第95話 未熟
今日の訓練を終えてリビングでリオリナが仮想体を作る練習を見ていたら、玄関のドアが開いて3人が帰ってきた。一緒に乗馬していたのは間違いなさそう。
アンジェは私を見ると笑顔になり急いで靴を脱いで椅子に座った。
「お帰り。慌ててどうしたの?」
「ただいまー!リアが目を覚ます日を待っていたよ。大丈夫なの?」
アンジェの笑顔が私を心配してくれていたのだと教えてくれる。倒れるまで考えることは例外を除いて二度としないと心に誓う。何事にも例外はあるからね…。
今回の件は誰にも相談できなかったけれど、弱いのが原因だから強くならなければならない。そうすれば相談することも1人で終わらせることもできた。
「大丈夫だよ。無理だと分かっていても考え続けた結果だから。自分の出した答えに納得できなくて精神的に疲れたのだと思う。アンジェに相談したかったけれど、監視と思考把握されていたので無理だったよ。それに姉さんを戻せるのか分からなかった。とにかく同じように倒れることはないよ。アンジェが専属馬を決めたとお母さんから聞いたけれど、乗馬を楽しんでいるの?」
「大丈夫ならいいの。それにリアが伝えてくれていたことに気づかない私が悪いよ。それと姉さんのことを考えてくれてありがとう。今は私の気持ちが弱いので馬に気持ちが伝わる努力をしているの。リアは私の気持ちが弱いと思う?」
お母さんと姉さんが無言で席に座り私の返事を楽しみにしているのが表情で分かる。アンジェの愚痴を聞く予定だったのに質問されるのは予想外。そして姉さんが私を見下している。お母さんとリオリナは気づいているけれど、アンジェは気づいていない。私の考えは間違っていたのかもしれない…・
それにアンジェが別の悩みを抱えているように感じるけれど、姉さんが関係している気がする。
「私の精神にいたときは思考把握して話していたでしょ。当時も同じことをしていたと思うので相手の反応や返事が予測できる。それだと気持ちが弱くなるのは仕方ないと思う。相手の気持ちを考えていないし自分の気持ちを無視しているからね。そして相手の思考を元に話していたら、アンジェの気持ちが入り難くなる。警戒するべき場所であればそれでいいと思うけれど、ここでは必要ないよ。」
「リアの言っている通りだけれど、自分の気持ちを無視しているつもりはないよ。リアの考えていることを詳しく話して。」
お母さんと姉さんが邪魔だね。特に姉さんが不愉快で集中できない…。
アンジェの真剣な悩みを聞いているのに観察している気配を隠すこともしない。3人になればアンジェの悩みを全て聞くことができるかもしれないので利用させてもらうよ。
「お母さんと姉さんは邪魔だからお風呂か別室に移動して。もしくは私たちが移動するよ。2人もいてアンジェの悩みを解決できないのを恥だと思うべきなのに私たちを観察してどうするの。10秒以内ね。」
「アンジェのことになるとすぐに噛みついてくるわね。ここは家族の共有部屋よ。3人が移動しなさい。」
お母さんの転移でアンジェとリオリナと私が説教部屋に椅子に座っている。
私たちが移動させられたのは想定内で、姉さんが怒ったのも想定内だけれど、感情制御が甘すぎる。一瞬で平静を装ったけれど、隠せていない。
「先に確認しておきたいことができたよ。姉さんは短気なの?それとも私の言葉が悪すぎた?んー、誤魔化すべきではないね。姉さんがリビングの椅子に座ったときには既に私を見下していた。それなのに私の話には興味津々。先程の言葉では怒っていた。リオリナ、私の勘違いかな?どちらにしても暴れたら駄目だよ。」
