授業
龍と契約者について教科書本文第15章859ページより
契約者には、契約龍の特徴が髪または瞳に現れる。
この色には階級が存在する。
この色には使える魔法の属性がほぼ決まるといわれている。
もちろん例外も存在している何属性も扱う契約者もいる。
主に、火、水、風、土、音、光、闇、などがある。
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著者ガザリアン,デルタ(故き龍の友)
「バレンティア君、寝ているくらい簡単なのでしょう?今読んだ教科書7属性の効果、特徴、弱点をそれぞれ答えなさい。」
今の時間は、龍紋の授業の時間だ。
セレス先生が寝ていたバレンに目をつけ答えさせようと当てていた。
「グラン~」そう、バレンが私に話しかけるが私もとばっちりをくらいたくはない。指先でトントンと教科書のあるページを指してあげた。勿論顔はセレス先生の方を見たままだが。
バレンは慌ててそこの部分を読みなんとか先生の質問に答えることができた。
「バレンティア君まぁ、宜しいでしょう。しかし、人に頼らずわざわざ教科書にのっているところを聞いたのですから自分で探す努力をしましょう。それにグランノリア君も手助けをむやみにしてはいけませんよ。バレンティア君の成長の妨げになってしまいますからね。」
とニッコリ笑ってセレス先生は、言った。
どうやらパレていたらしかった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。