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お話し合い

今回は話をするだけ

地上から2mの地点に黒い穴があくとそこから10本の足が出てきてゆっくりと地面に着地する


「お、着いたな」

「日本の田舎の風景とあんまりかわんないねー」

「空気おいしい!」

「て言うか私たち若くなってる!」

「遠くにでっかい鳥が飛んでる!」


五人五色の感想である


「今後の話をしないか?」と一馬

「いいんじゃない?もう夕暮れっぽいし、キャンプしつつとりあえず話し合いでもしましょう」と鈴鹿


「キャンプするなら私のスキルのルームにはいる?」と美由紀

「ルーム?」と紅葉

「うん、アイテムボックスの変わりに貰ったスキルで人が入って寝泊りできるスキルなの」と鈴鹿

「なに?その便利スキルw宿要らないじゃん」と一馬

「じゃあ入ろうか?オープンザセサミ」と美由紀



そのとたん目の前の地面からドアがせせり出してくる


「「「「おー」」」」


「じゃあみんな入って」と美由紀


「「「「お邪魔しまーす」」」」


ドアをくぐり玄関で靴を脱ぎ中に入るとそこは木のログハウス風の作りになっていて、リビングルームになっており暖炉と階段とキッチンらしきスペースと入ってきたドア以外に3つのドアがあるだけだった


「何にもないな・・・」と亮介

「まぁ初めて使ったからのちのち家具とかかわないとね」と美由紀

「まぁ雨と寒さをしのげるだけありがたいもんよ」と鈴鹿

「そりゃそうだな」と亮介


そのころ紅葉と、一馬はルームを探索してた、その結果

1階の3つのドアのうち1つのドアはお風呂と脱衣場

2つ目はただの棚の並んだ15畳程度の部屋たぶん倉庫なんだろう

3つ目は水洗トイレだった

そして階段を昇った所底には6畳の部屋が6つ並んでた

部屋にはベットと小さなテーブルと1脚の椅子があるだけだった


で、探索が終わるとリビングの床に5人が座り話し合いを始める

「とりあえずなんだけど神様に貰ったお金なんだけど5人で均等に分けようと思う」と一馬

「いいのか?車は一馬のだろ?」と亮介

「あぁ、俺だけが貰ってもしゃーないしな、それに今後みんな入用だろ?」と一馬

「そう言うなら貰うけど皆もそれで良いか?」と亮介

「「「うん」」」

「じゃあ次だ、今後の報酬の話だ俺は揉めるのは嫌だから相談の上諸経費以外を均等に分けようと思う」と一馬

「まぁ問題ないんじゃない?」と鈴鹿

「それはパーティ内のはなしだよね?個人的に稼いだ金はどうする?」と紅葉

「個人的に稼いだ金は個人資産でいいんじゃないのかな?」と美由紀

「それだと予定が合わせずらくて依頼を全員で受けずらくないか」と一馬

「じゃあパーティは組むけど無理に全員で受けなくていいんじゃない?予定が合う人が一緒に受ける感じでどうだ?」と紅葉

「「「「異議なし」」」」

「じゃあ次だ、パーティのルールを決めようと思う」と一馬

「ルール?」と鈴鹿

「あぁ、最低限のルールだ、最低限ないとパーティ内で混乱が起こる」

「まぁそりゃそうだ」と亮介

「じゃあ提案だパーティ内でのマジ喧嘩禁止な、もめた時はじゃんけんかチンチロな今まで通り」

「「「「異議なし」」」」

「2つ目だ、パーティ内での恋愛禁止な」と一馬

「安心しといて、あんたらには興味は一切ないから」と鈴鹿

「そうだ!無い乳には興味が無い!」と紅葉


ここで座ってた鈴鹿がとび紅葉の首にラリアットを決めそのままえび固めを決める


「ぎゃー!ルール1!!」と紅葉

「安心しといて正当防衛よ」と鈴鹿


「仲間だからないんだけど、なぜワザワザそんなルール決めるの?」と美由紀

「男と女がくっ付くとやっぱりパーティ内で揉めて内部崩壊するからな、信じてるがコレは何か起きないためのルールだ」と一馬


「ほかにあるか?」と一馬

「とりあえずは無いわね」と鈴鹿

「・・・パーティ内でのプロレス技禁止・・・」と紅葉

「自業自得だな」と亮介

「パーティリーダーは?」と美由紀

「「「「一馬で」」」」

「なんでだよ?やだよ」と一馬

「だって皆をひっぱて行くの好きジャン」と鈴鹿

「じゃあリーダーの意見が不服なら3人の反対があったら覆るってルールでどうだ?」と亮介

「それならいい」と一馬


「じゃあこれからの方針を決めよう、今後何をしたい?」と一馬

「今の所なにも無いから町へ行って冒険者にでもなりたいわね」と鈴鹿

「そうだな、旅に出てもいいな」と一馬

「寝たい」と紅葉

「甘いもの食べたい!」と美由紀

「じゃあ取り合えず町に行って冒険者になって金を稼いで旅に出よう!」と一馬

「「「「異議なし」」」」




と言うわけで、今後の方針が決まった



「次はみんなアイテムボックスの中を確認してくれさっきお金を出す時に色々入ってることに気付いたんだが」

「まじで?」と紅葉

「どれどれ」と亮介

と皆で確認すると

パン×30個

干し肉3kg

生肉5kg

ドライフルーツ×20、

魔法の水筒×1(見た目は500mlサイズで中に8lの水が入る)

周辺地図、

異世界の一般人の服×5

一馬に別けてもらったお金200万

シンに貰った武器、防具

初心者用剥ぎ取り用ナイフ(刃渡り6cm)

初心者用野宿セット(寝袋、インディアン式テント、松明×10)

木製食器セット(平皿、茶碗、ハシ、フォーク、スプーン、ナイフ)


(美由紀だけルームの食料庫にあった)


「地図を見る限りここから北に行って丘を超えるとリズサームって町に出るらしいそこを目指そうと思う、一番近いからな」と一馬

「「「「問題なし」」」」


「じゃあ取り合えず寝ない?さすがに眠いわ」と鈴鹿

「そうだねーもう12時だよ」と美由紀

「じゃあ皆部屋に入って寝ようか」と亮介


「「「「じゃあおやすみなさい」」」」




さて、最初の魔物は何をだしましょうか?

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