Episode.03 フレアガーディアンズ
蓮花「お邪魔しまっ…」
暗っ…ただ単に暗い!こ、これは重傷だ…!
「…あの…」
旭「きゃあ出たあああ!?」
蓮花「…あのね旭。いきなり出たって失礼だと思うよ?
どちらかというと九尾って妖怪の狐だから、君の方が出たって感じだと思うんだけどなー」
旭「そういえばそうだね」
中をのぞいた時に、眼鏡をかけた女の子。
…今時、瓶底眼鏡なんてあるのだろうか…?
「…見たことないですけど…貴方、ここの生徒?」
蓮花「YES☆」
旭「うん。蓮花ちゃん嬉しさのあまりテンションがおかしくなってるね」
蓮花「だってやっとまともな人に出会えたし。そりゃおかしくもなるよー。
さっき会ったの甘々顔文字教師とストーカー野郎だよ。あとはモブ数人」
「…?…あ、もしかして、転入生って、貴方の事?」
蓮花「はい。…ここ、『フレアガーデアンズ』でいいんですよね?
…いや、それ以外の何でもなさそうですね」
「…えっと、ここに入団希望…?」
蓮花「私、初めっからここに入るって決めてますから」
「…チッ。よりによってあのチームか」
「あんなチームに入ろうだなんて、あの子も可哀想」
蓮花「…」
…ああいいう連中は嫌いだ。上辺だけの民衆派は。
ああいうの喰らったことないけれど、何故か被害者側の立場は分かるんだ。
気をつけないと、暴走しそうなくらいに。
「?…えっと、とりあえず、中入る?」
蓮花「はい!」
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…暗い。マジで暗い。
……ん?。
「……」
旭「…蓮花ちゃん?どうかしたの」
蓮花「…」
…元から暗いんじゃない。皆。目が同じだ。
いや、ちびっこちゃん達はそうでもないか?
…軽い方、でも似てる。
さぁ、どうする…?月火蓮花。
…あ、今回短い。