ゴブリンの襲撃2
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走って2分くらいすると村の中で一番でかい家にたどり着く。
「私だ、父上に合わせてほしい」
「………今は会議中ですが」
「大事な話だ」
「わ、わかりました」
「うむ」
俺はそう言って村長《父》のところに向かう。
「だから、言っておろうて!ゴブリン供を儂らの餌にしてしまえばよかろう!」
「相手の戦力がわからないのに何を言うかと思えば」
「黙れ!この腰抜!」
「腰抜だと?このクソ隠居が、惚けたことをほざくな」
「………………」
「村長もなんか言ったらどうだ!?」
「そうですよ、言ってやってください」
「うむ………取り敢えず、息子の話を聞かぬか?」
「、!?」
「いつからいたのですか、気がつきませんでした」
「ゴブリンを餌にってとこからだよ」
俺は穏やかにそう答える。
「そんなことより我が子よ何か用があるのではないのか?」
「その通りです父上、ここには大切な話をしに来ました。」
「………申してみよ」
「ゴブリンを捕らえて拷問してみたところ、1万ほどいる様なのです」
「なに………誠か」
「ありえることよ、奴らは繁殖だけがとりえだ!」
「何と言う数なのですか、」
「うむ…………皆の意見を聞きたい」
「もちろん排除するのみよ!」
「この数でこられたら………」
「どうする、どうする、」
「……(今のうちに逃げようかな)」
先まで何も考えていなかった様な者まで頭をフル回転させて考えていた。
あの時はみんな本当に必死だった
「で、では、私に案がございます」
「うむ、申してみよ」
「人間の村を使うのです」
「ほほぉ?」
「奴らを人間の村に誘き寄せ数を減らさせます」
「だが女がいたら無駄だろうて」
「えぇ、ですから明日の晩、人間の村を襲い女を奪います」
「なるほどのぉ、」
まずい、このままではあのお方が悲しんでしまう。まだ名もしらぬ美しき女性。
「父上、それはどうかと」
「なぜだ?申してみよ」
「人間を敵に回せば必ず我が種族の数が少なからず減ります」
「それがどうした?増やせば良いだろ、その為の女だ」
「ゴブリンが村を襲撃する、その目的は何になると思いますか?」
「それは、食料だろ」
「はい、ですがもう一つございます」
「…………女か」
「はい、女がいないとなれば奴らは必ず我々の所まで来ます、その時に数が減ってしまっているのはどうかと」
「確かにそうだ」
「それにゴブリンの移動速度は速い、私たちが数を増やそうとしてもその時にはゴブリンが攻め込んで来ていると思われます」
「なるほどのぉ、だが、他に案があるのか」
「ございます」
「ほぉう、言うてみい」
「奴らを共食いさせれば良いのです」
「ほほぅ、だがそのやり方、危険ではないのか?」
「確かにそうです、ですがそれしかありません」
「…………そうかもしれん」
周りの奴らはもう何も言わず、村長の決定を待っていた。
「うむ……そうするしかないの」
「はい!」
「勝算はどのくらいある?」
「我が軍の戦える数が1600、十分かと」
「ほっほっほ、逞しく育ちよって、お主に任せる」
「ハハッ!」
それからはゴブリン族がいると思われる方向に大きな壁をたった2日で作り上げた。