「ネズミ一匹逃すな‼︎」をそのまま体現した兵士達
「この予告状によれば、今日あの大怪盗『ジョーカー』がこの屋敷のお宝を盗む日だ。お前ら‼︎ネズミ一匹逃すな‼︎」
「「「「「「「「「「はい‼︎」」」」」」」」」」」
1時間後
うーうーうーうー(警報)
「なに、この警報はまさかお宝が盗まれた⁉︎どうゆうことだ。ネズミ一匹入ることができないこの屋敷にどうやって!?」
30分後
「おい、どうして俺が怒ってるかわかるか?どうして侵入を許した?」
「いえ、捕まえました」
「は・・・?どうゆうことだ。高笑いをしながら空を飛んで逃げていったじゃないか」
「確かにジョーカーは逃しましたが…こいつらは」
ドサッ
「なんだその袋は、5つとも満タンじゃないか。なにを入れている?ってん?」
「「「「「「チューチューチュー」」」」」」
(あ、待って,もしかして俺がネズミ一匹逃さすなって言ったからジョーカーそっちのけでネズミ捕まえてた?いやまさか…)
「おい、これはなんだ?」
「ネズミです‼︎」
(えぇ(困惑)そうはならんやろ、いやなってるか…って違う違う、え、どうして?なんで?あれそのまま受け取ったの⁉︎あ〜頭痛くなってきた…こんなのバレたら俺たちもれなく解雇…いやそれ以上、地下労働行きじゃん…どうしよう、、、いや待てよ、こんなにネズミがいるなら…)
「おいお前たち‼︎このまま行けば全員地下行きだ‼︎だが俺に従えばなんとかなるかもしれん‼︎」
次の日
「あら、私がいない間ご苦労様、ジョーカーはどこに?」
「はい、オ・カマ様、こちらに…」
「お?こ、これは⁉︎」
(今思ったら大丈夫かなぁ深夜テンションでジョーカーの着ぐるみにネズミを詰めたやつなんだが…しかも一夜で作ってクオリティ低いし…)
「これはあの憎きジョーカー‼︎よくやった‼︎お前たち」
(ラッキー)
完