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1話 終焉と光源

※この小説のタイトルはダンジョンワールドオンラインです!ドラゴンではありません!!


どうも、エタリ気味の学生です。2ヵ月振りです。遅くなって申し訳ごさいません!パノコン届きました!詳しい事情は翳の使者の活動報告をご覧下さい。では、どうぞ!

2つの光がぶつかり合う。しかし片方が押し負けステージが一瞬激しい光に包まれた。



やがて光が収まって行く。そこには英雄。ではなく、一人GMが立っていた。


きっと中継で見ている人々は口をあけて驚いているだろう。英雄達(・・・)が放ったのはゲーム内最高峰の攻撃。つまりそれに勝る攻撃の場合、それはチートとなってしまう。しかし、今回のラストイベントではGMは勿論、ゲーム会社その物がチートは使わないと公言している。公言しているのにそれを破ることは会社の信頼にも繋がるため、チートが使われた可能性はとても低い。だが、もしゲーム最高峰の攻撃と1(・・)のGMが放った攻撃が互角だとしても、DWOでは互角の攻撃の場合大爆発を起こして2つの「攻撃」からレーザーのように速い攻撃が大量に放たれる。これを避けるのは不可能ではないと言われているが、それはあくまで机上の上の話であり、全部避けられる確率はトッププレイヤーで0.0001%と言われている。それに実際には片方押され負けており、引き分けだったとは考えづらい。また、負けてる場合は攻撃がそのまま襲って来る。英雄達の攻撃はビームのような攻撃で敵を一掃する攻撃なので敵は避けることが出来ない。つまり、生き残れる可能性は0なのだ。きっと人々は、不安と緊張と興奮を押さえながら解説を待っているのだろう。

 だが、今回はここでそのトリックまで話すのはやめておこう。きっとまた機会はあるだろうから……








私は一人立っていた。周りの風景はサ崩れ始めている。サービス終了後に悪用されるのを防ぐためだ。最後まで見届けてくれた観客達は私が勝利した瞬間、DWO内にいた人々には別のサーバーに転送させた。きっと今頃、私の最後のメッセージを聴いているだろう。


 私は残りHPを眺める残りHPは200/2000つまり1/10。


かなり追い詰められた戦いだった。きっと最後の攻撃を喰らっていたら負けていただろう。


しかし……


結果として私は最後の戦いまで勝利した。私がゲームを本気で始めてから今、この瞬間までのデュエルの通算記録はおそらく勝利数1万オーバー。敗北数0だろう。


本来なら喜ぶべきなのだろうか?


少なくとも私にはそんな感情は今湧かない。いや、更に言うと何の感情も湧かない。今までなら謎の喪失感を感じていたのに今は何の感情も湧かなかった。

 

私は、疑問に思ったが、きっと、データだけになってしまったからと適当に言い訳をつけて納得する。



私がそんなことを考えている内にもう世界の全てが崩れ、終焉を迎えようとしていた。私は世界が崩れて行くのを無言で見守る。


ちなみに、私はもうこの世界の神キャラと言うデータになってしまったため、この世界が消えれば私も消える。その事に後悔はなく、納得もしている。だから私は無言で見守ることができた。


そして、ついに完全消失へのカウントダウンが始まる。

10私はDWO今までのことを考え

 9ながら

  8ゆっくりと

   7目を

    6閉じた

     5……

      4……

       3……

        2……

         1……

        






 長い長い沈黙が訪れる。しかし、私の意識が中々消えない。

 

 まさか誰かの手によって消去を防がれたのだろうか?

私は、不安になり目を開けようかと思ったが、すぐにその考えを打ち消した。

 

……ありない。世界屈指の私の腕を持つこの私が本気で作ったプログラムなのだ。例え私と同じような世界屈指の腕を持つクラッカーがやるとしてもそんなプログラムが短時間でハッキングされるとは考えられない。それに、私はちゃんと世界の崩れる景色を見た。やはり絶対ありえない。


私は不安要素を自問自答で自己完結させ消える瞬間を待た……




どれくらいの時間が経っただろうか、あれから今まで目を瞑ったままじっと動かずにまっている。しかし、消える瞬間は訪れない。経った時間を知りたいがいくら私とて自分が消える前のためか体内時計は狂っている気がして宛にならない。勿論、時計もないため完全に経った時間が分からない。

 

 私は仕方なく瞑っていた目を開けようかと考えていると、何処からか高く幼げのある声が聴こえて来た。


『偉大な経歴を持つ者よ 汝 生きる事を望むか?』


私は声の正体を知ろうと目を開けた。


眩しい光が目に入って来る。光の光源から声が出る。


『偉大な経歴を持つ者よ、早く答えよ』


先程の声と同じ声だった。姿を見たいが残念ながら眩しい光に包まれていて見ることができない。よく分からない質問をしてくるが、まさか、本当にクラッカーだろうか?


私はそんなことを考えた。しかし、今は何も分からないため、仕方なく私は質問に答えた


「誰だか知らないが、私の答えはNOだ。目標を達成し、役目を終えた私にこれ以上生きる価値はない」


『うむ、そうかそれは残……ええ!?』


光源は私の答えを聴いて喋りだしたと思ったら急に口調を乱した。

一体どうしたのだろうか?


『どうしたも、こうしたもないよ!何でNOとか言うのさ!?いつものここに来る人はYESだったから反射的に認証しちゃいそうになちゃったじゃないか!』


 なんと、これは不思議だ。心が読まれた。この不思議な光源は読心術でも使えるのだろうか?


私は、もうどうでもいいため、軽く心中で受け長しながらさっきの質問について考察した。


質問の意図は分からなかったが、これ以上生きたいかと聴かれればNO。これが今の私の答え。目標達成し、役目を終えた私に生きる価値などありはしないのだ。それに、今もそうだがあの戦いの後から何故か胸がもやもやする。言われて思ったが、きっと目標もなしに生きている事に私自身が嫌なのだろう。


私はそう考察を終えると、表情は見えないが、先程から小声で何かを呟いているのを見る限り何かに動揺しているのでだろう光源、もしくは予想クラッカーに告げた。


「謎の光源、いや私のプログラムをハッキングした天才クラッカーかな?まぁ、今となっては何でもいいが、目的は何だ。私というプログラムが欲しいなら人格を削除してからにして欲しい、私はこれ以上生きようとは思わない。先程の君の発言を聴く限り選択させてくれるようだが、違うのかな?」


『分かった。でもその前に姿を見せるから一回だけ考え直してくれないかな?』


光源は先程のように動揺した声ではなく、落ち着いた声でそう答えた。


 それと同時に光源から出ていた光は収まって行った。そしてそこには……

後日見直しますが、時間が無かったので投稿前には一切見直しておりません!誤字、表現のおかしい文がありましたら教えて頂けるとありがたいです。


短編はプロット建設中です。今しばらくお待ちください。

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