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世界は子を愛す  作者: 大介
第2章 命

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第71話 理由

 お母さんとフィディーの関係は余りにも特別。そしてフィディーの行動がお母さんの指示によるものではないのが凄いとしか思えない。

 お母さんが記憶を消す前には今の関係が出来上がっていたのだと実際に見ていたので知っている。それを末っ子と末っ子が乗馬する予定の馬に見せた意味がとても大きい。乗馬させるつもりがないのではないかと思えてしまう。

 末っ子は仲良くなれば同じことを専属馬がしてくれると思っているに違いない。だけど指示してはいけない行動だと知ればどのように思うのだろう。それが何故なのか正しく理解しなければならない。


 今はそのようなことを考えている時間ではない。

 リオリナの馬房に入り抱きつく。


睡眠(スリープ)解除≫

リオリナを起こした


「リオリナ、起こしてと頼んだよね。」

「リア様、起こそうとしました。夕暮れ前と早朝に10回以上は声をかけました。」


 それだとクロア姉さんは私の睡眠を解除してから念話したのかな…。


 魔法で眠っていても自分で眠っていても魔法で起こすことができる。そして姉さんは私が眠っていることを思考把握で確認できリオリナが嘘を吐く理由もない。つまり私の状態を正直に言うしかない…。


「私は見た目と違って赤ん坊なの。抱きついて眠ると起きられない。クロア姉さんが私の食事まで胃に入れたので絶対に起きられない。私も飛行しているので振り落としても大丈夫だよ。そのあとに声をかけて起こして。当然だけれど、足に痛みがない範囲で動いてね。起きないとトイレに行けず漏らしちゃう。それと今日は家族構成が変わってフィオナ姉さんがお母さん。そしてクロア姉さんが長女になったよ。振り落とすこともできず10回声をかけても起きなければ私が悪いよ。」

「クロア様がリア様を私から下ろして何かしていましたがお漏らしの対処でしたか…。クロア様はリア様に文句を言っていましたがそれでも起きませんでした。その方法で大丈夫でしょうか?」


 クロア姉さんが私のお漏らしを対処しているときには睡眠魔法を使っていないかもしれない。私が赤ん坊なのか声をかけてみた。リオリナの話しだと文句だったみたいだけれど、クロア姉さんが間近で声を出しているのに起きられない。それなら強制命令を自分自身にかけてみるしかない…。


「次からは絶対に起きられるように魔法を使うので声をかけて。お願いね。」

「分かりました。必ず声をかけます。」


 起きられなければ睡眠中は強制命令が発動しないのかもしれない。何も検証していないから分からないけれど、リオリナで検証したいとは思わない。起きられない自分自身を使って検証すればいい。


「足の疲れは取れている?歩く練習しても大丈夫かな。」

「疲れは取れているので大丈夫です。昨日のように簡単に震えるような状態ではありません。」


 最初から一番深い所に行くよりもゆっくり深くなるのを歩いて経験してほしい。足に負荷がかかることを恐れないようになってほしい。


「それでは移動するよ。」


≪転移≫

牧草地の中心にある池から南向きに流れる川の端に移動した


「リオリナ、この川を歩いていけば安心して歩ける深さに変わるよ。今から飛行を解除するので深くなる前から4本の足で歩くことをなるべく意識してほしい。それと川で体が冷えてきたと思ったら必ず言って。病気に罹らせてしまうのは絶対に避けたいので言ってね。」

「分かりました。ところで何故そのような川があるのですか?昨日からあったのですか?」


 気になって当然だよね。だけど何も気にしなくて大丈夫。この川は私の我儘だから。


「昨日の練習が終わってから作ってとお願いしておいたの。狭い場所を往復してもつまらないでしょ。それに同じ時間を使うのであれば楽しめた方がいいと思ったの。」

「その通りですね。ありがとうございます。」


 リオリナのために頼んだと気づかれている。それでも私は認めないよ。


「この川を作ったのは姉さんだからね。私の我儘がお母さんの意見で規模が大きくなっているの。それでは飛行を解除するよ。心の準備はいいね?」

「はい。準備できております。」


風魔法(フライ)解除≫

リオリナの足が牧草地についた。


 何本の足を使っているのか聞くのはやめよう。焦らせることになれば4本の足で歩けるようになるまでの時間が延びることになると思う。


「それでは木の間から細い川の中を進んで。突然広くなるから驚くよ。」

「分かりました。ですが私からは見えています。リア様がうつ伏せになっているので見えないのだと思います。驚くほど広いですね…。あの川を1日で作ることができるのですか…。」


