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グラス・グリーヴス&大地人

【防衛部隊】48名

・第5小隊

先々代隊長であったアイリーンの代から勢いのある小隊。隊長がアンナ、そしてノクトの代になってもその才能ある素質は変わらないまま。全員が騎士として天才肌で、特にアルヴェルドは次期騎士団長として目を掛けられている。


――― アルヴェルド=ジャリス

 天然で少しマイペースな〈大地人〉騎士。大柄で筋肉質な図体とは裏腹に、あどけないが礼儀正しく温厚で優しい性格。名門騎士ジャリス家の長男。〈鬼神兵〉という異名を持ち、国中から恐れられている存在であると噂されているが、実際は全くの正反対の持ち主。大食いで甘党。


 マイハマの騎士団〈グラス・グリーヴス〉の一員でもあり、若手の中ではトップクラスの実力者。次期騎士団長候補でもある。しかし、多くの期待が架けられていると同時に、周りから妬まれることも多く、それまで幾度の苦悩を経験してきたが、今では気にしてはいない模様。愛嬌の良さで先輩からは可愛がられており、人柄の良さから後輩からも尊敬されている、騎士団きっての愛されキャラでもある。草食系マッチョ。


 十八歳という若さで既に結婚している。しかもデキ婚。お相手はコーウェン家当主、セルジアッド公爵の孫娘でもある『リセルテア=シルアルテ=コーウェン』。当然ながら、さすがのセルジアットも憤慨したらしく、マイハマ中で大事件となった。セルジアット公は、暫く彼にしばらく謹慎を与えたが、騎士団の追放は命じなかったと言う。今現在、リセルテアとの関係はとても良好で、彼女との間に三歳の息子も授かっている。セルジアットや親族を除く、貴族達からは一方的に嫌われてはいるが、本人はそこまで気にはしていない模様。


 名門騎士の名家でもあるジャリス家は、ヨコハマを本拠地とする。公爵家への信頼がとても厚い一方で、リセルテアのデキ婚事件が切っ掛けで周囲からの信用が若干低下している。リセルテアの擁護もあってか、ある程度は軽化され、セルジアッド公爵に許された。その後も、家柄の悪評も祟ってか、周囲の人間からは身分違いだと非難される事もあった。


 ジャリス家は商家でもあるのだが、そちらは年の離れた弟が継ぐ予定。現当主である父も40歳と現役騎士で、怪我で自身に限界を感じて引退した先代当主である祖父エドモンドもセルジアッドと同い年の60歳でありながら未だに現役の商人。


 戦闘能力については、持ち前の根性と剣の腕は騎士団の若手の中ではトップクラス。全体で見てもベテランさえも凌ぐ程。騎士団三傑を除く騎士達の中では確実に最強クラスの部類に入るだろう。ただし、あくまでも他の騎士との比較対象であって、〈冒険者〉との戦力の差は比べるまでもない。

 アイザックからは「まだ開花していはいないが、いずれマイハマ……いや、イースタル一の騎士になるかも知れねぇ」と絶賛されている。アイザックにアドバイスされてからは、槍も主力装備に加える。


 年齢21歳。身長190cm。好物はクロワッサンとフランスパン。イメージカラーは黄緑・灰色。誕生日は8月30日。

 種族-大地人 -レベル53(12月時点)→レベル55(4月時点)→レベル58(6月時点) 『なし→フォートレス』 - 職業『守護戦士』


エドワード・ウォーノス Lv53→Lv55→Lv58

隊員。アルヴェルドの同僚の一人。三馬鹿の一人。熱血漢で勝気な性格。アルヴェルド以上に筋骨隆々で、クセッ毛のある赤髪が特徴の青年。イースタル一の怪力の持ち主と称される。マイハマの騎士団〈グラス・グリーヴス〉の創立者の一角であり、スガナ男爵と領土を共有する名家ウォーノス家の御子息。武器は戦斧。フエヴェルの婚約者。21歳。


