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D3  作者: 名無しX
1/2

開幕の1枚

こんなゲームの噂を聞いたことが有るだろうか。

曰く、そのゲームではプレイヤーが現実に報酬を受け取っている。

曰く、そのゲームではプレイヤーはその世界の中に入っている。

曰く、そのゲームはPCでもハードでも無く、特定の場所でおこなわれている。

曰く、そのゲームは特定の人物でないとプレイ出来ない。


幾つもの噂はネット、現実、あらゆる場所であらゆるゲーマーに

囁かれ、その枝は大木の枝葉の様に多岐に渡る。

しかしその噂の大本の噂は一つの共通点を持つ。


そのゲームのプレイヤーは、命を賭けて戦う。と

あらゆる噂の始点にして終点はいつもこの話で収束する。

集束し収束し終息する。


都市伝説と成りつつある噂のゲーム。

無かった名前は多くのゲーマーの中であらゆる名前が付けられた。

が、有る時掲示板に書き込まれた内容で噂の真実味が大幅に増す。

それは噂を、都市伝説を確かな存在として輪郭を与えた。


「そのゲームの名前は、D3と言うんだぜ。」

名無しの書き込みは掲示板を見て居た数人からの拡散により

次の書き込みまでに数百に閲覧者は増え。

そのすぐ後には数千に膨れ上がった。

そして名無しは数千のゲーマー達の期待に応えるように

次の書き込みを上げた。


「参加したいか?なら今すぐココに行ってみな。

参加資格が有れば次はアノ世界で俺と会おうぜ人間共。」


そして貼られた画像。

そこには有る場所を示す地図。

地図の範囲は全国。

そして指定された場所は各県で数か所づつ。

赤い点がソノ指定の場所なのだろう。

噂のゲームに導かれた人々はソノ場所に向かう。



その日、全国でおよそ2千人の集団失踪事件が起き。

書きこんだ名無しは姿を消し、次の書き込みは

その後まったく無かった。


しかし消えた名無しの変わりにその事件で

謎のゲーム「D3」の名前は全国に噂では無く、事件として

広がり、そしてさらなる噂が生まれる。



「こんな話を聞いた事は無いか?D3では勝者の望みが叶うらしい。」



ゲームを軸に和風のファンタジーかつ若干のドロドロ感のある物を書きたいと思い書きました、妖怪とか書いちゃったらなんかネタばれ臭がしますがそこは御愛嬌ってことで。

好きな要素を盛り込みまくって最後は鍋で煮込んだ様な感じになれば良いかなと思ってます。

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