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鏡映した現実の風~リアル・ワインド~  作者: 四神夏菊
第二話・空と大地に祈りし幼龍(そらとだいちに いのりしようりゅう)
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05 恐竜(きょうりゅう)

傭兵と依頼の集う島『ヘルベゲール』へとやってきたギラム達一行が向かったのは、島の南方にある火山地帯『ヒトゥゼルム』 今回の仕事は山道を塞ぐ落石の除岩と、恐竜の鱗の調達だった。

リーヴァリィ内ではすでに活動をしていない恐竜達が、今もなお生きている自然地帯。しかしその場は火山地帯の名に相応しい、灼熱の熱気を感じる場所なのであった………



「……… ……なんだか、熱気が強い所みたいだね。」

「あぁ、ココはいつも暑いからな。 軽装にして正解だったぜ。」

山道を昇り始め、ふもとの集落が徐々に小さくなってきた頃。ギラムとグリスンは周囲を漂う空気の熱気が、段々と強くなり始めた事に気付きだした。

常夏の島のイメージとは違い、彼等の居る場所は『灼熱地獄』に等しい熱気が彼等を容赦なく襲っていた。隣りを歩くグリスンはあまり熱気を感じてはいないものの、周囲の温度が上がった事だけは悟った様子で、徐々に揺らぎ出した視界を見つつ感想を漏らした。変わって隣を歩くギラムはと言うと、すでに肌から少しずつ汗が噴き出してり、持参していたバックからタオルを取り出し、汗を拭きながら歩いていた。どうやら彼は初見でこの場に足を踏み入れたわけではないらしく、タオルと共に飲料水を携帯していた。《比較的行き慣れた場所》である事を理解しつつ、グリスンは本当に彼が恐竜を調教していたのだろうかと、好奇心と共に恐れを抱いていた。

そんな時だ。



「………ぉっ、グリスン居たぜ。 あれだ。」

「? うわぁ………」

山道を昇りしばらくした頃、彼はギラムからの声を聴き、前を見た。するとそこには、開けた山の峠が姿を現し、そこで生活をする恐竜達が次々と彼等の前へと姿を見せだした。

彼等の向かった先に居た恐竜達、それは身体が大きく草食系の大人しい恐竜達だった。四足歩行の歩行速度が遅い者が基本の様子で、背中に幾多の突き出た刺が印象的であった。首の長い大らかそうな恐竜を視ると、ある意味安全にも感じられる雰囲気が漂っていた。

その時だ。

《グワァーッ、グワァッ》

「?」

峠へと足を踏み入れた彼等に気付いた一頭の恐竜が、彼等に向かって声をかけてきたのだ。正確には鳴き声に近い発生ではあったものの、威嚇や警戒とは違う、軽い返事を求める声色だった。突然の声を耳にしたグリスンは少し驚いた様子を見せるも、隣に立っていた隣人は少し違う反応を見せていた。

「よっ、元気か? 今日もちと邪魔させてもらうぜ。」

《グワーッ》

その場へと案内してくれたギラムは恐竜に対し返事を返し、軽く手を振りだしたのだ。それを目にした恐竜は嬉しそうに返事を返すと、静かにその場を後にし、彼らに注意を払う事なく自然体の雰囲気を見せていた。

軽くやり取りを目にしたグリスンは目を丸くするも、ふと我に返り彼に質問を投げかけた。

「……… ……お知り合い?」

「恐竜の知り合いは居ないぜ。 大体あんな風に声をかけて、敵じゃないって印象を与えられたらいいなって感じでやってるだけだ。 まぁ、基本の挨拶だな。」

「………恐竜に?」

「それは言うな。」

普通であればしないであろう行動を取ったギラムではあったものの、彼自身の知り合いと言う訳ではない。顔馴染み以前の顔見知りレベルで挨拶を交わしており、彼等に危害を加えるつもりで来たわけではないためか、敵では無い事を伝えたかった様だ。しかし、恐竜に挨拶をするという発想は普通ではない事をそれとなく聞くと、彼は少し恥ずかしそうにしつつ歩を進め出した。

そんな彼の好意が彼等に通じたのか、ギラムは恐竜達に警戒される事無く、お目当ての物を探し出した。調達を頼まれた鱗はわざわざ剥いだ物でなくとも良かったため、彼は落ちている鱗を拾いたいようだった。無駄な争いをしないところも、また彼らしいと言っておこう。

