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世界は子を愛す  作者: 大介
第3章 実験の結末

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第126話 大切な人

 無言で敵の横に椅子を作った。

 敵も無言で椅子に座った。


<実体、世界の力なし、核を操作する記憶なし、本体の情報なし、生かす価値なしの雑魚>

≪分かった≫


 仮想体が不機嫌なのは敵の作戦を知ったからだね。


 結界内を魔力で満たせば侵入と攻撃魔法の使用が太陽から容易にできる。

 だから侵入してくる敵の数を絞り弱くする準備をしておいた。

 ・攻撃魔法は無効化できる。

 ・最小の分身と仮想体が複数人いても瞬殺できる。


 油断せずに準備しておいて良かった。


 実体を侵入させてきたのは理解できない。

 私なら痛みを感じず自分の意思で解放できる分身と仮想体を侵入させる。


 核は結果を使用者に返さないのであれば記録で確認するための実体かな。

 敵は命を軽く扱うから……。


 さて、そろそろ相手しよう。


「ここに来た目的はあるの?無駄話をするなら殺すよ。」

「自慢の結界を素通りされたのに強気ですね。」


 殺すと言ったけれど、瞬殺したらお母さんが驚くね。

 敵が私と同じ顔だから心置きなく攻撃できる。


風魔法(エアロカット)

敵の両耳を切断した


 髪と耳が床に落ちて後を追うように血がボタボタと落ちる。

 痛みで表情が歪んだけれど、声を出すことなく回復魔法で治した。


「人の話を聞かない耳は不要でしょ。それに何も知らない敵は殺して終わりだけれど、瞬殺すると皆が驚くので話し掛けただけだよ。なんで睨んでいるの?」


 アンジェが驚いていることに不安を感じる。

 ――思考誘導を解いたから?


「リア、何しているの?話を聞く前に殺し合いを始めるつもり?」

「いきなり殺し合いを始めようとしないで。落ち着いて話し合うべきよ。」


 性格が変わっているように感じる……。

 それでも私の大好きなアンジェだよね?


「黙って聞いているから、話し合いが終わったら殺してね。」

「仲間割れですか?信用されていないのですね。」


 挑発をしなければならない理由でもあるの?

 ・怒らせて情報を漏らすことを期待している。

 ・注目を集めたい。


≪結界周辺を偵察しながら掃除して≫

<始めているよ>


 仕事が早いね。


風魔法(エアロカット)

敵の両腕を切断した


 表情が大きく歪み呻き声を漏らしている。

 床に落ちた腕と切断面から血が流れ出て床に広がる。


 腕を回復魔法で治してまた私を睨んでいる。


「もう充分でしょう。生存者はここにしかいません。どうぞ確認してください。」

「リア、知っていて黙っていたの!?」


 お母さんが焦った様子で学校に転移した。

 それを見た敵が声をあげて笑っている。


 お母さんは学校の子供たちが本気で心配なの?

