Episode.32 屋敷
「…はじめまして。私はバトラ・ディーコンと言います。こちらはメード・サーバンド。
マスターが急用の為私達が代理として…」
蓮花「スンマセン。堅っ苦しいの嫌なので」
夕陽「月火。彼は仕事上こういう規則だから仕方がない」
「ふわーぁ…」
バトラっていう身長高い赤目&黒い長髪の眼鏡が良く似合うイケメン野郎の執事さんと赤目の紫髪美女の気怠げなメイドさんが森の前に立っていた。
執事さんの方は無駄に真面目と言うかなんというか…。
バトラ「…すいません。元々こういう者なので…」
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古い屋敷は確かに不気味だった。もう帰りたい…。何で皆平気そうなんだよ…。
バトラ「…その、蓮花様。不調なのでしたら、無理せず…」
蓮花「ダイジョウブデス、キョウフノアマリシニソウナダケデスカラ」
ラトナ「大丈夫じゃねえよそれ…」
メード「…」
…メードさん何故に自分の等身大ぐらいの黒い鋏持ってる訳?
こえーよ。この幽霊屋敷いやお化け屋敷と相まって余計こえーよ。
バトラ「…えっとですね。マスターは確か…1階の2部屋、2階の3部屋、3階の1部屋に行ったみたいです」
となると全部で…6。地味に多いな!?
えーっと今現在ちびっ子組とおもり役でアーネは留守番で…私と旭を含め、全員で12人。実質11人か。
で、バトラさんとメードさん以外の謎の配慮で何人かで行動することになりましたー。
1階組
蓮花&旭・リュー
ルル・シャナ
2階組
夕陽・ブレイズ・ラトナ
ヒナ・カイ
3階組
メード・バトラ
蓮花「い、いってきまふ…」
ヒナ「アンタ震えてるけど大丈夫なの?」
旭「わー」
蓮花「にゃああぁあああっ!!!?」
鬼蓮「わー(棒)」
蓮花「きゃぁあああっ!!!」
皆「「…ん?」」
鬼蓮『おっと』
…今何かいたよね?