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召喚士なのに前に居る  作者: マナ
2章:駆け出しの冒険者

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19/34

19話:宿屋にて

 いろいろと買い物をしていたら、あっという間に日が暮れたので宿に入った。2部屋とってあるようで、男女で分かれてお泊りです。私と、ミケと、キャサリンさんで1部屋を使う。ベッドは2つあった。助かるー。


「ウラナはどっちのベッドがいいとかあるかしら?」

「どっちでも大丈夫ですよ」

「なら、私が窓際でもいい? 私、寝起きが悪いのよ」

「全然かまいませんよ」


 日光浴びると自然に目が覚めるもんね。今日買ったものを整理する。整理と言っても、買ったのは武器と防具、そしてポーションをいくつかだ。

 ポーションって回復薬も解毒薬もすべてポーションってくくりなんだね。薬屋さんで見つけてびっくりした。

 私は荷物がかさばると、DEXにマイナス補正がかかるから、回復薬と解毒薬を1個ずつ。保存食とかはDEX関係ないタークスさんが持ってくれることになった。申し訳ない。早急に荷物運び用の召喚獣を契約しなければという使命感に燃えている。


「明日は防壁の周辺で短剣の扱い方をヴィーから教えてもらえると思うわ」

「ヴィー?」

「ヴィンセントのことよ。名前長いじゃない」


 なるほど、ニックネーム的なものかな。私はまだ、そこまで仲良くなれてる気がしないので、今後もヴィンセントさん呼びで統一させていただこうと思います。昨日今日で呼べるほど図太くないんですわ。


「ちなみに、私はキャシーって呼ばれてるわ」

「可愛いですね」

「そうでしょう? ウラナも呼んでいいわよ」

「じゃあ、キャシー姉さんって呼びますね」


 本人から許可が出た時は別ですね。ありがたく呼ばせていただきましょ。


「妹ができたみたいで嬉しいわ」

「にゃあん」


 本人のリアクションも悪くないんじゃないかな。ところでミケさんや。いつのまにキャシー姉さんの膝の上に乗ってるんです? 撫でられてご満悦な顔してますね。ゴロゴロ音が私まで聞こえてくるよ。どんだけ懐いてんねん。


「猫に興味なかったけど、仲間になるとこんなに可愛いのね」

「もふもふで可愛いでしょ」

「ええ。毛皮にしたいくらい」

「ウァン!?」

「冗談よ」


 ミケが私の方にすっとんできた。猫って人間の言葉を理解してるよね。もうね、キャシー姉さんの毛皮発言に「はぁ!?」みたいなリアクションするし、即座に床に飛び降りて、私の服をよじ登って頭にしがみついてきたもん。絶対言葉を理解してますよ。流石猫ちゃん、賢いね。

 この後、ご飯の時も、お風呂の時も、寝る時までずーっとしがみつかれてると思わなかった。キャシー姉さんも謝ってたけど、すごく怖かったみたいです。あんがい繊細なんだなぁ。

お読みいただき、ありがとうございます。

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