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FLARE GUARDIANS  作者: 睦月火蓮
PART.5
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78/108

Episode.65 vsドールインフィニティ

エル「ニーオ、こっちに!」


ニーオ「……あ、ああ…」






蓮花「──『紅き蓮、退魔の炎。双方の赤火(セキカ)、黒き常闇を散らさん』。

──『第一の式神・九尾旭、第二の式神・烏天狗太陰、第三の式神・火怒炎虎鬼蓮。

 汝等の主・旭ヶ原蓮花の名において…式神等の魔力を用いり、今この場に我が陰陽師の武具を呼び出さん』!」






鬼蓮「…間に合ったか、蓮花」


夕陽「……赤い、日本刀…」


ルル「カッコイイ…」


さてさて…制御しきれるかな。


蓮花「……『赤き紅蓮』、『退魔の焔』。

 掛かってこい魔獣ども。貴様等の狙いは私だろう?」


…あれ、嫌な予感が…?


旭「蓮花ちゃん暴走の予感ー」


蓮花「…」


夕陽「(笑ってる…?)」


鬼蓮「…マズいな。やっぱり陰陽武具を制御しきれてない」


ルル「オンミョウ…ブグ?」


鬼蓮「代々陰陽師である旭ヶ原家に伝わる武具だ。蓮花は『紅蓮』と『焔』を扱う。

 が、蓮花はまだまだ陰陽師として未熟者だ。一本ならまだしも、あれは二本で一つ、魔力が壮大過ぎて逆にに引っ張られ…」


ブレイズ「…旭ヶ原家?」


鬼蓮「………あ」







蓮花「──こんな人形ども、武具など使う必要もないな」






シャナ「あー、やっちゃったかー」


夕陽「…」


リュー「あはは」


鬼蓮「……」


ラトナ「お、おい…いったい…?」


ブレイズ「旭ヶ原家って…」


鬼蓮「……!

 皆下がれ!」


大きな音。皆の驚く声。顔を横にして一瞬だけ見るしか出来ない。たぶん刀を振るったんだろうな…。

ていうか完全に引っ張られてるな私…。


蓮花「のう…、お主等よ。人には知られたくない秘密の一つや二つ…あって当然なのだろう…?」


ゲス顔してんだろうな…つーか。我ながら引っ張られ過ぎだバカッ!!

私現代っ子!そこまで時代は古くない!!


夕陽「…どうやら、『話すな、黙ってろ、忘れろ』とでも言いたいようだな」


シャナ「今の蓮花は、たとえ私達であろうと構わず…殺しにかかるだろうな」


ラトナ「…マジかよ…」


カイ「もう全部アイツ一人でいいんじゃね?」


鬼蓮「そういう訳にもいかんだろ。考えてみろ、今はともかく…標的はいつ俺達に向くか分からんぞ。

 …チッ、サポートしてくるか」






蓮花「…ふん、残るは黒い木偶の坊か」


鬼蓮「おい蓮花。自我忘れてるだろ」


おーいいところに。


鬼蓮「ったくしゃーねーな。ほら、力貸してやるから。

 『表裏一体』」


蓮花「ん、あっ。よっしゃ、戻った!」


鬼蓮『世話が焼けるなお前は』


パッと鬼蓮を見ると…いつぞやのスッゲーデカイ虎になってた。


鬼蓮『力を貸したから人のナリになる力が消えたらしい。ま、別に良いがな』


蓮花「そうなわけ?」


鬼蓮『そんなことより、早く狩るぞ』


蓮花「…うん」


刀を持ち直すと柄頭についてる朱い鈴が鳴る。

…やっぱ、無理せず魔術札にしとけばよかったかなー?なんて、今更か。

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