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FLARE GUARDIANS  作者: 睦月火蓮
PART.1
5/108

Episode.02 「勧誘という名のストーカーだなオイ」

…ここ廊下っていうんだ…もはや廊下とは言わない、ロビーだよ…。


「そこ、そこの子狐連れた嬢ちゃん」


蓮花「あ゛?」


旭「うん、返事が怖い」


子供扱いしやがって…誰が嬢ちゃんだ!(中学は十分子供)


蓮花「で、なんす…」


………でけぇ…思ったよりデカイなコイツ…


旭「うん、彼が少し高くて君が単に小さいだけだよ」


蓮花「ウッセ」


「アンタ。どこのチームに入るつもりだ?」


蓮花「うーん、僕としては君には関係ないと思うなー(裏声)」


てな訳で私は去る。

と思いきや…コイツついてくるな!?

ストーカー!?ストーカーの勧誘!?あ、略してストー勧誘。

…って、んな事考えてる場合かッ!


蓮花「うーん、ストーカーみたいについてきてほしくないなー(裏声)」


「アンタ。ウチのチームに入らないか?」


蓮花「あはははヤダなー、勧誘かい?勧誘はお断りだよー(裏声)」


てな訳でキリがないから、そろそろ私は…


蓮花「…魔術札『転移』」


「…!? 消えた…」

------------------------

蓮花「あー疲れたー」


旭「お疲れ様蓮花ちゃん」


魔術札。

他属性の精霊に魔力を宿してもらったお札かな。

まぁ、マジックカードとかいった代物があるらしいけど、それは自分の魔力じゃないから疲れないけど…

魔術札は自分の魔力を使うから疲れる…。


旭「はい、補給」


蓮花「あーサンキュー…」


補給は人それぞれだけど…私は甘い物とか食べればいいんだよねー。

魔力に変換されるからいくら食べても太らない体質(笑)


ま、話はそんぐらいにして…

…ルームF。どうやらちゃんと目的の部屋には来れた。


蓮花「ん、中入ろー」


旭「はーい」

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