表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集

その時どうする?(200文字小説)

作者: 日下部良介

結婚して20年。

今でも妻を愛している。

そして、子供たちも。


突然、水槽の水が音を立てて波打ち始めた。

地震だ!

祖父母はリヴィングのテーブルの下へ潜り込む。

妻はコンロの火を止めて食器棚の扉を抑える。

長男は冷静に周囲を観察している。

長女は長男に寄り添って震えている。


僕は入れたばかりのボトルが落っこちないように素早くつかんだ。

「セーフ!」

「日下部さん、早く逃げた方がいいよ」

マスターが真っ先に店を出て行った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
[一言]  拝読しました。地震が起こったら恐いですよね。主人公達の動きによって巧みに地震の恐怖が描きだされていますね。楽しめました。最後のオチも良かったです。マスター逃げるの早いですね。面白かったです…
[一言] 鉄人、それは……どうでしょう……。 妻と息子は冷静ですね。流石です。 でも、地震は怖いですね。南海大地震も近い気がしてきました。
2011/03/26 15:39 退会済み
管理
[良い点] 家族それぞれの事情が目にうかびました。大事に至らなくてよかったです。 [一言] 他の200文字小説も拝見させて頂きました。創作されるペースが速いですね。どんどん新作を発表されるのが、すごい…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