「リア様を見下しています。リア様の言葉に怒ったのも間違いありません。ですが理由が分かりません。聖域では攻撃しないことになっていますので我慢しました。」
「一言も話していない命の恩人を見下すのは異常だね…。全然気づかなかったよ。考えてみるね…。」
アンジェに向けられた感情ではないし当時の思い出があるので気づかなくても仕方ないと思う。但し、お母さんが姉さんを許す理由はないので私の対応を見ている気がする。
弱くなっているので今なら殺せる。だからアンジェの気持ちが固まったときに私が殺す。
「先に話すべきではなかったね。姉さんが私を見下していることは横に置いておこう。アンジェ、乗馬中に2人と何を話しているの?専属馬は大丈夫?感情把握だと普通に乗馬しているようにしか見えなかったけれど、何もないよね?」
「リアが心配するようなことは何もないよ。だけど姉さんは気持ちを強く伝えるにはどうすればいいのか分からないみたい。手探りの状態だからリアの話で何か得られるかもしれないと考えていたと思う。」
私の話に興味津々だった理由は分かったけれど、気持ち悪い…。
お母さんが姉さんの教育手腕を褒めたのは、アンジェに専属馬を決めさせて乗馬する上で大切なことを訓練しているからだと思う。
「アンジェは思考把握で湧いた気持ちを乗せて話していたと思うけれど、相手の言葉や自分の感じたことは気にしていない。つまり目と耳と感性を使っていない。それに相手の話と思考把握で別の気持ちが同時に湧くときが必ずある。思考把握で湧いた気持ちを乗せて話していたのであれば、今は気持ちをうまく乗せて話せていないはずだよ。同じように見えても過程が違うからね。」
「これまでは魔法で得られた情報を元に話していたのに、魔法を使わなくても同じように話せると考えたら駄目だね。ありがとう、今の状態が理解できたよ。ところで私の覚悟を知っている?」
お母さんが話したことはアンジェの望みではなく覚悟なのかもしれない。
「知らないけれど、推測できるよ。誰かに何か言われたの?」
「リアの推測なら当たっていると思う。お母さんにそれでいいのか聞かれたの。それで覚悟について改めて考えてみたけれど、客観的に見ると依存しているとしか思えなかったよ。リアにとっての覚悟とは何か教えて。それと私の覚悟はどのように思う?」
お母さんはアンジェに考える切っ掛けをあげたみたいだね。
心配そうに話しているのは私に依存しているからだと思う。
「私の覚悟は絶対に曲げることができない秘めた想いや決意。犯罪や精神が濁ることではなければ、誰に何を言われても絶対に曲げない。アンジェの覚悟はお母さんに確認されて揺れた。私が気になるのはそこだけだよ。それに覚悟の使い方は人により違うと思う。揺れながらゆっくりと固めていくのも考え直すのも自由だよ。人と比べたり張り合うことではないと思うけれどね。」
「揺れているので考えなさいという事かな…。心に秘めておいて迷惑かけなければ大丈夫だね。」
それなら何一つ問題ないけれど、意味もなく話したとは思えない。
覚悟に関係する悩みがあるのかな?
「ところで愚痴はないの?話すのを楽しみにしていると聞いたよ。」
「愚痴ではなく不満だよ。専属馬を決めて乗馬を楽しむだけならよかったけれど、気持ちを伝える訓練に意味を見出せなかった。リアはできているので私はリアが知らないことを勉強したいの。大切なのは私たちができることの幅を広げることだと思うから。だけど姉さんに話しても伝わらない。リアを追わされる。私が間違っているのかな…。」
お母さん、今すぐに戻して。
本気で不愉快だよ!
お母さんの転移でリビングの椅子に座った。
私が納得できる理由はあるよね?
