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Epilogue
主人公が悪です。
「死んでくれ」
……え?
いつもと同じ朝、いつもと同じ場所、いつもと違う友人の態度。
胸に熱い感覚が走る。痛い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛い。
目の前で揺れる銀色の髪。ああ間違いない。こいつは俺の友人、親友。
視線を下げれば…
俺の胸には刃が突き立てられていた。
…もしかしなくても刺さっている。
あぁ…赤い。そんなことをぼんやり考える。
「な…んで…」
「走馬…お前がいたら困るんだ」
泣きそうな声で、いや泣いている。
泣きながら彼は言った。世界が閉じる。
泣くなよ。
卑怯だ…。
…憎めないだろ?
頑張って行きます。
他にも書いてるので、少し更新遅めになりそう。
だが一日一回は!