 今の私にはできない…。

 だからリオリナとの練習中に解析して知識だけ集める。だけど今は解析結果について考えない。乗馬中はリオリナのことだけを考えると決めたのだから。


「姉さんなら1日もかからないよ。1時間もかからないと思う。作った時間は気にせず進もう。一番深いのが川の右端で深さ1.5m。リオリナが足を川底につけて歩ける深さになっているはずだけれど、問題なく歩けるのか確認して。痛みを感じたら必ず教えて。」

「分かりました。深い川底を目指して進みます。」


 深い川底でないと4本の足で歩けないと考えている。

 それだけ砕かれたときの痛みが酷く騎士が怖かったに違いない。


 魔法を確認したら辞書と解析魔法が入っていた。白紙になっている辞書の仕組みも解析魔法の仕組みも分からない。とにかく解析して知識を集めよう。いつ何が役に立つのか分からないのだから…。


 今は解析について何も考えないと決めたでしょ!


 リオリナの歩く速さで今は3本の足で歩いていると分かる。あれだけ酷いことをされたのだから怖くて当然だよ。あの騎士に罪の重さを教えるのはまだ後だけれど、必ず後悔させるから…。


 川幅が広がり少しずつ深くなっていく。リオリナは3本の足で速く深い川底までたどり着こうとしている。背中が大きく揺れている。これでは私でも焦っていると分かる…。


「リオリナ、ゆっくり散歩しよう。今の歩き方をしていたら早く疲れてしまうよ。歩ける時間を長くしていこう。川の流れに沿って歩くから少し楽だけれど、それでもゆっくり歩いて。胴体が水中に入ってからでいいので4本の足で歩いていることを意識して。怖くなったら言えばいい。辛くなったら言えばいい。何でも思ったことは言えばいいからね。」

「は、はい。分かりました。」


 早く深い所に行きたい気持ちは分かるしその方が筋力を戻すにはいいのかもしれない。だけど私は3本の足で歩いている時間も大切だと思っている。それが恐怖に打ち勝つ切っ掛けになると考えている。

 川底でしか4本の足で歩けなければ同じ景色を見続けることになる。それではつまらない…。


 リオリナのことだけを考えながら解析していく。

 気をつければ不器用な私でもできる。


 胴体が水中に入ると4本の足で歩けるのと川の流れが体を押すので歩く速さが上がる。これでは4本の足で歩いたと自信が持てない。


「リオリナ、速く歩きすぎだよ。川の流れよりゆっくり歩こう。川の流れに押されて歩いてもリオリナのためにならないと思う。一歩ずつ川底を4本の足で歩いていることを意識しながら進んでみて。思うことがあれば我慢せずに何でも言えばいいからね。」

「はい。分かりました。」


 歩く速さが変わった。川の流れよりも遅くなった。

 4本の足で歩くことよりも意識しながらゆっくり歩く方が確実に辛いと分かっている。辛いけれど、4本の足で歩けるはず。自信をつけるためには何しているのか意識した方が絶対にいい。

 効率のいい方法があるのかもしれない。だけどリオリナの主である私が考えなければ意味がない。これは我儘でしかないのかな…。

 迷っては駄目だね。リオリナが不安を感じてしまう。効率のいい方法があるのかもしれないと思うのであれば考え続ける。私が混乱していると感じたらお母さんに相談する。

 私の練習方法が正しいのか間違っているのかはリオリナが決める。だけど何でも言ってくれるはずだから大丈夫だとは思わない。リオリナの状態を把握できるように努力する。

 言葉で伝えることも忘れない。分からないことばかりなのだから…。


「私にはリオリナがどのくらい疲れているのか言ってくれないと分からないの。歩いていて辛いと感じたらそこから一歩だけ歩いて休憩にしよう。休憩時間もリオリナが決めて。時間が来ても疲れが残っていると感じたら休憩時間を延ばしていいよ。足を人に折られたのならその人を潰す。リオリナの不安は私が取り除く。リオリナを助けたお城は覚えているからね。私は誰にでも平等ではなくリオリナの主だから。我儘だとは思わないし見に行きたいのであれば一緒に行こう。何でも言ってと頼んでいるのに何も言ってくれないと私には分からないよ。お城で同じような姿の馬を見かけたら助ける?」

「リア様が乗るのは私だけです!助けてあげてほしいですが主になってほしくはありません!もしも私が恨んでいる人がいたら潰しに行くのですか?復讐するのですか?」


 リオリナが恨んでいるのか怒っているのか理由は何でもいい。

 歩くための障害になっているのであれば排除する。


「練習の障害になるのであれば排除するよ。リオリナが復讐したいと考えているのであれば手伝うよ。リオリナにとって怖い人がいるとしても私から見たら小石だよ。世界最強の妹が弱いはずがないからね。リオリナは小石を砕きたいの?」

「い、いいえ。とてもつまらない人です。無視しましょう。」


 私に復讐させたくないみたいだね。

 だけど動揺しているので嘘を吐いている気がする。


「つまらない人なら容赦なく潰せるよ。心の準備はいい?」

「相手は騎士です。リア様は赤ん坊だと言っていたではありませんか。それに訓練の時間です。」


 それはとても好都合だよ!


