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隙間

 僕は隙間が嫌いだった。部屋の中に少しでもスペースがあると、埋めないと気が済まなかった。だから、本棚は常に一杯だったし、押入れにもコンテナが綺麗に詰まっていた。

 ある時、気づくと僕は、真っ白な部屋の中にいた。部屋の隅には、四角い箱のような物が積まれている。その間に丁度、人が一人入れそうな隙間が空いていた。僕は、ここがどこかなんかより、そのことが気になって仕方がなかった。今すぐ埋めたい。でも周りには、自分と箱以外には何もない。業を煮やした僕は、とうとう、自分をそこに入れた。

 ほっと安心する。のも束の間、急に箱と、自分の体が光り出した。そして何と、足下の方から消えて行くではないか。「うわあああ!」僕は恐怖のあまり、必死にもがいた。

 目を覚ますと、ベッドの上にいた。夢、だったのか……。右手を見ると、携帯ゲーム機にゲームオーバーの文字。もう二度と、寝る前にテトリスはしない。僕はそう決めた。

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