「気づいていないと思っているの?私たちに敷地を管理させるつもりだね。世界の管理人として国に問題が起きたら滅ぼしてあげる。明日からアンジェは私と一緒に訓練する。それでいいよね?」
「リアの話は私の話と繋がっているの?それと何に気づいているの?」
「アンジェの話と繋がっているので私に本気で噛みついているのよ。リアが気づいているのはアンジェの本音についてでしょうね。国を滅ぼすと言っているので間違いないわ。私は妖精に任せるつもりでいるの。あなた達が楽しむのであれば妖精と一緒に教育や国づくりに参加すればいいと思っているわ。それにディアがアンジェを教育している目的を知らない。リアが起きたら聞くつもりでいたの!3日間眠り続けた馬鹿と様子見していた私のどちらが悪いのかしら!?」
お母さんは様子見と言っているけれど、実際は監視していたのだと思う。
姉さんの目的が分からないので乗馬して直接見ることにした。アンジェの気持ちは知っていても訓練に問題はなく平等に接すると決めているので姉さんを否定せずに監視していた。
アンジェが私を追わされているのは分かるので私が起きてから目的を聞くことにした。
「お母さんの立場を考えた上で最善の行動をしたのだと理解しました。3日間も眠り続けた私が悪いです。とても反省しています。お話を続けてください。」
「分かればいいのよ。今回は見逃してあげる。話を戻すわよ。ディアがアンジェを教育している目的を教えて。アンジェに専属馬を決めさせて教育する手腕は見事だと思っているけれど、目的がなければ無意味よ。アンジェの話を無視してまで教育したい理由があるのでしょ?」
「リアに追いついたら目的を考えます。欠点を放置する理由はありませんからね。」
余りにも下らない理由で唖然としてしまう。
「姉さんはリアについてほとんど知らないでしょ。どのようにして追いついたと判断するの?自分は優秀で何でもできると思っているのなら考え直して。姉さんが得意なのは魔法でリアとは真逆なの。得手不得手として補い合えばいいの。それにリアを下に見て簡単に追いつけると思わないで。リアの精神に負担を掛けないで。」
「アンジェは心配しすぎだよ。リアとリオリナのような関係を築くことで追いついたと言える。そして本体は魔法が得意だったけれど、私も同じとは限らない。それに欠点を放置して違う勉強をすれば差が広がり続ける。補い合うのはいいけれど、同じことができるのも大切だよ。」
これは流石に酷すぎる。私の責任だね。
「目に見えないのに追いついたと証明できるの?追いつくと何ができるようになるの?」
「お母さんに専属馬の体を交換してもらうよ。それと何ができるようになるのかは分からないけれど、リアにはできて私たちにはできないのが問題だね。」
アンジェに喜んでほしくて救える方法を考えたのに悲しませることになってしまった。見たこともないのに優しいと思い込んでいた。本当に浅慮で嫌になるよ…。
「アンジェ、ごめんね…。」
「リアが謝ることではないよ。お母さんは姉さんの考えていることを知っていたの?」
「知らなかったわ。今はリアに追いつくことしか考えていない。ディア、リオリナの過去については秘密だと教えたはずよ。そして専属馬の体を交換する条件は、専属馬が私に体を交換してほしいと望むことなの。洗脳や脅迫で言わせるのは許さない。専属馬が望とも限らない。私が譲歩するのはここまでよ。これまでの言動には目を瞑るのでアンジェのことを考えてあげなさい。」
思いついたことを言っているだけだからお母さんにも知ることができない。だけど今から考えを改めるとは思えないし絶対に思っていない。
アンジェが満足するまで会話させてあげるのであれば、そのあとに私が殺せばいい。
「お母さんにそこまで言われたら引き下がれないよ。私とアンジェには無理だと言われたようなものだからね。リアとリオリナの関係を特別なものにしておきたいのでしょ。リオリナ、リアなら馬の個性に関係なくできるのでしょ?」
「それは知りません。他の馬の気持ちを考えたことがありません。」