≪念話≫


「お母さん、リオリナの足を砕いた小石(騎士)を砕きに行ってくるね。」

「30分以内に戻ってこなければクロアを迎えに行かせるからね。」


 姉さんが動く必要はない。結界の外で私を砕くのかな…。


「15分以内に戻ってくるよ。姉に赤ん坊()の体罰を任せるのはよくないことだよ。」

「砂を払うだけでしょ。はい、測定開始。」


 まずいまずいまずい…。


≪念話終了≫


≪転移≫

リオリナを助けたお城の訓練場に移動した


≪結界≫

リオリナを姉さんの作った結界で包んだ


≪結界≫

念のため自分も結界で包んだ


 周りには乗馬していたり剣を持って素振りしている人がいる。

 100人以上はいるみたい。


 鎧に統一感がない。盗賊団だと言われても納得できる。

 悪事を働くのが日常みたいだね。精神が濁りすぎ…。


「リオリナ、乗馬しているのは20人程だけれど、見つけた?早く帰らないと私が世界最強に砕かれるの。お母さんが世界最強に体罰させるつもりでいるとか酷すぎるよ。」

「怖い…。帰りたい…。分からないです…。」


 リオリナの心が一瞬で折れた。それ程の傷をつけたという事だね。

 リオリナに見つけてもらいたかったけれど、今の状態では厳しい。


≪威圧≫

私とリオリナを除く人と馬が震えている


「この中に馬の足を砕いているクズがいるよね。死にたくなければ教えて。自分だと手を挙げたら少しだけ優しくしてあげる。」


 歯の根が合わないのかガチガチと音がする。理解できない存在だと思われたのかな。


≪威圧≫

強めたことで乗馬していた人も落馬して地面に這いつくばっている


 馬は対象外にしたのでその場で震えている。


 馬の精神も濁っているけれど、リオリナに馬を殺すところを見せたくない。人を殺すところも見せるつもりはない。精神によくない気がする。

 リオリナの足を叩き潰した男は剣を素振りしていた集団の中にいた。素振りしている剣も違うから何を目的とした集まりなのかが分からない。お城の訓練場だから騎士団だと思うけれど…。


≪転移≫

リオリナの足を砕いた騎士の目の前に移動した


「君だと知っていたのに手を挙げてくれなかったね。馬を潰したので剣を振っているの?君の剣の使い方は違うでしょ。思い出させてあげるよ!」


 地面に這いつくばっている騎士は震えて何も言えない。腰に下げている鞘がベルトに固定されていたので引き千切る。そして騎士が持っている剣の刃を掴んで持ち上げた。手に力が入っていないので楽に奪うことができた。


 剣を鞘に入れると笑顔を見せた。それを見た騎士の顔は青くなっている。


「君の使い方はこれでしょ!」


 剣を入れた鞘の平面を騎士の左足に振り下ろした。ドンという音と共に砂埃が舞い上がりボウル状に地面が2m近く沈んだ。関係ない11名が私と一緒に沈んだけれど、私の相手は1人だけなので無視する。そして残念ながら一度で鞘と剣が折れてしまった。だから一緒に沈んだ騎士の中から丈夫そうな剣と鞘を奪った。

 リオリナの足を砕いた騎士の左足が地中に埋まっていたけれど、関係なく先程より鞘を強く振り下ろした。ドガァンという音と共に5m近く沈んだ。また鞘と剣は折れてしまった。

 手加減が下手なのは仕方ない。それよりも違和感を覚える。人間の体がこれほど丈夫なのかな…。


 全然足りない。


≪転移≫

騎士の左足を掴み沈んでいない場所に移動した


 騎士を投げ捨てた。

 気絶していたのか投げ捨てられた衝撃で起きたみたい。


≪思考把握≫


「訓練場で一番偉いのは誰かな?名乗り出ないのであればここにいる人を皆殺しにするよ。少し威圧を緩めてあげた。この人の処分を決めてくれないかな。」


 この下手くそが!お前のような馬鹿のせいで化け物が来たではないか。


≪思考把握終了≫


≪転移≫

私の言葉に反応した騎士の目の前に移動した


 フルプレートの甲冑を着ている。これなら殴っても死なないはず。死んでもいいけれどね。

 這いつくばっている騎士を起こすのが面倒なので壁に向かって蹴り飛ばした。壁にぶつかって止まると思ったけれど、壁を突き抜けてどこかに飛んでいってしまった。

 壁が薄くて柔らかすぎるよ!


