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9.君の記憶

 結局その日は、六花リッカの一言で解散を余儀なくされた。

 スマートフォンに表示されていた日付が、ちょうど俺と六花の通う大学(ちなみに通っている大学は別だ。六花は女子大に通っている。俺はテキトーに地元の国立通ってる)の夏季休暇明けの一週間前だったのだ。


「ちょっと! こないだ合コンで知り合ったナンチャラ先輩(聞き取れなかった)との映画デートの約束の日があるって、言ってたでしょ!?」


「あらぁ、だから、夏休み中はフリーでいてねって言ったデショ」


「……先輩にRINEブロックされてた……」


 簡易SNSであるRINEでそのナンチャラとかいうどこの馬の骨ともわからん輩と連絡が取れなくなったらしい。まぁ、映画デートぶっちした挙句そのまま一か月近く音信不通になってたら、フツーは合コンで知り合った程度の女の子なんて切るよなー……。


「……この映画、観たかったのに……」


 あまりにもしょぼくれる六花がかわいそうになってきたので、俺はさりげなく手に持っている映画のチケットを見てみる(てゆーか未練はその先輩じゃなくて映画なのかよと言うのは敢えて突っ込まないでおく)。


「何て映画だよ……あー、まだ上映してると思うけど?」


「……一人で映画なんて、恥ずかしくて行けないわよ」


「……アー(あー)ソノエイガ(その映画)オレモ(俺も)ミタカッタンダヨナー(観たかったんだよなー)ジョウエイキカン(上映期間)オワッチャウシ(終わっちゃうし)ダレカ(誰か)チケットトカモッテナイカナー(とか持ってないかなー)


 棒読み甚だしくそう言いながらチラっと六花の方を見る。


「しっ、仕方ないわね! その代わり、お昼とお茶くらい奢んなさいよ!」


 理不尽すぎる。が、そう言う六花の表情は先程までの不貞腐れたモノとは違い、どこか嬉しそうなモノにも見えた。


「あ、映画見たら感想聞かせてねー」


 のんきにベッドからそう声を掛けてくる宇月ウヅキ。きっと俺達の感想次第で、レンタルか地上波放映を待つか決めるのだろう。


「映画は良いんだけど……潤チャンは大学の宿題、終わってるのかしらぁ?」


 ふと発せられた瑠夏ルカさんの一言に、一瞬だけビクつく。……何か声の位置が近い気がすると思ったら思いっきり耳元に居やがった。


「……宿題も終わらせてないような悪い子に、アタシの大事な六花ちゃんは貸せないわネェ」


「……大学の友達に手回しはしてあるから、その辺は大丈夫だよ。後は簡単なレポートだけだし」


 訂正しよう。「友達に手回しはしてある」んじゃなくて、「これから友達に手回しをする」んだと。

 まさかゲームの被験がこんな長丁場になるなんて予想してなかったから、瑠夏さんの「夏休みの宿題は遊ぶ前に済ませておくコト(はぁと)」という注意を右から左に何かアレしたとか、そんなことは決してない。……多分。


「……そぉ~お? ……ならイイんだけどぉ……」


 そんな俺の心情を見透かしているかのように、瑠夏さんは俺を睨みつけている。

 が、俺はとっとと六花と映画を見に行く日を決めて、大学のダチ共にせめて般教(一般教養の講義)の宿題の根回しくらいはしておかなければいけない。


 そんなこんなで、この日は解散となり、俺は久々となる我が家に、愚兄・史尋フミヒロと共に帰宅したのだった。


 いい意味でも悪い意味でも放任主義なウチの親は、どちらかというと一か月近くも留守にしていた兄弟二人よりも、普段特別仲がイイわけでもない兄弟二人が揃って帰宅したと言う事の方に驚いていた。




 その晩、俺は兄貴の部屋に呼ばれた。




 俺は滅多なことでは兄貴の部屋には近寄らない。ソレは、時折聞こえる怪奇的な叫びだとか、ぶつぶつと繰り返すように紡がれる呪詛か何かのようなナニカを怖がっての事ではない。部屋のインテリアとして飾られている髑髏のナイトランプが不気味だとか(瑠夏さん曰く「さっすがアタシの史尋♡イイセンスしてるわァ」とのこと。解せぬ)、カーペット代わりに敷いてある謎の魔法陣が小学生ぐらいの頃に大体の子供たちが落書き帳に書いていたであろう「おれのさいきょうのもんすたー」召喚の陣に似ているとか、そんなことは関係ない。