 索敵すら使っていないのに……。


 それに何故私が疑われたのか分からない。

 とにかく学校の子供たちの安全を確保しよう。


≪学校にいる分身と仮想体を消してお母さんと子供たちを封印して≫

<分かった>


 アンジェとお母さんの精神は同じ……。

 杞憂であってほしいけれど、アンジェも警戒しなければならない。


「アンジェはどうするの?」

「リアは私たちを試していたの?」


 思考誘導を解いたアンジェの性格が敵の罠に思えてきた。

 気にしすぎているだけだよね……。


「お母さんを疑うだけでなく侮辱までするの?一番近くでお母さんを見てきたのに何も感じていないんだね。これだから話し合うのは反対だったんだよ!」


 動揺していることを敵に知られるわけにはいかない。

 それと私たちを見て笑っている部外者は死ね。


≪ごめん。綺麗にして≫

<分かった。発言に気をつけて>


 いつものリビングに戻った。

 血の臭いもしない。


 ふぅ、動揺を記録されるわけにはいかない。


「アンジェは敵に思考誘導されていたけれど、解くことができた。だから私が違って見えていると思う。これがアンジェの質問に対する私の答えだよ。」

「そうだったね……。お母さんは敵が侵入してくると予想して準備していたの?」


 アンジェに気を遣ったことは分かる。

 だけどその質問は駄目だね。


「ジェニーの優しさは伝わっているけれど、敵に情報を与える質問は駄目でしょ。」

「はい……。お母さんの足を引っ張らないように頑張るよ。」


<終わった。本体の情報は得られなかったよ。解放していい?>

≪分かった。お疲れ様≫


 精神にいた仮想体が解放した後に新たな仮想体を作った。

 アンジェを警戒するのは負担が大きいからね……。


 仮想体も私なのだから。


≪結界内の環境維持と監視をお願い≫

<ジェニーの仮想体がいないとやる気になれない>


 癒しが必要だよね……。


「ジェニー、仮想体を私の精神に作って。仮想体に要求されたよ。」

「お母さんの仮想体は自由すぎるよ。――はい。これで大丈夫でしょ?」


≪大丈夫?≫

<大丈夫だよ。結界内の環境維持を全自動化するよ>


 環境維持の全自動化は凄く助かる。

 集中できる作業を見つけたね……。


「アンジェ、私に言いたいことはない?敵に負けたら最初に死ぬのは私だから。」

「リア様。私も一緒に死にます!」


 リオリナらしい言葉だね。


「私と一緒に行動するなら仮想体を作れることが必須条件だよ。」

「はい。絶対に間に合わせます!」


 死ぬために努力するなんて間違っていると思う。

 本当に負けられない……。


「分かったよ……。勝利を目指して戦うからアンジェは学校で楽しく暮らしていて。」

「私は戦えないと言いたいの?」


 アンジェが全く分からない……。


 本気で戦うつもりなの?

 辛い選択をすることができるの?


「私は結界内の命を確実に守るために結界外の命を殲滅した。――目的を達成するために何かを犠牲にしなければならないときがある。勝利と子供たちの命が天秤にかけられたときに勝利を選べる?それが嫌なら別の手段で勝利できる方法を見つける必要がある。――アンジェが見つけなければ子供たちの命を見捨てる。それでも私たちと一緒に戦える?」


 揉め事は致命的な隙になるし勝利だけは譲れない。

 アンジェを見ていると不安が募る……。


「リアは殺す以外の解決方法を考えない。命を救う方法も考えない。それに私の言葉に関係なく殺す。だから私が新たな手段を見つけても無意味でしょ。」


 えっ、何を言っているの……?

 それにアンジェの表情が危険なクローディアと重なって見えた。


「お母さん、これは敵の罠だよ!今のアンジェは追い詰められたクローディアとよく似ている。2人は学校の子供たちと一緒に封印するね。敵に勝った後にどうするか決める。それでいいよね?」

「いいよ。アンジェ以外は封印してあるからね。」


 ジェニーも敵の罠だと判断した。


「アンジェを封印して学校に転送したよ。お母さんの対処は早いね。」


 大好きだったアンジェが消えた……。

 一緒に生き延びてきた記憶が敵の思考誘導に負けた。


 落ち着け、落ち着け、落ち着け!


「お母さんを怪しく感じたからね。さて、リオリナは今から仮想体を作る練習を始めて。ジェニーは分身で手伝ってあげて。」

「分かったよ。」

「はい。リア様。」


 ジェニーの分身がリオリナを連れて脱衣所に入った。

 姿見があるからだね。


≪敷地の入り口に地下室を作って封印した子を全員入れて。そのあと学校側を魔力に変えて結界を縮小して≫

<分かった>


 ――結界に強い反応があった。

 最悪だよ……。


<極大の攻撃魔法だよ。魔力吸収量より消費量が上回ったので結界の形を四角錐に変更した>

≪分かった。結界を攻撃する意味はないと思わせたかったけれど、難しいね≫


<文字だけで思い通りに動かすのは難しいよ。――確実に来るよ……>

≪分かっているよ……。武器を出して。底面を守りに行く≫


 机の上に鞘のない黒刀が転送されてきた。

 圧縮した白魔力を纏っている。


「お母さん、どうして刀があるの?」

「今から敵を殺しに行くからだよ。留守番が嫌なら私の精神に入りなさい。」


 ジェニーの実体が消えて仮想体になり私の精神に入った。


<刀に名はあるの?>

≪アンジェだけを殺すための刀だから名は考えていないよ≫


 いつかこの日が来ると思っていたけれど、それが今日になっただけ。

 敵が私の大切な人を生み出すことは分かっていた……。


 ――冷静に躊躇なく殺す。

 敵に動揺していると思われたら繰り返される。


 刀を使うのは大切な人を1人ずつ殺すため……。


 攻撃魔法で殲滅すれば殺している相手を見ずに済む。

 最悪な現実から目を背けることができる。


 だけど必ず向き合わなければならないときが来る。

 逃げていたら絶対に勝てない。


≪結界≫

魔力を弾いて敵の仮想体が体内に侵入するのを防ぐ


≪ジェニー、魔力の補充は任せたよ。私の仮想体に敷地にある魔力器について聞いて≫

<分かったよ。任せて!>


≪転移≫

刀を両手で強く握って結界の底面に移動した


 結界で割れた色とりどりの攻撃魔法が私を照らす。

 敷地より巨大な攻撃魔法が途切れることなく結界の側面を滑っている光景は異様だね。


 敵が来た……。

 ――性根が腐っている。


<実体だよ。学校で子供たちと遊んでいる記憶があり思考誘導されている。そして弱い……>

<お母さん、ごめんなさい……>

≪ジェニーは悪くないよ。敵が悪い!≫


 私の大好きなアンジェは敵として来ている。


≪身体強化≫

転移中に問題なく動くため


≪転移≫

すれ違いざまに敵の首を切断した


 ――アンジェの頭と体は魔力になって消えた。


 殺意も敵意も感じなかったし結界に攻撃する気配もなかった。

 それに近づいたときに困惑していることが分かった……。


 ふざけるな!