≪転移≫

リオリナの足を砕いた倒れている騎士の隣に移動した


 両手を膝に当てて騎士の顔を覗き込んだ。泣いている。

 不愉快で顔を踏み潰したくなった…。


「リオリナ、ここに来て!」

「はい!すぐに行きます!」


 リオリナは倒れている騎士の顔を見て挙動不審になった。

 どこかに走り出してしまいそうな雰囲気がある。


「リオリナ!私の指示だけしか聞かないのでしょ。」

「はい。その通りです!」


 やられたのだからやり返さないとね。


「ここに転がっている小石の左足を好きなだけ踏んでいいよ。リオリナが踏みたくないのであれば私が地面の染みにする。」

「そ、それは…。こ、ころ、殺すという事です、か?」


 リオリナが慌てている。

 殺したくないのか殺すところを見たくないのかどちらかな。


「小石を砕くだけだよ。どちらがいいのか分からないのでリオリナが決めて。」

「ふ、踏みます…。」


 自分の足を潰した騎士を助けてあげるんだね。


「後ろ左足で踏むこと。乗せただけでは踏んだと認めないよ。さあ、踏んで!」

「ふ、踏みます!」


 トンッ、トンッ。


「今のは2回とも力を入れていないよね。やり直しだよ。」

「は、はい!」


 ドシッ、ドシッ。


「踏んでいると言えるけれど、それでは小石が砕けないよ。速く鋭く恐れずに踏むこと。」

「わ、分かりました!」


 ズシッ、ズシッ、ズシッ、ズシッ、ズシッ。


「もう終わりでいいの?」

「はい。もう十分です。」


 本当に優しいね。それなのにこのクズ騎士は…。


「リオリナは足を砕かれた過去をどのような方法で清算するの。」

「小石を砕いても心が晴れません。練習して努力して過去を清算します。」


 それが本音なのか今の私には分からない…。


「心の底からどうでもいいと思えるのであれば私が殺しても問題ない。こういう勘違いしたクズが一番嫌いなの。そしてここにいる騎士を選別する。馬に危害を加えたことがある人は殺すよ。この騎士が他の馬を拷問しても関係ないと言える。自分が許した騎士がこれから何頭もの馬を痛めつけ殺しても関係ないと言える。私の言葉に責任を感じているようでは清算できない。自分だけが被害者だと思っているのであれば考えが甘い。今後リオリナがこの騎士の悪行を耳にする日が来るかもしれない。そのときに自分とは関係ないと言えるよね?自分の責任だと思わないよね?今後のことまで真剣に考えて答えたの?」

「私は自分だけが被害者だと考えていました…。それには耐えられません。絶対に耐えられません…。ですが殺せません。怖いのです…。」


 本当に素直だね。それなら私を頼ればいいのに。そろそろ10分過ぎるだろうし終わらせた方がいいね。リオリナが耐える必要はない。この騎士は間違いなく他の馬にも似たようなことをして殺しているはず。選別を終えたらリオリナを帰してから殺せばいい…。


 えっ!?間違いなくいる…。

 残り時間は半分以上あるはずなのに。


≪転移≫

リオリナの隣に移動する


≪転移≫

阻害された


 姉さんが来ている。

 隠蔽魔法を使っているのでどこにいるのかが分からない。


「姉さん、私に問題があったの?時間は半分以上残っているはずだよ。」

「問題と言えば私に気づくのが遅いのと説明が長い。そして仮想体などを使って情報を集めてから行動しなさい。この世界では何が起きるのか分からないのだから。それにお母さんが私を行かせた理由が分かったよ。小石と言ったのに人として見ている。赤ちゃんが人殺しになることをお母さんが許すと思うの?私がいなければ一撃目で足が千切れ飛んでいた。人を殺せば精神が歪む。最悪の場合は濁る。人を殺したことも殴ったこともないので力加減が分からない。リアの精神が濁ればお母さんがどのようになるのか考えなさい。厩舎を見て濁っていない馬は助けた。黒い小石は私が砕く。帰るけれど、いいよね?」


 姿を見せた姉さんは隣にいた…。


 お母さんの絶叫は二度と聞きたくない。その原因が私になるのは最悪だよ。私の考えが甘すぎた。未熟な精神の私が人を殺せばどのようになるのかは分からないのに…。

 お母さんは私の念話で人を殺しに行くと感じたから姉さんに尾行させた。私が人を殺すような行動したら止めさせるつもりで…。

 不器用な私が余計なことをしてしまった。何も考えられない…。


「ごめんなさい。姉さんに従います…。」

「それでいいよ。小石は私が砕くから。帰るよ。」


 姉さんの転移で結界内に戻ってきた。場所はリオリナの馬房の前。姉さんが何も言わないのはリオリナの主が私だからだと思う。


≪結界解除≫

リオリナの結界を解除した


≪結界解除≫

私の結界を解除した


「リオリナ、藁で横になって休んでいて。それで足の疲れが取れたのか教えてね。」

「リア様…。分かりました。」


 リオリナが馬房に入ったのを見送った。まだ終わらないと流石に私でも分かる。

 姉さんが無言で転移した先は部屋の中だった。


 この部屋はどこにあるの?