 要は、俺はこの絶賛廚二病の兄貴と極力関わらないように生きてきたのだ。例え、幼稚園、小・中・高・大と同じ学校を母校にしており、先生や共通の知り合いなどから散々「お兄さんは元気?」と聞かれようがだ。


 兄貴の部屋は、相変わらず、良くわからないインテリアで飾られており、デスクの上のPCと六法全書、少しだけデスクに溜まっている小難しいレジュメが無ければ、まず国立の大学院の院生の自室等とは思わないだろう。むしろアレだ。サバト(魔女の集会の事らしい。何故そんなこと知っているのかなんて聞かないでくれ)の会場の方がしっくりくる。


 そんな中、棚に置いてあるインテリアの中で唯一、その場に似つかわしくないようなモノがあった。

 ……伏せられた写真立てのようだ。


 ……正直、この兄貴が部屋に写真とか飾るような人間だとは思っていなかったので驚いた(自分の等身大ブロマイドとか飾ってあったらソレはソレで何故か納得できるんだが)。

 ちなみに俺の部屋には意外かもしれないが写真専用のスペースがあり、六花や宇月、それに学校のダチと撮った写真とかいろいろ貼ってあったりする。


 兄貴はその伏せられた写真立てをゆっくりと起こす。

 そこに映っていたのは、俺の予想通りの兄貴、瑠夏ルカさん、睦月ムツキさんの三人の他にもう一人。黒髪の女の子。あの「世界」で、良く知っていたとは言えないが、それでもそれなりに会ってはいた、あの女の子。

 被写体の四人の年齢は、せいぜい小学校の低学年くらいかというほどで(兄貴と瑠夏さんが今も昔も年相応に見えないせいで、正確な年齢が推定できない。ちなみに子供時代は歳よりも上に見えることが多かったようだ。……俺もだったが)、無邪気な笑顔を浮かべて写真に写っている。


「兄貴、これ……」


 笑顔の美少年三人に囲まれて微笑む黒髪の少女は、紛れもなく「ユニ」だった。


「……堤星(サダボシ) 柚爾(ユニ)といってな……俺達の、もう一人の幼馴染み『だった』」


 普段の道化のような仮面(演技?)を脱ぎ捨て、真剣な表情の兄貴とその口ぶりを見て、俺は「ユニ」……いや、柚爾ユニさんが、既に鬼籍に入っていることを難なく予想する。


柚爾ユニは、まぁ、今で言う『イジメを苦に自殺』と言ったところだ。原因は……俺達とつるんでいたかららしい。理不尽な女子の嫉妬が原因だが、俺達も結局、柚爾ユニを救えなかった」


 淡々と語る兄貴は、柚爾ユニに関する思い出を語る。


柚爾ユニは瑠夏たちと同じ学年で、俺の一年上の学年だった。だから、俺だけは、瑠夏たちが柚爾ユニつるまなくなっても、声を掛けて遊びに誘ったりしていた。そうして、『柚爾ユニを助ける自分』に酔っていたのかもしれない」


 兄貴の言葉には、柚爾ユニに対する言い訳も、都合のいい形だけの謝罪も無かった。ただ、過去への「後悔」だけが混じっている。


柚爾ユニの家庭環境も、あまり良くは無かった。実を言うと、瑠夏や睦月の家の親も、ウチの親でさえも、あまり柚爾ユニと俺達が遊ぶのを良く思っていなかったらしい。……お前や六花を授かったのを機に、本格的に俺達から柚爾ユニを遠ざけた」


『だって! いつだって私の味方になってくれたデショ!?』

『あんなに優しかったのに、まるで全然違うヒトみたいだよ!?』

『アナタだけはいつだって私の味方になってくれたじゃない!』


 俺は二回目に「ユニ」に殺された時に言われた言葉を思い返す。

 今ならわかる。アレはジュンではなく兄貴(史尋)に向けての言葉だったのだと。「ユニ」が俺に誰を重ねていたのかも、今ならわかる。兄貴(水無月 史尋)だ。


柚爾ユニの死は、表向きは『わき見運転のトラックによる交通事故』となっているが……俺は、いや、俺達は、柚爾ユニは自ら交差点に飛び込んだと確信している。……学校側がもみ消したが、学校の机の中に、たった四文字だけの手紙が入っていたんだ。『サヨナラ』って」