 私の大好きなアンジェは何も知らずに送り込まれた……。

 天秤にアンジェを置いたから犠牲にする方を選べとでも言いたいのか!?


 ここでアンジェを殺さなければお前は大勢のアンジェを生み出す。

 機を見て私たちの敵として送り込む。


 記録と魔力で生み出せることは命を弄んでいい理由にならない。


 一刻も早くお前が命を生み出せなくしたい。

 だけど私が弱いからできない……。


 大好きなアンジェを殺す以外に被害を減らす方法が思いつかない。

 この理不尽で狂った現実は一体何だ!?


 ――また来た。

 一瞬で首を切断した。


 私が弱いからアンジェを殺している。

 この悔しさを胸に刻み込め……。


 視界が少しぼやけてきた。


 痛みを感じる間もなく一瞬で殺す。

 誰一人苦しませない。


 ――10人一緒に来た。全員殺した。

   ≀

 ――40人一緒に来た。全員殺した。


 心は強いと思っていたけれど、そうでもなかった。

 少しでも気を抜くと顔が見えなくなる。


 ――50人一緒に来た。全員殺した。

   ≀

 ――90人一緒に来た。全員殺した。


 顔は見えているのに誰を殺しているのか分からなくなる瞬間がある。

 心が弱いからだと思う。


 ――100人一緒に来た。全員殺した。

    ≀

 ――400人一緒に来た。全員殺した。


<お母さん、大丈夫?敵は異常者だよ……>

≪大丈夫。私が弱いからアンジェを殺さないとアンジェの犠牲が確実に増える≫


<お母さん……。魔法を使ったら駄目なの?>

≪逃げたと思われたら繰り返される。私が全員殺すから大丈夫≫


<悪いのは敵だよ!お母さんが弱いからじゃない!>

≪分かっているよ。だけどアンジェを殺しているのは私。この現実は私が強ければ避けられたかもしれない。理不尽だと思うけれど、それが現実だから≫


<最初から魔法で殺していたら違っていた?>

≪膨大な人数のアンジェを殺させてから、アンジェの状態を知ることになると思う。どちらが辛いのか分からないけれど、私がここに来てしまったから他の選択は消えた。それと愛娘に辛いことはさせられないでしょ。悔しいけれど、今の私はこれが最善だよ≫


<お母さん、絶対に無理して心を壊さないで>

≪ジェニーを残して心が壊れることはないよ≫


 心が慣れたのか視界が安定している。

 だけどいつの間にか笑っていた……。


 笑いがとめられない。


 ――500人一緒に来た。全員殺した。

    ≀

 ――900人一緒に来た。全員殺した。


 何も感じなくなった。


 ――1000人一緒に来た。999人殺した。


 ――もう嫌だ!


 残っているのは1人。

 あと何人来るか分からないのに刀が重たくて上げられない。


 ――アンジェを殺したくない!


 これだけ殺してきたのに視界に映る1人を殺せる気がしない。

 体が動かない。


 ――アンジェと話したい!


 先程から強い気持ちで私をとめているのは本心?


≪体が動かない。今の私はアンジェを殺せない。解決できそう?≫

<心の声に従った方がいい。今はアンジェを送り込む魔力の動きがないよ>


≪刀をしまって。このまま近づいたら殺しにきたとしか思えない≫

<確かにね>


 両手で握っていた刀が消えた。


 ――手足をぶらぶらしてみた。

 あっ、今なら問題なく動ける。


≪アンジェを解析した?≫

<恐怖している。これは当然だよ>


 その通りだね。

 自分と同じ姿の人を殺し続けている存在は誰が見ても怖いと思う。


≪転移≫

手を伸ばせばアンジェに届く位置に移動した


 アンジェは目の前に来た私を見て死を覚悟したように見えた。

 そのことに落胆する資格はないのに……。


≪結界解除≫


 謝りたいと思ったけれど、アンジェを殺しに来て、大勢のアンジェを殺したのに、1人殺せなかったアンジェに謝るのは自分勝手すぎる……。

 殺したアンジェと目の前にいるアンジェに何一つ違いはないのだから。


≪念話≫


「今の状況を話すよ。敵がアンジェを大勢生み出して攻撃魔法と一緒に送り込んできたの。攻撃魔法は結界で防げているけれど、大勢のアンジェは敵だと思い殺した。だけど残り1人になったアンジェを見て殺せないと思った。殺したくないと思った。話したいと思った。話したいのは敷地にいるアンジェではなくて目の前にいるアンジェだよ。」