 机と椅子が7脚ずつ揃っている。部屋の奥には2つ横並びに、2m程の隙間があり5つ横並びになっている。そしてお母さんが奥の左側に座っていて姉さんが隣に座った。


「リア、お帰り。真ん中に座りなさい。」

「ただいま。分かったよ…。」


 部屋の空気が重い…。

 真ん中の椅子に座りお母さんを見た。


「リア、私とフィディーが川で指導したときにリオリナのことが分からなくて記憶を見た。そのとき騎士に足を砕かれているのを見たと言ったけれど、怒りが漏れていた。あなたは騎士に仕返しを考えた。だけどそのときはリオリナについて考えるのが最優先で機会があればという形にして自分を納得させた。余り外れていないと思うけれど、思い出して答えなさい。」

「リオリナが歩けるようになったときに会いに行くつもりだったよ。同じ痛みを与えたかった。」


 あのときに把握されていた。これが全て見透かされているという感覚なのかな…。


「今日は歩く練習していたね。会話で騎士をどのように思っているのか聞き出そうとしたでしょ。何も知らない振りをしてリオリナの不安は全て取り除くとでも言えばいいからね。リオリナは復讐したいとまでは言わないはず。だけど復讐や仕返しなどの言葉をリオリナが言うように誘導した。それを言い訳にして騎士を殺しに行った。小石と言って人だと見ていないと私に伝えてね。リオリナに騎士を踏ませたみたいだけれど、それでリオリナの精神が濁ったらどのように対処するつもりだったの?リオリナのことだけを考えるのであればどのように言えばよかったのか分かる?」


 人を蹴るなと教えておいてリオリナに復讐させてしまった。リオリナのことを考えていない。

 そして私は騎士を殺すつもりでいた。リオリナに見せるつもりはなかったけれど…。


「姉さんがリオリナの不安は消していると言えばよかった。殺すところまでは見せるつもりがなかったから。そこまで見るのは悪影響があると思ったよ…。」

「何を言えばいいのか分かるのであれば人を殴る行為も悪影響があると考えるべきだったね。だけどクロアの記憶はまだ見ていないでしょ。何故人が死ぬところを見たことがあるの?クロアの話しから自分の手では殺していないと分かる。だけど殺させている。誰を利用して誰を殺したのか教えなさい。理由もだよ。」


 記憶にないことは分からないみたい。

 それでも見ていないのに確認作業しているだけだね。


「記憶を消した中に含まれていることだよ。それでも聞くの?」

「クロアの別人格に激怒して私にも怒った。リアは私に多くの恐怖症があると知っている。無抵抗になった私を見ている。邸の8人が消えているので原因になるとしたらそれしかないね。リアはクロアが別人格のときには私しか考えていないと言った。つまり追い出すと考えたのは私。だけど追い出すには明確な理由を必要としている。リア、あなたは男性恐怖症のクロア本体だと思わせるための分身だったの?追い出す理由を私が説明した。別人格に激怒した理由はリアも動けなくなった。私に怒った理由は自分自身のことを考えていないところかな。クロア本体だと演技するのであれば結界の中。結界の中で私の恐怖症が表に出るとしたら男性関連しかない。詳しくは言わなくてもいいから教えて。」


 感性だけではない。思考力が余りにも違いすぎる。今のは考えて答えたはずなのに会話に間がなかった。これ程の力があっても監視され拷問され続けた。魔法を覚えさせられてからは監視が更に厳しくなったに違いない。逃げられるような魔法は覚えさせてもらえなかったに違いない…。

 感性と思考力がどれほど凄くても逃げられるような状況ではなかった。それでも考え続けたから今のお母さんがいる。精神が壊れるような日々を耐えるために自分を殺して何も感じないようにした。何が起きるのか分からないから自分を守り抜いた。100年間も…。


「お母さんの言った通りだよ。そのときの分身が私だった。邸の8人を使ってお城にいる騎士や男性を殺したよ。だけどそこからの記憶が曖昧になっているの。拷問したはずなのに内容を覚えていない。絶対に覚えておくと思ったこと以外は覚えていないよ。」

「別人格はリアの記憶を入れていないよ。そして分身魔法を理解していない。魔法を勉強する時間ではないので省略するよ。リアは拷問しても殺しているのを見ても気分が悪かった。拷問や殺しは避けるべきものだと思った。その思いが残っていて私の記憶を見ていないので何となく見てはいけないと思ったの。だけど人が殺される場面を見たことがあるという思いが残っているので自分は大丈夫だと判断した。リオリナだけを戻して殺せばいいとね。」

「なるほどね。リア、素直に帰ってきた理由は何かな?クロアが本当に殺したのかも確認しようとしない。今は後悔もしている。リオリナを最優先にするのであれば骨を砕いた騎士の結末だけは知りたくないの。」


 それを言っても大丈夫なの?