 その後、俺達は何故か兄貴の部屋にあった酒をちびちびと呑み、夜も更けたところで俺は兄貴の部屋から引き上げた。




 結局、うのていで夏休みの宿題を、友人という名の絆の力で片付けた俺は、夏休み明けの久々の大学の講義室にいた。


「おー、汐理シオリチャン! こないだはサンキューな」


 冴島サエジマ 汐理シオリ。同じ学部で、主な俺の宿題の手伝いに参加してくれた、所謂「いつメン」という奴の内の一人だ。般教だけでなく、学部の方の宿題までも何とかなったのは、彼ともう一人の協力者の力があってこそだ。

 汐理チャンは夏休み前まではどこか影を落としたような、そんな雰囲気が漂っていたのだが、最後に会った夏の期末試験以前と比べると、憑き物が落ちたような印象を覚えた。


「潤くん……君ってヤツは……どうしてあんなになるまで放って置いたんだ!(宿題を)」


 基本マジメ君な汐理チャンからすれば、夏休みも明けるか既に集中講義で夏休み終了している奴もいるかという日頃に「宿題手つかずへるぷみー」なんてRINEを送るヤツが存在すること自体が信じられないのだろう。


 新学期そうそうに、他のいつメンたち(何故かこいつらも汐理チャンに宿題ヘルプRINEを送ったらしい)と共に汐理チャンにお説教を喰らいながら、俺はこの夏の記憶は絶対に忘れないと誓っていた。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 俺は火葬場の脇に設置された、親族たちが軽い飲み食いをする席を立って、外に出ていた。風が靡いていて、俺の礼服のジャケットの裾とネクタイをはためかせる。


 目的の人物はすぐに見つかった。


 何気に緑ばかりが目立つ火葬場周辺で、黒一色の礼服は、かなり目立つ。


「六花」


 声を掛けると、泣き腫らした瞳がこちらを振り向く。

 隣に座って、六花の眺めていた方角を見ると、火葬場の煙突から出る煙だった。


「アレ、宇月ウヅキなのよね……ちゃんと、天国、行けるといいな……」


 理系女子の六花らしくも無い言葉と共に、その煙を見送る。上空の少し強い風に揺られながらも、煙は順調に空高く昇って行った。


 あの夏から数年後。

 宇月の病はとうとう治らず。彼はいつもの様に口に笑みを湛えながら、眠るように息を引き取った。


 ガヤガヤと、葬儀の席だと言うのに、久しぶりに会うからとか、賑わっている方が宇月も喜ぶとかそんな理由で宴会を続ける宇月の親族たちに、俺と六花はなじめず、こうして席を立つこともしばしばだった。ちなみに兄貴と瑠夏さんに至っては堂々と親族席のど真ん中で宴会に参加している。神経が図太すぎだ。


 ……まぁ、これからもっとも葬儀に相応しくないだろう言葉を口にする俺が言えた義理ではないが。


 今までも、特に大学に入ってからはことさら、俺と六花をくっつけようとする周囲の画策があった。俺も六花も対抗し、六花は合コン三昧にボーイハントの挙句連戦連敗、俺に至っては仏頂面でいつも連るむメンバー以外とは滅多に口を利かないありさまだった。


 が、今日、俺はその画策に屈しようと思う。

 空へ昇る幼馴染みの、最後の願いを叶えるために。一応、自分の気持ちに素直に向き合ってみた結果でもある。


「あの、さ」


「……何よ」


「俺達、さ」


「……だから、何よ」


「……付き合わね?」


 言ってしまった。しかも俺の右手さんはさり気に六花の左手さんを包み込んでいたりした。何してくれてんですか俺の右手さん。


 あの夏の思い出。兄貴達によると、俺達はそれぞれ全く違う条件下であの「世界」に送られたらしい。

 「ゲーム」としての機能・システム面や、シナリオ、その他モブキャラの立ち回りや様々な情報を全て「見て」「記憶」し、細かいバグ等の修正点を見つける為に送り込まれた六花。

 一般的な「プレイヤー」として、そしてあの「ゲーム」最大の主賓でもあり、どこまでプレイヤー自身が楽しめるかを確かめる為に送り込まれた宇月。

 そして、特異な条件下だが。仮に、今流行の「トリップ」を味わう為に、通常のプレイヤーの他に「現実での記憶の排除」を成されて送り込まれた俺。


 あの「世界」で、現実では六花と共に常に宇月至上主義を掲げていた俺が、エル(六花)の事を常に気にし、守ろうと動いていた。

 もうあの「世界」で最初に出逢ったあの時点で、俺の運命は決まっていたのかもしれない。


 俺の右手に包まれた六花の左手が、そっと握り返してきた。顔がほんのり赤くなっているのが答えなのかもしれない。


「つまり」


「ん?」


 不意に話し出した六花に応える。煙は既に細くなっていて、そろそろ宴会も終わっているかもしれない。


「また続けてくれるってことよね? 『女王の番犬』?」


 朝自分の出発がてら六花を後ろに乗せてバイクを走らせ、帰りにも六花のRINEが入れば即刻迎えに馳せ参じる。例え自分に出かける用事が無くても、六花のRINEがあれば即刻送り届ける(それが合コン会場だとしても)。

 ……アレ? おかしいな、いつもと変わらないぞ……?




