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ボーイ・ミーツ・ガール

 空から美少女が降ってきた。

 比喩表現でも何でもない。言葉の通りだ。大きな眼に高い鼻。綺麗な黒髪に艶やかな唇。そして真っ赤に染まった頬。おまけに、スタイルまで抜群と来ている。正直なところ、タイプど真ん中だった。

 ところで俺はというと、どこにでもいる冴えない学生だ。成績も運動神経も並程度、趣味は音楽を聴くことと読書、彼女いない歴はもちろん年齢ときている。まさに、平々凡々って奴だ。

 そんな俺の目の前に、突然、美少女が現れた。これはもう、運命という物を信じざるを得ない。俺はこれから、彼女に関わる、多くのいざこざに巻き込まれて、彼女のことを、より深く知って行くのだろう。ただひとつ、惜しむらくは……。

「……あ、もしもし。警察ですか。人が降ってきました。ええ、飛び降りかと……」

 それは多分、取り調べ的な意味でだ。

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