 言っていいものなのかが分からないよ。


「それも過去に触れる理由だよ。私がここにいるのを自分で否定してしまうことだから。」

「お母さんを封印して記憶を消したのはリアだよ。強くなってお母さんを守り抜き家族に命を捧げていることを変えさせて人生を一緒に楽しもうと考えている。確かにリオリナが最優先だけれど、それは家族を除いたらの話しだよ。お母さん、このままだと私たちが怒られるよ。」

「私が理由だという事ね。それで何故なの?」


 お母さんになっても自分を除外しているのは余り変わっていない。少しは変わったと思うけれど、全然足りない。今までの思考力はどこへ行ったの?これまで全て当ててきてここで分らないのは余りにも腹立たしいよ!


「お母さんが私を行かせた理由が分かってリアは素直に帰ってきたの。それだけは許されないと考えてね。お母さんはリアの精神が濁っていたらどのような行動すると思うの?」

「私にも我慢できないことがあるわ。だからクロアの本体に迎えに行ってもらったの。そのようなあり得ない話をされても私がどのようになるのか分からないよ。」

「姉さん、お母さんがどのような状態だったのか言っていい?別人格の責任だと理由がはっきりしているので家族が割れる心配する必要がないからね。育児放棄して他力本願で私に全てを押し付けたお母さんの醜態を言ってもいいの?」


 何故それだけ想像できないの?考えられないの?お母さんが4人を一緒に教育しているのだから話しても問題ない。別人格に言ったことだし話してもいいよね。それに姉さんも似たようなものだから一緒だよ。赤ん坊に全てを押し付ける母と長女に説教されるのは変だよね…。

 行く前に精神が濁ってもいいのか聞かれたら行かなかった。そもそも行くと言って出発しているのに行ったらどのようなことになるのか分かっていて行かせる母親はおかしいよ。

 姉さんもすぐ私に言えば帰ったよ。様子見している必要ないでしょ。拷問したことがあるはずなのに手加減できていないのだから何も覚えていないと分かるでしょ。人を殺したこともなく人が殺される記憶も曖昧だと分かるでしょ。分身魔法の検証を赤ん坊でしていたの?


「赤ちゃんが正論でお母さんと私に怒っているよ。相手は何も知らない赤ちゃんだよ。無断で出て行ったのではなくお母さんに出発の連絡しているからね。だけど簡単に止めることができたのにお母さんは出発させた。簡単に止めることができたのに私も見学していたのは事実だから。」

「私はリアに外を見せてあげたかったの。クロアはリアが人間を人間として殺すつもりなのか確認していただけでしょ。復讐するつもりのリアが何と言えば行くのをやめるの?」

「精神が濁るかもしれないから行くのをやめなさいと言われたらやめた。リオリナが拷問されていたら姉さんに頼んで拷問してもらった。赤ん坊にだって見たくないものや聞きたくないものがあるよ。」


 過小評価したままだね。どのようにすればいいのかな…。


「娘のことは知っているよ。復讐することについて考えてほしかった。人を殺すことについて考えてほしかった。クロアが一緒なら精神は絶対に濁らないと知っていた。自分のことを不器用だと思い1つずつ努力しているのだから邪魔な思いは取り除く必要があった。復讐しても人を殺しても精神が濁るとは限らない。精神が濁るのは自分の行為に負の感情を持ったとき。それなら正の感情で人を殺している人は精神が綺麗かと言えば違う。既に濁り切っている。これからリオリナの歩く練習をする度に復讐を考える方が精神に影響が出る。当然リオリナにも影響が出る。だから決着してほしかった。精神の色を見ることができるのに選別しようとしたのは何故?なるべく殺したくなかったからでしょ。自分の行動を振り返って行動した理由を考えなさい。感情だけなのか考えているのか。リオリナの歩く練習のときゆっくり歩かせたのは足をつけることを意識させたかったからでしょ。大きな間違いをしたら説教するけれど、小さな間違いならたくさん経験しなさい。但し、理由を聞かれたときに答えられないような行動はしないこと。母は娘を把握しているよ。クロアは心が綺麗な馬がいたらついでに助けてくる。それと飛行を教えてあげたのでしょ。クロア、助けた馬について教えて。リア、言いたいことがある?」