 どこからか、宇月がいつもの様にクスクスと笑う声が聞こえたような気がした。

 

 

 

 

 





 

 

人物一覧



ジュン

本名:水無月(みなづき) (じゅん)

由来:六月の異名(水無月、June)から

187cm、74kg。 髪:黄緑(焦げ茶)、瞳:緋(黒) 六月二十一日生まれ。

20歳大学生(二年生)。流されるままに生きてきた自由人。幼馴染みの宇月と六花の事以外は基本的にどうでもいい。単位もどうでもいい。典型的な無気力人間。

ゲームの中での職業(ジョブ):剣士(火→闇)→剣士(火)→騎士(火)→暗殺者(闇)



ウヅキ

本名:浅苗(あさなえ) 宇月(うづき)

由来:五月の異名(浅苗月、雨月(うづき))から 四月一日生まれ(学年的には潤達の学年の一番最後の日)。

166cm、52kg。 髪:明るめの茶(栗色)、瞳:黄金(鳶色)

19歳。潤の幼馴染み。幼いころから病床に就いている。宇月でも遊べるゲームを作ろうとした兄たちの行動が今回の騒動の原因。

ゲームの中での職業(ジョブ):狙撃手(風)



エル(エイプリル)

本名:鳥待(とりまち) 六花(りっか)

由来:四月の異名(鳥待月、立夏(りっか)月、April)から 六月二十八日生まれ。

157cm、46kg。 髪:ピンクブロンド(ピンクブラウン)、瞳:ペールブラウン(薄茶)

20歳大学生(二年生)。潤と宇月とは幼馴染み。潤とは別の大学。髪は大学に入ってから染めた。学業面が優秀なため、潤よりも偏差値の高い女子大に進学。サークルで男漁りするも玉砕している(その理由が潤であることは本人達以外には周知の事実と化している)。

ゲームの中での職業(ジョブ):魔術師(氷)→魔術師(氷)→魔術師(氷)→召喚士(光)



ルキア(ルキウス)

本名:鳥待(とりまち) 瑠夏(るか)

由来:四月の異名(鳥待月)、聖書の登場人物(Λουκᾶς(Lukas)、Lucia(Lukia)、Lucius)から 八月三十一日生まれ。

174cm、62.5kg。 髪:黒(黒)、瞳:空色(薄茶)

25歳、研究職。六花の兄。マッドサイエンティスト。趣味はゲーム開発やプログラミング。所謂オネェ。歳の離れている妹・六花の事は目に入れても痛くないほど可愛がっている。

ゲームの中での職業(ジョブ):魔術師(氷)→大魔導師(氷→闇)



水無月(みなづき) 吏尋(ふみひろ)

由来:六月の異名(水無月)、七月の異名(文披月(ふみひろげづき))から 七月七日生まれ。

184cm、64.5kg。 髪:焦げ茶、瞳:黒

23歳、大学院生。潤の兄。文系(法学系)。隠れ(られていない)廚二病罹患者。今回の企画の世界観・ストーリー担当。



浅苗(あさなえ) 睦月(むつき)

由来:五月の異名(浅苗月、雨月(うづき))、一月の異名(睦月(むつき))から 一月一日生まれ。

172cm、63kg。 髪:茶、瞳:茶

24歳、大学生(医学系)。宇月の兄。弟・宇月の病を治す為に医療を志した真人間。瑠夏と吏尋とは幼馴染み。3人の中で唯一面倒見がよく、また唯一の常識人。



ユニ

本名:堤星(さだぼし) 柚爾(ゆに)

由来:十月の異名(定星(ていせい))、六月のドイツ語読み「derJuni」(ユーニ)(ローマ神話のユーノー(Juno)に値する)から

   (十月の異名に小六月(ころくがつ)がある。)

149cm?、??kg。髪:黒(?)、瞳:碧(?)

瑠夏、吏尋、睦月のもう一人の幼馴染み。幼い頃に亡くなっているらしい。命日は六月十四日らしい。瑠夏たちが制作したゲームの中の世界にその思念が何故か入り込んだ模様。


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