ラインハルト・エインズワース Lv53→Lv55→Lv58

隊員。アルヴェルドの同僚の一人。三馬鹿の一人。皮肉屋でクールな性格。逆立てた青髪が特徴。『にゃん太班長・幸せのレシピ』で登場したギルバート・エインズワース子爵の嫡子でアリーシャの双子の弟。アプレッタの婚約者で、彼女の目の前ではいつもの冷徹な態度から一変、デレデレになる。姉アリーシャの前でも二人きりになれば、これまた態度が180℃変わる。所謂、シスコン。スコットの事は嫌いだが、現在はある程度まで軟化している。武器は両手剣。21歳。


ノクト・エヴァンズ Lv55→Lv57→Lv60

隊長。隊長格の中ではセルゲイと並んで最強格で、アルヴェルドの先輩。29歳。マイハマ名門貴族にして騎士の家系でもあるエヴァンズ家の嫡子で、リヒトの兄。騎士団の中ではアルヴァルドの次に後輩への面倒見が良く、騎士としての誇りを持っている。大らかな兄貴分な性格。三年前に領地に準ずる貴族の令嬢にして元騎士であるアイリーンと結婚しており、五年前に産まれたばかりの二児(男児と女児の双子)の父親となっている。騎士としての業務をしている最中、家の執務については二つ下の次男坊グレイに任せている。

エヴァンズ家はサラリヤの夫フェーネルの実家でもある。騎士団長であるアルトリウスは実父。


ヨーランド Lv52→Lv54→Lv57

副隊長。アルヴェルトの先輩。堅物な性格。ロザリーとは恋人同士。24歳。


ロザリー Lv52→Lv54→Lv57

隊員。紅一点。アルヴェルトと同時期に騎士となった同僚。真面目でしっかりものな姉御肌。ヨーランドとは恋人同士。21歳。三年前にアンナの後任として従騎士から昇格された。


・第2小隊

第1小隊に次ぐエリート小隊であったが、〈大災害〉から三年前に隊長を務めた騎士が事故で無くなり、第二位の座を第5小隊に取られた事で彼等と険悪になってしまい、仲裁役だったグレイが病気の悪化により引退したことで、セルゲイとノクトの仲はますます悪化する事となり、遂には完全に決裂することになる。新しく昇格した元従騎士のカイルを除く全員の性格がかなり歪んでおり、特にセルゲイとセドリックは妬みと恨みからかアルヴェルドを特に嫌っている。


セルゲイ・ルーズベルト Lv57→Lv60

隊長。29歳。紫色の髪が特徴。自分よりも後に入ってきた上、(悪気が無いとはいえ)問題行動をやらかす癖に、騎士団長や三傑に気に入られているアルヴェルドの事が気に入らず、同僚や部下達と共に陰湿な嫌がらせを繰り返している。そのせいで第5小隊のエドワードとノクトからは嫌われており、アルヴェルドの事で喧嘩することが多い。それを除けば基本的に厳格だが、面倒見が良い兄貴肌な性格で、彼を慕う者も多い。恐らく、彼自身が性格が悪いのではなく、単にアルヴェルトの事が嫌いなのかもしれない。

実は没落貴族出身でかなりの苦労人。補佐官のアンナとは幼馴染で腐れ縁の関係。ノクトとも先代第2小隊隊長のアルゴと交えて、かつては親友同士だったらしいが、セルゲイもノクトもお互いに決裂しているからか、過去を口に出そうとしない。


ブルーノ

副隊長。24歳。口が悪く粗暴な性格をしている。先代第2小隊隊長のアルゴの弟。


チェトス

隊員。23歳。傲慢な性格で誰に対しても突っかかりやすい性格をしている。


セドリック

隊員。22歳。明るい性格だが無邪気に悪口を言う外道。セルゲイの次にアルヴェルドの事を嫌っており、彼を見下している。一方で後輩騎士の面倒見は良い。先輩であったアルゴを慕っていた。


