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召喚士なのに前に居る  作者: マナ
2章:駆け出しの冒険者

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27話:次の依頼

「タークスさん、少しお時間よろしいでしょうか」


 この後の予定を話してたら、男性が話しかけてきた。冒険者ギルドの人だと思うけど、誰だろう。初めて見る人だ。


「オズワルドさん。何かあったか?」

「ブルーリムから、ゴブリンの上位種の報告がありましてね。調査をお願いしたいのですよ」


 私が首をかしげていると、オズワルドさんは冒険者ギルドの事務方の人だと教えてくれた。受付とは違う、滞留している依頼を冒険者に頼む仕事や、経理などをやっているようだ。とても胃に負担がかかりそうな役職に就いていらっしゃる。


「ゴブリンは駆け出し冒険者の最初の難敵ね。1体だけだと弱いのだけど、群れてくると強いのよ」

「なるほど。上位種というのは?」

「通常のゴブリンより強くなった個体よ。遠隔を使うゴブリンアーチャーやゴブリンソーサラー。近接はゴブリンソルジャーが有名ね」

「通常のゴブリンはアイアンランクでも対応できるが、上位種はシルバーランク以上が対応することになっている」


 上位種がいるってことは、ゴブリンの群れがあることは確実なようだ。大きな群れだとゴブリンキングもいる可能性があるんだって。ゴブリンキングがいる場合は、シルバーランクのチームが複数必要で、連携して事にあたる必要があるようだ。キングがいるだけで危険度は跳ね上がるみたい。怖いね。


「キングの予兆はないんだな?」

「ブルーリムの報告を見る限りは。確定させるためにも、バックラーにお願いしたいんです」

「俺は受けてもいいと思うが、ヴィーとキャシーはどうだ?」


 私がいても大丈夫なんでしょうか。そこが問題ですね。


「俺は問題ないと思うぞ。上位種がいても、ウラナは逃げられる」

「威圧が少し怖いけど、そこは私が精神保護メンタルカバーしてあげれば大丈夫よ」

「ウラナはどうだ?」


 私のMNDが初期値なせいでキャシー姉さんの負担になっている。しかし、私は、DEXを上げることをやめない。ふざけるのは置いておいて、私がどうしたいかか。


「行きたいです。危なくなったら自慢の逃げ足を見せて差し上げますよ」

「胸を張って言うことか?」


 ない胸を張ったっていいじゃない。逃げ足以外取り柄がないんだから。


「キミがバックラーの新人さんだね。挨拶が遅れて申し訳ない。私はオズワルド。ギルドの裏方をしている」

「ウラナです。こっちは相棒のミケ・ランジェロ。腕に張り付いてるのは緑子です」

「ホァー」


 頭の上のミケは片手を上げて挨拶しているようだ。緑子は頭を少し持ち上げたが、また二の腕にしがみついた。2匹なりの挨拶だ。


「ウラナさんはまだカッパーランクだね。ゴブリンを討伐できたら、アイアンランクに昇格できるだろうから、無理せず頑張って欲しい」

「はい」


 命を大事に頑張ります。


「よし、メンバー全員の了承をもらった。ゴブリン調査依頼、正式にバックラーが引き受けるぜ」

「手続きをしておきますね。報酬は弾ませてもらいます。頼みましたよ」

お読みいただき、ありがとうございます。

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