「んー……… ねぇな、やっぱり。 生え変わる物でもないし、落ちてねえか。」

「鱗は皮膚みたいなものだしね。 ………?」

とはいえ、中々見つからないのも自然界。争いをしない分時間を要するのが、彼の選んだ仕事の対価と言えよう。

しばらくの間汗をかきつつ巣の近辺を捜索していると、グリスンは近付いてきた恐竜を目にし、身体の

向きを変えながら彼等の顔を見た。自身よりも身体が大きく、目線が下にある草食恐竜の一体は、ギラムの行動を見ながら首を傾げていた。

《ギュァーッギュァ―ッ》

「? ……あぁ、探し物だよ。 皆の中で、鱗が少し落ちちゃった子とか居る?」

『えっ?』


《………》

その後声をかけてきた恐竜に対し、グリスンは首を傾げた後、何やら返答を返し出したのだ。声を耳にしたギラムは振り向き彼等を見ると、そこには問いかけを耳にした恐竜達が顔を見比べ、一斉に首を横に振る光景が目に移った。行き慣れた場所とはいえ、少々驚く光景である。

「そっかー」

「お前、話せるのか??」

「? 話せるって言うか……… 意志疎通? みたいな感じ。 僕達は獣人で、人間の様で動物じゃないから。 どっちの言葉も、大体は解るんだよ。 言語までは一緒に出来ないから、理解はちょっと難しいんだけどね。」

「そうなのか………」

とはいえ、彼なりに先程の発言は理解出来た様子で、グリスンは平然とギラムの質問に答えていた。

動物と人間の中間地点に位置する場所に居る彼等は、人間の言葉を理解し話す事が出来る一方、話せない動物達の意志を汲み取ることもできるのだ。同族であればなおの事詳しく理解できるものの、相手は恐竜であり自身は虎と言う事もあってか、少し理解が遅れてしまったようだ。返事を聞いた恐竜達が何事もなかったかのように去り出す所もまた、彼が伝えた言語を理解したという事実を教えてくれる光景であった。軽く唖然としていたギラムは、この場に連れてきた相棒はとんでもない相手ではないだろうかと、一瞬驚いていた。

その時だ。




ズシーン……… ズシーン……


「?」

「ギラム、何か聞こえない………?」

「あぁ、聞こえたな。 ………」

彼等の居た峠の空気が震えだし、先程の穏やかさを塗り替える地響きの様な音が聞こえ出した。一瞬空耳ではないだろうかと思う音の大きさではあったものの、規則的かつ徐々に大きく鳴る音を耳にし、ギラムは静かに体制を直し辺りを見渡した。すると、その場に居た恐竜達が落ち着かない様子を見せだし、中にはその場から走り出す者も現れ出した。明らかに平穏ではない状況に変わろうとしていることを理解しだした、その時だった。



ガサガサッ!!


《グルァアアアアーーー!!!》



「!! やべぇっ、出やがった!!」

「うわぁああーーー!!!」

《ギュアァアアーー!!!》

峠を囲う様に生えていた木々の一部が物音を立てた瞬間、周囲に轟く恐竜の雄叫びと共に、大きな肉食恐竜が姿を現したのだ。相手の姿を見た一同は、それぞれが似たような反応を見せた後、一目散に相手から逃げ出し始めた。ギラム達も同様に草食恐竜達と共に逃げ出し、グリスンと並んで逃げ出した。

「あっ、アレがこの場所での危険な要因!?」

「肉食恐竜が食うのは、恐竜だけじゃねえっ! 俺等『人間』もだっ!!」

「うわぁああーーー!! まだご飯には成りたくないいぃいいー!! おかずも嫌だぁあああーー!!」

「どっちも一緒じゃねえかっ!!」

軽く本気なのか気楽なのか解らないグリスンの同様に突っ込みを入れつつも、2人は全速力で山道を駆け下りだした。後方から徐々に追っ手と思われる恐竜の足音が近づく中、ギラムは背後を確認した後、グリスンの着ていた服の襟元を掴み、山道の草むら目がけて飛び込んだ。身体があらぬ方向へと飛んだ事に彼は驚くも、頭部からやってきた草の感触を知り、ギラムに引っ張られた事に気付いた。

その直後、茂みの外から牙が擦れる音が聞こえ、危うく捕食されそうだったことも同時に理解した。

「っぶねっ、喰われるところだった………」

「うわわあわわぁぁああ……… 怖い所だね……」

「そう言う場所だからな、この島は。」

「………」

難を逃れたグリスンは茂みの影で震える中、ギラムは恐竜達の動きを見ようと、左手で茂みを軽く退かした。凛々しくも整った顔つきの彼が捉える瞳の先には、逃げ惑う恐竜達を追いかける肉食恐竜の姿があり、迂闊には外に出られない事を彼は理解した。下手に外へと出れば、彼等の代わりに自分達が食われてしまう可能性が、十分にあるからだ。

そんな彼を見たグリスンは軽く深呼吸をした後、大人しく様子を見てくれていたギラムを見た。恐れはあるが立ち向かう意思がある様子で、右手は背後に備えていた小剣に手を添えていた。

その時だった。



ドスンッ!!