ハーミア

隊員。21歳。紅一点。ダウナー気質で面倒くさがり屋。意地悪な性格をしている。


カイル

隊員。18歳。臆病で内気な性格をしている。半年前に昇格したばかりの若手騎士。上司たちのアルヴェルド虐めに口を出す事が出来ずにいる。


・第1小隊

成績優秀者上位で構成された由緒正しいエリート小隊。全員が貴族出身。


・第3小隊

変わり者の隊長が率いる斥候部隊。変人ばかりだが実力は確か。


・第4小隊

年長者の騎士達で構成されている実力派軍団。大らかで明るい雰囲気が特徴。


・第6小隊

暗い性格の騎士達で構成されている。ネガティブ気質が多いが功績は高い。


・第7小隊

プライドが高く、向上心の高い騎士達で構成されている。


・第8小隊

成績不良の落ちこぼれ部隊。と、評されているが、その実態はサラリヤ直属の諜報部隊の一角。


【精鋭部隊】24名(内、魔術師と従軍司祭が4人ずつ)

騎士団にスカウトされた〈大地人〉によって構成された部隊。所謂、雇われ隊(スカウト)

・第1小隊

シグムント=イルズベルド Lv58→Lv60

隊長。


スティーブ=アールデイル

魔術師。


・第2小隊

ジロ

隊長。元傭兵。タロの弟。


タロ

副隊長。元傭兵。ジロの兄。


クロード

隊員。


ギリアム

隊員。


・第3小隊

ソフィア=セングウジ Lv53→Lv56

従軍司祭。数少ない女性騎士。防衛部隊にしか加入できない女性騎士の中で、精鋭部隊に入る事が許される数少ない女性が軍司祭(バトルシスター)である。冷静沈着だが、実は負けず嫌いな性格。騎士としての才能を持つアルヴェルトをライバル視している。


ブレーズ=K=トーラム Lv55→Lv58

隊長。


ディアン=サキモリ

副隊長。


クリス=ジュノア

魔術師。


アンディ=クロケット

隊員。


エイリーク

隊員。元傭兵。


・第4小隊

クローディア=L=アルテリナ

従軍司祭。


ダグラス=エンフィールド

隊長。


ツヴェルク

副隊長。


アイン

魔術師。


ドラクル

隊員。


フォルク

隊員。


【従士】

リヒト・エヴァンズ Lv29→Lv31

若手騎士の一人。アルヴェルドの後輩で、エヴァンズ家の三男坊。ノクトの10歳下の弟。真面目で礼儀正しい性格。半年前にアルヴェルド達に憧れて、自ら騎士団に加入した。アルヴァルドを尊敬している。二人の兄とリヒトの間には三人の姉がおり、更にリヒトの下には12歳になる双子の妹達がいる。15歳。騎士団の中では最年少。


ベンジャミン・ジスカール Lv29→Lv31

リヒトの同期で親友。ロバートの息子。アルヴェルドの後輩。16歳。大柄な体格で不良に見えるが、根は優しい性格。第1小隊に所属する優秀で年の離れた双子の兄達がいる。


【騎士団長・三傑・補佐官】

アルトリウス・エヴァンズ Lv71→Lv73

〈グラス・グリーヴス〉騎士団長。エヴァンズ家当主。フェ―ネルの兄。ノクトとリヒトの父親。48歳。マイハマ現最強の騎士。

ガスパル=ジャリス Lv70→Lv72

〈グラス・グリーヴス〉騎士団三傑の一人。ジャリス家当主。アルヴェルドの実父。商家も営んでいる商売人にして情報通。40歳。

ロバート・ジスカール Lv69→Lv71

〈グラス・グリーヴス〉騎士団三傑の一人。ジスカール家当主。40歳。

??? Lv68→Lv70

〈グラス・グリーヴス〉騎士団三傑の一人で紅一点。謎に包まれている。31歳。

ニコラス Lv63→Lv65

〈グラス・グリーヴス〉騎士団の四人いる補佐官の一人。37歳。

バルトロメオ Lv63→Lv65

〈グラス・グリーヴス〉騎士団の四人いる補佐官の一人。35歳。

ミルハウスト Lv63→Lv65

〈グラス・グリーヴス〉騎士団の四人いる補佐官の一人。33歳。

アンナ・マガーリッジ Lv58→Lv60

〈グラス・グリーヴス〉騎士団の四人いる補佐官の一人で、紅一点。29歳。眼鏡を掛けている。五年前、寿退職した騎士団長のアイリーンに代わって、繰り上がる様に補佐官へ昇格された。元々は防衛部隊第5小隊隊長だった。セルゲイとは腐れ縁。