「お母さんの言う通りだよ。魔力があるのだから飛行を教えてあげた。助けたのは牡2頭、牝1頭、牡のうち1頭は牝馬の仔馬だよ。乳を飲んでいたからね。もう一頭の牡馬が父親なのかは分からないよ。」

「母と長女だったときの違いを思い知ったよ。仔馬には惹かれるけれど、遊んであげられない。絶対に嫉妬するからね。説教が終わったのならリオリナに謝りに行きたいけれど、もういいの?」


 考え方が変わりすぎだよ。お母さんを過小評価していたのは私だった…。

 そしてお母さんに言われた通りで何も言えない。毎日復讐を考えていたら怒りや憎しみが強くなって精神に影響が出た可能性が高い。それに馬は感性が鋭いからリオリナにも影響が出る。乗馬中に考えるのはリオリナのことだけだと決めたのに…。


 歩く練習をしているところが見えたのかな…。

 練習方法とその理由まで言い当てられたら何も言えないよ。


「お母さん、フィディーも一緒に来ると思ったけれど、何しているの?」

「馬の心について授業させているよ。休憩をかねて3頭の新しい子に挨拶に行くことにしよう。ここでの注意事項は教えてあげないと不安だと思うからね。馬房は増築してあるの?」


 動物愛に溢れたクロア姉さんに限って放置はない。


「今後も考えて通路の反対側にも馬房を作ったよ。空き部屋もすぐに埋まりそうだけれどね。母馬と仔馬はワーディーの正面の馬房にした。その隣は空けて牡馬の馬房にしたよ。」

「分かったよ。牧草地側だね。それとリア、これは説教ではなくて勉強だよ。私に説教しているつもりはないから。それに私とクロアから同時に説教されて平然としていられるはずがないでしょ。考えなさい。感じ取れなくても考えれば分かることの方が世界には多い。新しいことを経験すれば考えることが生まれる。考えることに終わりはないよ。それでは行ってきなさい。」

「夕食の30分前に起こしてね。念話だけだと起きられないみたいだから。それでは行ってくるよ。」


 この部屋がどこにあるのか気になったのでドアを開けた。自宅ではなく資料館と繋がっていた。どのように考えても説教部屋だよ…。

 フィディーが机の大きさになっていて多重念話で末っ子に教えていた。

 皆がこちらを見たので伝えておこう。


「フィディー、そろそろ休憩時間だよ。今日は姉さんが新しい馬を救出したので挨拶に行くみたい。私もまだ会っていないから羨ましいよ。それでは勉強頑張って。」


 何か言われる前に出よう。


≪転移≫

リオリナの馬房の前に移動した。


「リオリナ、入っていい?」

「リア様…。お待ちしておりました。」


 馬房のドアを自分が通れる隙間だけ優しく開けた。奥にいると当たらないけれど、リオリナがドアの近くにいる気がしたから。


「立って待っていないよね?藁で休んでいたよね?正直に答えて。」

「すみません…。落ち着かなくて立っていました。」


 リオリナは自分の復讐に巻き込んだと思っているに違いない。そのため私が怒られていると思い気が気でなかったのだと思う。とても悪いことをしてしまった。どのように話せば私の責任にできるだろうか…。

 リオリナに正直に話してほしいと求めているのに嘘を吐くのはやめよう。


「リオリナ、私は大丈夫。考えて行動しろと言われただけで怒られてはいないよ。お城については帰ってきてからクロア姉さんが全て終わらせた。だから何も気にする必要はないよ。嫌なことに巻き込んで本当にごめんね…。だけどリオリナ、お城に行く前に話しているとき嘘を吐いているような気がした。気のせいなのかもしれない。それでも嘘を吐いたのだとしたら私のためだと思う。もう終わったことだから教えて。どちらでも私は納得するよ。」

「嘘を吐きました…。怖かったですが許せませんでした。ですがそれを伝えてしまうとリア様は必ずお城に行くと思いました。そして騎士が訓練している時間です。リア様が騎士に囲まれることを想像しました。だからリア様が危険な目に遭うのなら足を折った騎士はどうでもいいと思いました。それに許せない騎士を踏んでも足が痛くなりそうで怖かったです。それで最後のお話は私に殺させるためにしたのでしょうか?」


 嘘を吐いていたというよりも許せないと思っていたことを隠していただけだね。足を踏むときには騎士のことに興味はなく痛みを怖がっていた。私の怒りに巻き込んでしまった…。


