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こまかい詩集2

詩 宿る若木

作者: 仲仁へび



 頼りない命

 小さな命


 寄る辺をなくして

 彷徨い続けた


 小さな旅路の果てに

 命が尽きるその寸前


 その命は 新しい場所を見つけた


 それは偶然見つけたものだった


 枯れ木


 今まさに命が尽き果てようとしている


 その身に宿す力は 消える寸前のろうそくの火


 けれども小さな命にとっては十分な力


「私はあなたの中に宿る」


「あなたを選び」


「あなたの命を奪うでしょう」


ーーそれでもその枯れ木は


ーー新しい命を迎え入れた


 継ぐために


 繋げるために


 明け渡すために


 ただただ続けていくために



読了ありがとうございます。

ネタバレとかでうっかり自爆するのと、活動できない時間が多いとか、もろもろの事情があるため、感想の返信はできませんが、もらったら全て読ませてもらっています。

ありがとうございます。

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