《ムギュッ!!》

「!! あぶねえっ!!」

様子を見ていた彼等の視線の先で、一頭の小柄な恐竜が転倒する光景が目に映った。無論その隙を逃すまいと音を耳にした肉食恐竜が対象を発見すると、口を大きく開け襲おうとしていた。

転倒した小柄な恐竜を視て、彼は茂みから跳び出し、恐竜を助けようと跳びこんだ。

「!! ギラム!!」

「させねぇえ!!」



ガチンッ!!


《!! ………グルァアアアーーー!!》

「チッ! しゃあない、来い!!!」

危うく捕食されそうになっていた恐竜を掴んで山道を転がると、彼の背後で牙が擦れる音が聞こえた。ようやく食事にありつけると思っていた肉食恐竜は口に血の味が広がらない事を悟ると、食事の邪魔をしたギラムを目にし鳴き声を上げた。

完全に相手に敵と認識されたことを悟ると、彼は助けた恐竜から離れ、右手に小剣を持ちながら軽く屈み、左手で山道に落ちていた小石を拾い相手に向かって投げつけた。小石が身体に命中し相手の意識が自身に向けられた事を確認すると、小剣を構え戦闘態勢を取った。とてもではないが太刀打ち出来ないものの、攻撃を逸らせられると彼は思ったのだ。

「はぁあっ!!」



ガチンッ!!


「ッ!!」

「ギラム!!」

「大丈夫、かすってないぜ!!」

自らを食べようとする恐竜に噛まれそうになった寸前で彼は右へと飛び込み、すれ違いざまに相手の口元へ小剣の刃先で切り付けた。その瞬間、相手の口元を覆う角質層が数枚剥げ落ちるも、出血はなく引き返して来ようとする相手の姿を目にした。

幸いにも助けた恐竜はその場から離れていたためか、彼は遠慮なく相手を迎え撃つ体制に入っていた。

「ギラム………!」

「はぁあっ!!」



ガチンッ!!


《グルルルゥウウ………》

「チッ、やっぱり小剣程度じゃ怯まないか……… どうするかな。」

再度相手を捕食し損ねた恐竜は相手を睨み、手ごわい相手と認識したのかしばし対峙する様子を見せた。まるで闘牛士の如くヒラリと交わし、なおかつ口元に微量ながらもダメージを与えてくる人間。今まで食べてきた相手とは違う事を、相手も解ったのだ。

代わって攻撃が通じていないギラムはと言うと、蓄積出来ているダメージでは相手を倒す事が難しいと判断し、どうするべきかと考えていた。再度ふもとに向かって逃げる選択肢もあるが、どう考えても相手の方が足は速く、下手をすればふもとの住人達が襲われ、大惨事になりかねない。だからと言って同じ作業を繰り返すも、彼等の周囲を包む灼熱の熱は彼にとっても天敵であった。

その時だ。


「ギラム! そのままもう一回行って!!」

「? グリスン………?」

「僕が援護する! 任せて!!」

「………! あぁ、頼むぜグリスン!!」

茂みに隠れていたグリスンが不意に姿を現し、ギターを両手に彼の援護をすると言い出した。その立ち姿を見た彼は、一瞬創憎士(そうぞうし)と戦った光景が目に映り、その力で彼は手助けをしてくれるのだろうと理解した。声を聞いた彼は再び気合を入れ、目の前の相手に集中し、迎え撃つ体制を取りだした。

捕食すべき相手が2体に増えた事を理解すると、相手の恐竜は再び襲う体制に入り、彼等を捕らえようと走り出した。徐々に距離が近づき噛み付こうとした瞬間、ギラムは再び攻撃をかわし、相手を切り付けようとした時。

背後に立っていたグリスンは武器の弦に指を添え、同じ音階の音を奏でつつ声を発した。

「はぁああっ!!」

「『メイル・ウリトール』!!」



バシュンッ!!