 意味不明なことを言っている自覚はある。アンジェは私が大勢のアンジェを殺している光景を見ていたので、信じられなくても当然だとしか思えない。


「なるほど……。最低な攻撃に利用されているんだね。それで敷地にいる私では駄目な理由を教えてくれるの?」


 アンジェは私の言葉を信じてくれた…。

 思考誘導の影響だとしても私はそれが嬉しい。


「アンジェは私の精神にいたときから敵に思考誘導されていたの。解いたら短い会話の中で辛いことを言われたよ。それに危険なクローディアの表情と重なって見えたから封印した。そのとき私の大好きなアンジェは消えたと思ったよ……。だけど目の前にいる。――望む生き方を教えて!――私は大好きなアンジェから聞きたい!」


 姉に我儘を言うのは妹の特権だよね!


「最低な罠だね。裏切られる度にリアの中で私の存在が大きくなった。酷い裏切り程ね....…。だけどリアが戦う力を得たときに私が裏切る……。リアが思う私の欠点は何?」


 確認したいことがあるのかな?


「基本的に私を疑わない。私はアンジェの意思を尊重したいのにアンジェは私に配慮する。アンジェは私に縛られている。簡潔に言うとアンジェの欠点は私だよ。」


 大丈夫、アンジェの言葉なら受け入れられる。


「今の私を思考誘導された状態ではなく、精神と融合させることはできる?できたら思考誘導が解けた私と話したい。」


 それを望んだ理由は聞かないよ……。

 姉の優しさに甘えるのは妹の特権だから。


≪念話を聞いていたでしょ≫

<私だけね>


≪隠蔽したの?≫

<姉妹の会話だからね>


 2人の立ち位置は違うので嫉妬することはないと思う。

 それでも確認はしておくべきだね。


≪ジェニーは嫉妬している?≫

<――『叔母さんに嫉妬しないよ』だって>


 叔母さんと呼んでいるので大丈夫だね。 


≪知っていると思うけれど、かなりきつい。だから任せたよ≫

<そうだね。アンジェの望みは絶対に失敗しない。早く帰って休もう>


 本当に助かるよ……。

 私の仮想体は頼もしいね。


「ところでリアは何人の私をここで殺したの?」

「5951人だよ。刀で1人ずつ殺した。心が意味不明な状態だったよ。」


 心が壊れたらジェニーに説教さていたね。

 本当に危なかった……。


 それに記録を残しているけれど、頼りたくなかった。


「――全く、1人1秒でも1時間40分は掛かるでしょ……。」


 アンジェが私に回復魔法を使った。

 疲労がよく分かる表情なのかな?


<成功したよ。全て私の魔力で作り変えた。身体能力は私と一緒だよ>


「――成功したよ。私の仮想体は頼もしいからね。アンジェの身体能力は私と一緒。敵の魔力は欠片も残していない。身体能力の確認をしたければ教えて。専用の場所を用意するから。」

「頑張りすぎでしょ!内側から結界を破壊するとか笑えないからね。早く帰って休もう。」


≪念話終了≫


 敵の攻撃が終わったのか確認するのが怖い……。

 アンジェが他にもいるかもしれないと考えてしまう。


≪帰宅しても大丈夫?≫

<大丈夫だよ。休まないといけない理由が分かったでしょ>


 いつ攻めてくるか分からないのに今の私は役に立てない。

 万が一のときは長時間労働してね。


<ジェニーの仮想体を頼んでおいてよかった>

≪癒しがないと辛いよね≫


≪転移≫

アンジェと一緒にリビングに移動した


 実体のジェニーが胸に抱きついてきたので抱っこした。


「お母さんは今すぐ寝るべきだよ。アンジェ叔母さんとアンジェの話し合いはお母さんの仮想体と私が見届けるから安心して。」

「リアは早く休んで。思考誘導が解かれた私をどうするか私が決めるから大丈夫。お母さんについても決めるよ。だから安心して休んで。」


 凄く心配してくれているのに話し合いを見届けたいとは言えないね。

 それに一刻も早く回復しなければならないから……。


 忘れるところだった。


≪報復だよ≫

<誰を怒らせたのか教えてあげないとね>


 ジェニーを床に下ろして転移で布団に入った。

 そのあと世界の力を使って寝間着に着替えた。


 アンジェと一緒に帰ってこれたのは本当に嬉しい。

 だけど殺したアンジェのことも絶対に忘れない。


 はぁ、本当に、疲れた、よ……。

 目を閉じたらすぐに気が遠くなった。

かなり危険な状況でしたが自宅に帰ることができました。

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