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FLARE GUARDIANS  作者: 睦月火蓮
PART.5
76/108

Episode.63 山小屋にて

ニーオ「挨拶が遅れたな。私の名はニーオ」


エル「我が名はエル。竜種において最強のドラゴンなるぞ!」


ニーオ「…っていうか最強は自称だろうが!しかも普段は『俺』だろバカドラゴン!」


エル「なっ…何を言う!」


ミイル「ケンカはダメだよ!ダメだよ!」


ニーオ「黙ってろクソドラゴン!」


FG「(この人怖いな…)」※フレアガーディアンズの面々


ニーオ「…はぁ。…それで、君達はここに何しに来たんだ?」


ルル「『ゼロ・ドラクーン』という人を捜しに来ました!」


ニーオ「ゼロ・ドラクーン?…すまない、分からないな」


エル「だが、わざわざこんな辺境まで捜しに来たというのなら、協力してやらないこともない」


ルル「ありがとうございまさ!」


蓮花「先輩先輩、『さ』じゃなくて『す』です」


ルル「ムムム…日本語難しい」

------------------------

ゼロさんの捜索を再会する前に、一休みしていけといわれたので休憩中です。


蓮花「ミイル。色々聞いていい?」


ミイル「なぁに?」


蓮花「ミイルはさ、いつぐらいに生まれたの?」


ミイル「うーんとね…ずっとまえ!」


蓮花「…えと、じゃあニーオ達はいつぐらいからいるの?」


ミイル「ずっとずっとまえ!」


ラトナ「お子ちゃまに聞いても無駄だぞ」


ミイル「おこちゃまじゃないもん!おこちゃまじゃじゃないもん!…まだはんにんまえだけど…」


シャナ「チビちゃんはまだ時間とか期間とか理解してないだろうな…」


エル「我とニーオは一年前からここにいる、ミイルはその時に生まれた」


蓮花「ふんふん…」


夕陽「…」

------------------------

暫くまた別の森を歩いていると、ラトナとシャナが。


ラトナ「ちょっと上から見てくる」


シャナ「すぐ追いつくから先に行っててくれ」


と言って、すぐ傍の木にひとっ飛びで登って視界から消えていく。


夕陽「竜神族は元をたどればドラゴンだ。だいぶドラゴンとしての血は薄れているとはいえ、普通の人間より身体能力は優れている」


ニーオ「そうなのか?」


蓮花「あれ?ニーオさんは違うんですか?」


夕陽「いや、こういうことを知っているのは一部ぐらいだ。普通、自分が出来るとこは周りができて当然だと思うだろ?」


アーネ「お二人とも、入隊当初は凄かったです…」


リュー「夕陽は当然、俺達もついていけなくて、ついて行けたのは桃千先輩と桜花先輩、ルルの三人だけだったからねー」


ブレイズ「『え?何でこの程度でバテてるんだ?』とか『ジャンプ力低っ』だの…初期の二人はキョトンとしてたり驚いたりだったな…」


ヒナ「自分達が普通じゃないって知った時は凄かったわね」


カイ「ああ。あの顔は一生忘れられない」


蓮花「…竜神族怖ェ…」


シャナ「おーい、戻ったぞー」


蓮花「瞬間移動!?」


ラトナ「んなわきゃねーだろ。流石にそんな能力ねーっての」


シャナ「どうやら今いる場所は竜神の里とそれ程離れてないし、呼べば来るだろうな」


ラトナ「ま、やり方は変んねーけどな…喚ぶのには」


そんなこんなをして、奥へと進んでく。

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