《グルゥワァアッ!?》

彼が放った魔法は音波を凝縮させた風の爆弾であり、音速の如く相手へと接近し、ギラムの小剣に切り付けられた。凝縮された風の一部は彼の一撃を受けたとたんにはじけ飛び、先程までの小剣のダメージとは桁違いの威力を発揮したのだ。口元ではじけ飛ぶ炭酸の様な衝撃を受け、恐竜は思わぬ一撃に怯みだし、顔を左右に振り相手を睨んだ。

風圧を切り付けたギラムはと言うと、彼の身には一切ダメージは入っておらず、はじけ飛んだ風の強風しか感じていなかった様だ。先程よりも涼しい風が彼の横を通り過ぎた様子で、先程よりも余裕の表情を見せていた。そんな彼を見た恐竜は『危険』と認識した様子で、ギラムを睨んだまま後ろへと振り返り、巣へと戻る様にその場を去って行った。

「大丈夫!? ギラム!!」

難を逃れ相手が退避したのを確認すると、グリスンは武器を手にしたまま慌ててギラムの傍へと駆け寄った。先程から何度も肉食恐竜の猛威を回避した事により、服の所々に汚れが目立つも彼自身に怪我はなく、魔法の風で少し心地よい体温に戻ったようだった。

「あぁ、何とかな。 ありがとさん、助かったぜ。」

「う、うんっ……… ……良かった、食べられなくて………」

「喰われるようじゃ、傭兵何て名乗らないぜ。 ……ん?」

「どうしたの? ……ぁっ。」

軽く戦いに勝利した事に対し安堵していたその時。彼の後方には先程助けた小柄な恐竜が近くへと歩み寄り、その隣りには同じ草食であり大きな恐竜が2頭歩いてきた。どうやら幼い恐竜の親らしく、口元に何かを咥えてやってきた。

《………》

「くれるのか?」


コクッ


「……… ありがとさん、いただくぜ。」

軽く相手の意志を理解するように問いかけると、恐竜は静かに頷き返事を返した。子供を助けてもらったお礼なのか、ギラムに渡したくてこの場にやって来た様だった。咥えてきた物をくれる事を理解すると、彼は静かに手を伸ばし、持って来た物を手にした。

恐竜達がが持ってきた物、それは乾燥して固まった大きな草だった。ぜんまいの様に先端がカールしたその草は、風を受けても靡かない程に固まっており、自生していたとは思えない程に水分がほとんど無かった。彼の左手でしっかりと握れるほどに細くも、30センチほどある長い草だった。

お礼として持ってきた草を受け取ると、恐竜達が彼の身体に頬を擦りつけだし、お礼の印だと言わんばかりに愛情表現を見せ出した。同様にグリスンにも顔を擦りつけており、お礼の度量は変わらなかった。

「何だか、すっごい喜んでるね。 子供を助けてくれたから、なのかな。」

「かもな。 子供は居ないから良く分からねえけど……… 大切な相手を助けてもらったら、それくらい気持ちを伝えたいのかもな。」

「そうだね。」

そんな草食恐竜達のコミュニケーションを受け取り、2人は嬉しそうに喜び微笑んだ。

その後彼等は再び山道を昇り、峠を越した先にある火山へと続く山道へとやって来た。目の前にそびえたつ活火山の山道には、大きな落石が埋もれる様に道を塞いでおり、確かに除岩用の機材が無ければ退かすことの出来ないほどに大きい物だった。退かすべき対象を目の当たりにしどうするかと考えていると、後方に立っていた一体の恐竜が声をあげた。

「? 何だ?」

「岩を打ち砕いて、退かしてくれるって。」

「えっ、砕くのか………?」

一緒に道中を共にした先程の恐竜の両親が、その岩を退かす手伝いをしてくれると言ってくれたのだ。道を開ける様にその場を移動すると、次の瞬間には恐竜が勢いよく駆け出し、岩に向かって強烈な頭突きをお見舞いした。それによって道を塞いでいた岩に大きなヒビが入り、再び頭突きを繰り出した恐竜の一撃を受け、あっさり粉砕し道を開けてしまったのだった。

「すっげぇな……… ……?」

「うわぁ、スゴイ! ありがとう!!」

《グワッ》

どんなもんだいと言わんばかりにドヤ顔をする恐竜を見て、グリスンは嬉しそうに歓声を上げた。同様に驚いていたギラムも称賛の声を上げつつ、目の前に落ちてきた飛来物を目にし、目線を下ろした。

そこには砕け散った岩とは違った鱗の様な物が落ちており、回収しつつ彼は恐竜を目にした。すると先程手助けしてくれた恐竜の棘の皮膚が一部剥げており、どうやら一撃による衝撃で取れてしまった事を理解した。

「……… これ、良ければもらえないか? 落ちちまった鱗なんだが。」

《? ギュワッ》

「良いって。 また頑丈な鱗が出来るからって、言ってるよ。」

「そっか。 じゃ、遠慮なく貰うぜ。」

幸運にも依頼を同時にこなすことに成功したことを悟ると、ギラムはお礼を言いつつ背負っていたバックの中に鱗をしまった。

その後彼等は恐竜達にお礼を述べ別れを告げると、ふもとの集落へと向け帰路に就くのだった。


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