「お母さんを無下にしてまでリアに追いつくことしか考えていないね。計画はあるの?」
リオリナの声に抑揚がないので相当我慢している。
偽物としてすぐに殺すべきだった…。
「計画は必要ないよ。リアがどのようにリオリナと接していたのか聞いて実行するからね。何頭か試せば追いつけるよ。もしかして秘密で教えてくれないのかな?」
「感情制御が未熟な人に教えることは何もないよ。」
馬鹿にされるのは予想外だったみたい。殺気まで漏らすのは未熟すぎる。
責任は取らないとね。
「アンジェの記憶にいる優しい姉さんに戻すことはできなかったみたい。ここまで悪質だと一緒に暮らすのも無理だから私が処理するよ。希望を持たせてしまってごめんね。見下している相手にここまで言われたら遊んでくれるでしょ?先に死んだ方が負けね。」
偽物が声にならないほど激怒している。
殺気を私に向けているけれど、そよ風のように感じる。
「お母さん、消しても大丈夫。」
「分かったわ。」
アンジェの言葉を聞いたお母さんが偽物を一瞬で消した。
「リアは責任を感じすぎ。当時の私と一緒に暮らしていた姉で間違いないよ。本体に逆らえない歪んだ個性を持った分身。私の思い込みのせいでリアに勘違いさせてしまったね…。一度死んだ私が当時の記憶と感情で妹として接していたことが駄目なの。お母さんの娘として生きると決めた私に姉はいない。だから曖昧になっていた当時と今に区切りをつけたよ。そして今の私が姉と呼ぶ人を見てみると余りにも醜悪だった。今が大切だからお母さんに消してもらったの。リア、今の優しさを消さないで。無理に変わろうとしないで。」
今回の件を反省して私が変わったらアンジェを悲しませてしまう。
それだけは絶対に駄目だね。
「分かったよ。今回の件で反省することは…。」
とてもいい雰囲気だったのに世界一恐ろしい雰囲気が私の発言を止めた。
アンジェの顔色が悪いので私たちを反省させたいみたい。
「考えずにとりあえず噛みつく獰猛な娘と状況把握ができない娘は反省するべきだと思うの。どちらもできていたリオリナはどうするべきだと思う?」
お母さんはリオリナを娘だと思っているしリオリナもお母さんの娘だと思っている。そしてお母さんは私の敵ではないので守る理由がない。それに私たちの説教は確定しているのでリオリナの発言は関係ない。
これはリオリナを説教に巻き込むかどうかの判断材料でしかないね。
「リア様とアンジェ様は感性が未熟で決断も遅く対処するまでに時間が掛かりすぎです。玄関のドアを開けた直後に対処するべき問題でした。お母さんの説教で能力が成長することはないと思いますが無関係なお母さんと私を巻き込んだ事実は重く受け止めるべきだと思います。それに周りの人を配慮することもできていません。今後のことも考えて長めの説教をお願いします。」
リオリナが怒っている。我慢するのが余りにも苦痛だったみたい。
そしてお母さんは満面の笑みだよ…。
「リオリナは分かっているみたいね。組手で簡単に倒された理由を考えていなさい。それでは説教部屋に移動するわよ。」
転移と同時にアンジェと私は床に正座していてお母さんは椅子に座っているのが本当に謎だよ。
魔法式を変えただけで同じことができるとは思えない。
「リア、リオリナが相当怒っていたね。何故か分かる?」
「私を見下していたからだと思うよ。一瞬感じたとかではなく常に見下していたからね。気づかれていないと思っていたのか当然のことだと思っていたのかは分からないけれど。」
