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スプレー

 今日は休日。僕は妹とショッピングに出かける予定……だったのだが。

「雨、止まないね。お兄ちゃん」

 外は生憎の雨。妹の作ったてるてる坊主も、効果がないようだ。仕方なく、今日は絵でも描いて過ごそうと言うことになった。

 僕は早速、物置へ道具を取りに来た。するとなにやら、見慣れない箱がある。開けてみると、中には一本の缶。“スプレー・虹”と書いてある。

 虹色のスプレーとは珍しい。きっと妹も喜ぶだろう。そう思った僕は、そのスプレーを持っていた画用紙に吹き付けてみた。だが、スプレーは乾いた空気音を出すだけで、何も描きはしなかった。くそ、不良品か。今日はとことんついてないな、と思ったその時。

「お兄ちゃーん! 外見て、外!」

 妹の叫ぶ声。一体、どうしたというのだろう。僕は言われるまま、窓の外を覗いた。

 晴れた空に、大きな虹が架かっていた。

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