馬の依頼についていく(わ)」
美由紀「じゃあ夕方までは私も依頼についていくよ」
ロック「町の門は17時に閉まるから気をつけろよ」
美由紀「じゃあ時間的には依頼受けてそのまま受け取りで問題ないわね」
一馬「じゃあ俺たちはそろそろ部屋に戻ってゆっくりするよ、後でみんな折れの部屋に集まってくれ、明日の相談をしよう」
そして一馬の部屋
一馬「じゃあ美由紀ルームを頼む」
美由紀「はーい、オープンセサミ」
とドアが出てきて中に入っていく
そして、
鈴鹿「みんな今日買った荷物を出して設置していきましょう」
と言うと食料は食料庫、家具はいろんな所に設置していく
亮介「キッチンはどうする?」
美由紀「今日家具屋さんで移動式のカマドと流し場と魔石製のオーブンを注文してきたから明日の夕方には搬入するよ」
鈴鹿「水は?」
美由紀「水がめも明日買うからそれは皆で汲んで運びましょう」
鈴鹿「それだったら町の清心教の教会で売ってたから私が買ってくるわ、どれ位いる?大体普通の壺一つで15Lぐらい入るわね」
亮介「それだったら20個あれば十分じゃないのか?」
余談であるが医者が人間1日で必要な水分は1,5L~2Lと言っている
なので飲み水だけで30日分の在庫だけなのである
他にも洗濯や風呂、料理と考えると大体14日分の水分量である
鈴鹿「しょうがないわね、まぁ最悪節約しましょう」
一馬「まぁあの時に比べれば全然ましだしな」
亮介&紅葉「だな」
一馬「で、今後の目的地なんだがリバーロックガーデンに向かいたいと思う」
鈴鹿「そうね、お米も確保したいし」
皆「異議なし」
一馬「じゃあここには1週間ほど滞在してリバーロックガーデンに向かおうとしようか」
皆「はーい」
と言いつつ外の部屋に出て各自割り当てられた部屋に向かい就寝する