表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/84

まつたけ

 秋。私は弟とキノコ狩りに来ていた。今は二手に分かれて探しているところだ。

「おっ、シイタケじゃないか」好物を見つけた私は、「ちょっとくらい」と弟に隠れ、それを一つ、口に入れた。するとどうしたことか、体がどんどん大きくなっていく。

「うわああ!」同時に、弟の声がした。まさか、弟も? 大きくなっているおかげで、弟はすぐに見つかった。だが、弟は地面に倒れたまま、全く動かない。そばには、食べかけのキノコ。「これは……ドクテングダケ!」私は弟の体を揺すり、呼びかけた。「おい、しっかりしろ! おい!」

 すると木の陰から、弟がもう一人現れた。「どうしたの、兄さん」私が驚き、訳を聞くと弟は「マツタケを食べたんだ。したら、自分が一人増えた気がして……」と言った。

 急に、電話がかかってきた。

 たぶん、どこかの姫様がさらわれたんだろうな――そんな気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