【大地人】

フエヴェル

エドワードの婚約者。プライドが高い典型的なお嬢様。幼馴染であるエドワードは、高飛車な彼女の尻に引かれているが、周囲にはお似合いカップルと認識されている。彼を「エド」と呼んで呼び慕っている。


アプレッタ

ラインハルトの婚約者。彼女の考え抜いた手法により、まんまとやられた被害者がラインハルトである。周囲から理不尽だと非難されていたが、現在はイチャイチャカップルにまで発展している。既にアリーシャを『お姉さま』と呼び慕っており、彼女からは「何て健気な子なんでしょう」と感激されている。


アリーシャ

『にゃん太班長の幸せレシピ』にも登場したギルバード卿の娘。料理人スコットとはアキバで知り合った恋人同士。口数が少なく、表情が読み取れないが、おしとやかで優しい性格をしている。幼い頃は病弱で、後に家を継ぐ事になったラインハルトとは違い、令嬢の為に何も出来ない自分に幻滅している。リセルテアの自由な恋愛婚を聞き、父親達が決めた婚約話を全て蹴り家出す。その後、家出した際に訪れたアキバの街にて、スコットと出会い、恋人同士となった。後ににゃん太の協力の元、スコットと正式に結婚する。


ギルバート・エインズワース

ラインハルトとアリーシャの父。レスター候の領地に準ずる名家で、レスター侯爵の側近でもある。現在は領地拡大の為に、交渉・税務などに勤しんでいる。世継ぎである息子のラインハルトに期待を寄せている一方で、もう一人の子供である娘のアリーシャには何かと過保護気味に接していた。


スコット

アリーシャと結婚した〈大地人〉の〈料理人〉。当初は結婚してもなお、自分を敵視しているラインハルトをやや苦手としていたが、今現在はやや程度は軟化された模様。ただし、アリーシャが妊娠したと話した際には、彼に殺されそうになったらしい。


アイリーン・エヴァンズ Lv80

十三年前から〈グラス・グリーヴス〉の若き騎士団長として戦績を上げていた伝説の女傑。36歳とは思えない程の若き美貌の持ち主。生涯独身を貫いてきたが、十三年前の騎士団長の着任式の際に、かつて新米騎士であったノクトに一目惚れしてしまう。長年の猛アプローチの末、六年前にノクト・エヴァンズと結婚すると同時に寿引退。現在はエヴァンズ家の良妻として評判である。サラリヤとは親友同士。


アルゴ

セルゲイの前の第2小隊隊長であった人物。平民出身。明るく豪快な性格で、誰に対しても対等で優しく、汚名のある家柄のせいで、周囲から孤立していたアルヴェルドに対しても頼れる後輩として普通に接していた。セルゲイとは1つ上の同期にして大親友。


リセルテア=シルアルテ=ジャリス

アルヴェルドの妻にして、公爵家の領主セルジアット=アインアルド=コーウェンの孫娘。「イースタルの秋薔薇」。美しい金髪が特徴。レイネシアとは正反対で、天然かつ活発なポジティブ一身の性格。現在は夫との間に三歳の息子を授けている。愛する妹のレイネシアや弟のイセルスに大きな負担を持たせてしまった事に後悔している。現在は港湾都市のヨコハマで商人達を束ねたり、子供達に勉強を教えたりなどしている。パジャマは絹派。ネルのパジャマは肌が荒れるから悪。


アレックス=ジャリス

アルヴェルトとリセルテアの息子。3歳。イセルスを兄の様に慕っている。


ラングリッサ=シルアルテ=コーウェン

公爵家の領主セルジアット=アインアルド=コーウェンの次女。「イースタルの太陽」。姉サラリヤの結婚を期に、世間の表舞台から姿を消した影の貴婦人。現在は公爵家としての名を潜め、マイハマ領内にある大神殿で修道女として過ごしている。道楽家で、よくお酒を持ち歩いている。未だに謎が多く、歴史の陰に隠れている。父親似な為に、母の遺伝が受け継がれなかった。


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