「違うよ。私を頼ってほしかったの。リオリナから復讐という言葉が出たので何か感情を残していると思った。それを消してあげたかった。だけど私が怒っていただけだったね。あの騎士団には悪人と極悪人しかいなかったよ。私やクロア姉さんは精神の色が見えるけれど、何も聞かずに殺しても問題ないほど濁っていた犯罪者ばかり。犯罪歴を調べていたら私が話したことよりも酷い内容になったはずだよ。それでも殺す人を減らそうとして馬に危害を加えたことのある人だけにしようと考えたけれど、クロア姉さんに言われて帰ってきた。私の怒りに巻き込みリオリナを苦しませてしまったね。本当にごめんなさい…。」

「リア様、謝らないでください!私が復讐したいのか確認していました。何とも思っていなければ出ない言葉です。そして私がリア様の強さを知っていたら違った言葉になっていた可能性があります。殺しても問題ない人を殺さないように手加減していたのは意味があるのですか?」


 手加減が下手すぎて死んでいたはず。姉さんが保護してくれていた…。


「足を引き摺って生きる辛さを教えようと思っただけだよ。左肩を切断して右手首も切断して二度と悪さができないようにするつもりだった。だけど負の感情で人を殺したり痛めつけると精神が濁ってしまう。私は手加減が下手だから姉さんが騎士を守っていなければ殺していた。心の底から小石だと思っていたら怒りが湧くはずがないのに…。聞きたいことがあれば話すけれど、何もなければ休もう。」

「それでは1つだけ。ここで暮らす馬には心に傷があるみたいです。傷のある馬を助けているのですか?」


 確かにそのように感じるね。全ての馬の心に傷がある…。


「心が綺麗な馬を助けているの。心が綺麗で傷のない馬を見かけていないだけだよ。今日は仔馬を助けたみたいだから初めて心に傷がない馬かもしれないね。まだ見ていないから分からないけれど。」

「そのような理由がありましたか。仔馬ですか…。誰が主になるのですか?」


 気にしているね。私が主になると言ったら嫉妬しそう。


「私以外の誰かだよ。お母さんが把握しているので主がいなくても孤独にはならないので大丈夫。誰も背に乗せずに自由に遊びたい馬もいるはずだからね。」

「そうでしたか。すみません、今日も浮かせてください。」


風魔法(フライ)

立っているリオリナを10㎝くらい地面から浮かせた


風魔法(フライ)

リオリナの背中に抱きついた


≪強制命令:声をかけられたら起きる≫

眠り続けないよう自分に付与した。


 お願いだから起きてほしい…。

 睡眠中は強制命令が無効であればどのように対処しよう。


 そして姉さんの記憶の中にお母さんの過去も含まれていたら見るべきか相談しよう。復讐相手は姉さんが処理しているみたいだけれど、お母さんの過去を知らずに処理して後悔しているみたいだから…。


「声をかけられたら必ず起きる魔法をかけたから多分大丈夫だよ。この時間が本当に幸せだよ。」

「私も今の感情が幸せなのだと思います。ここに来るまで知りませんでした。下りてほしくないと考えてしまいますから…。」


 それだと赤ん坊が漏らし続けるよ。浄化魔法と乾燥魔法があっても私のズボンの中は悲しいことになってしまう。見た目は10歳だからそれは恥ずかしい…。


 私が強いと分かってもリアリナの考えは変わらなかった。本当に大失態だよ…。

 私が騎士の行為に怒り生きていることを絶望に変えようと考えた。私の我儘に巻き込みリオリナの気持ちが晴れると勘違いして追い詰めた。そして最後はリオリナを理由にして殺そうとした。責任をリオリナに押し付ける最低な考え方をしてしまった。殺すのであれば自分の怒りが収まらないのでと考えなければならない。更に殺さずに帰ると被害を受ける馬が増えると考えた。その理由を作ったのも私なのに…。

 考えて行動しているつもりが感情で行動していただけで何も考えていない。4本の足で歩く練習方法を考えて実行していた最中に意味のない行動を突然するほど感情で動いてしまった…。

 それにお母さんの覚悟を甘く見ていた。私の意味のない行動を意味のある行動に変えてくれた。だからもっと行動を大切にしよう。考えて行動しなければ最悪の結末になるかもしれない。だけど行動しなければ何も生まれない。そのためには私が変わらなければならない。

 とにかく目の前のことに集中する。今の自分自身の感情で動いては駄目だと分かった。自分の感情についても考えなければならない。考える幅を広げることも大切だと分かった。だけど少しずつでいい。自分に正直になればできるはず。できないことばかりなのだから難しいことではない。


 そろそろ眠ろう。

 リオリナと一緒に眠るのは幸せでとても大切な時間なのだから。

感情で行動すること、考えて行動すること、どちらもよくあることですが何も考えずに行動して成功しても失敗しても余り経験にならない気がします。

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