「それは違うわ。簡単にできると思っていたことができない苛立ちを起きているリアを見たときに感じたのよ。その感情を認めたくないので自分の方が優秀だとリアを見下した。あの子が個性を持った理由は本体からの命令に対する鬱憤でしょうね。妹は優秀だと尊敬してくれる。両親は鬱憤を晴らす相手。過去と今日の言動を見た推測でしかないけれどね。アンジェは優しい姉だと思い込み何も感じていない。リアは自分の責任だと考え対処を躊躇っていた。2人がお互いのことを考えていた時間、私とリオリナは我慢していたのよ。そしてリアが見下されていると知ってもアンジェが動かない。あの状況でリアに覚悟について相談したのだからリオリナは察するわよ。覚悟という言葉は色々な使われ方をするけれど、リオリナとしては一括りにされたくないと思って当然ね。リアはリオリナが侮辱されたら躊躇いなく殺そうとするけれど、自分が侮辱されたときのリオリナの気持ちを考えていない。アンジェはリアが見下されているのに動かないので何がしたいのか分からない。だからリオリナに周りの人を配慮しろと言われたのよ。未熟もいいところね。」
リオリナに謝ろう。我慢していたのは私の指示を守ってくれていたのだから。そしてアンジェについても話しておいた方がいい。私たちの覚悟は特殊で比べてはいけないと。
それにアンジェは動かなかったのではなく過去と今に区切りをつけるのに時間が掛かっていただけだと思う。一度目の人生の記憶がない私たちにはアンジェの気持ちを正しく理解することは難しい。だからそのことについては何も考えずアンジェが話してくれたときに納得するだけでいい。
今日の反省はリオリナに言われた通り重く受け止める。難しいことではないのにできていない。私が誰よりもリオリナの気持ちを理解し配慮しなければならない。
リオリナが預けてくれた命に私が自分の命を重ねたことをリオリナは気づいているのだから。
リオリナと話す前に確認だけはするべきだね。
「アンジェ、私とリオリナの覚悟とアンジェの考えている覚悟は違うよね?」
「私が動かないことをリオリナが不審に思うほど近いよ。だけどリアと双子の関係は壊したくないの。だから私が心に秘めておけば十分だと思っていたのに、リアが見下されていると知っても過去と区切りをつけることを優先してしまった。それは私の望む覚悟ではないの。私も何がしたいのか分からないよ。お母さん、私の覚悟に問題があるの?それとも甘えているの?」
私とリオリナの命は一つだからアンジェの望む覚悟とは違う気がする。
「アンジェは今のリアとリオリナの覚悟を知らないでしょ。2人の命は重なっているの。アンジェが動かなかった理由は私がいるという甘え。リアが見下されていても余裕があったという事が覚悟の違いよ。リオリナが動かなかった理由はリアが聖域で攻撃するのを禁止にしたから。当然私がいるのが前提だけれど、甘えではなく決めているの。リアの命を守りたければリオリナも守らなければならないわよ。アンジェはリアと一緒に楽しみたいと考えているでしょ。そこまでにしておきなさい。リアがリオリナに説明できないわ。それに双子なのは変わらないし壊れない。覚悟の有無に関係なくあなた達は双子なのよ。」
「リア、恐怖や迷いはなかったの?私は何をするべきだと思う?」
「全くなかったよ。お返しに私の命を重ねた。人は嫌いだけれど、孤独はもっと嫌いだから。アンジェも専属馬を決めたのだから気持ちを伝えるとか面倒なことは考えずに愛情で満たしてあげて。アンジェがいれば不安はないと思えるくらいにね。信じてくれて信じてもらえる関係になれるといいね。それに私たちは家族で双子なのだから繋がりは十分だよ。だから覚悟とかは関係なく家族を守るでいいと思う。」
命は大切だから覚悟は命を懸けるものだと考えてほしくない。
ところで体が床を砕いて地面に沈んでいくことには触れたら駄目なのかな。お母さんの威圧と地面に挟まれて潰されそうになるのであれば理解できるけれど、沈んでいくのはおかしいよ。
「お母さん、納得して反省したよ。明日から何をするのかも決まった。説教は終わりだよ。」
「そうだよ。リオリナと話すことがたくさんあるので説教は終わりにして。」
「双子で息が合うわね。それなら説教が終わらないことも理解しているでしょ。首まで沈むにはまだ時間が掛かるわ。それまでは反省しなさい。」
首まで沈むのを待つもどかしい時間が反省という事なのかな。
早くリオリナと話したい。
今の私ができるのはそのくらいしかないのだから。
問題が起きたとき周囲に配慮して行動するのは難しいです。




