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意味ある本

こんにちは、皆さん。

宮城は雨。弱い雨で風もありませんが、空気は冷たいです。雪予報も出ていましたけど降りませんでしたね。

さて、今朝は少し寝不足気味です。

昨日買ってきた本、『この世の続きの物語』(小野寺S一貴著)を夜遅くまで読みましたが、途中で切り上げました。

内容がすごく怖くて、興味深くて、そしていろいろ考えさせられる本です。

タイトルにもある通り、人は死んだらどこへ往くのかを取り扱っているんですが、現代人にも通底する教訓がたくさん散りばめられています。社会に生きにくさを感じている人、いろんなことを抱えて動けなくなっている人、なかなか自分に素直になれない人など、とにかくたくさんの人に読んでほしい本ですね。

スピリチュアル系の本のコーナーに置いてありますが、週刊本ランキングにも挙がっているような、注目されている本です。装丁のイラストや帯がショッキングピンクだったりするので、すぐわかると思いますよ。


この本を読んで感じたこと。

それは持病の統合失調症に罹ってから今までのことでした。

私の症状は幻聴といって、周りに誰もいないのに複数の人が話している声が聴こえて、判断の邪魔をされて日常生活に支障が出るというもの。

初めのうちは…自分のしたことについての批判だったり、強烈な嫌味だったりして、耳を塞ぎたくなるような内容だったんですよ。症状が酷い人だと公共の場で大きな独り言をしゃべりだして、一発で障害者だとわかられてしまいます。でも、大きな声を出したくなる気持ち、理解できます。そうじゃないと幻聴は隙を突いて心理攻撃してくるからです。

医学の発達した現代でも、原因や理由が特定できない難病、精神病。

様々な論文が出ていますが、どれも本当じゃない。当時の主治医には病気のことを扱った本を読まないように言われたくらい、解明できないことが多い病気です。

いろいろありすぎて、人に言えないことも経験しましたが、この病気で肝心なのは普段の意識の領域、つまり波動を上げることに尽きます。

…突然、スピリチュアルな内容に飛躍しました。

要は批判的な声の領域から脱出するイメージでしょうか。この批判的だったり邪魔する声には音域のように高低差があるんです。そこに意識を合わせ続けていると、いつまでも付きまとわれてしまいます。だから波動(自分が発している意識の階層)をなりたい意識の状態まで持っていく必要があるわけです。

その助けになる有効な活動があります。整理整頓、そして掃除です。

身の回りが汚れていると、人ってロクなことがありません。周りの刺激に対して反応が鈍くなるし、思考は堂々巡りするし、何かをしたくてもタイミングが全然合いません。あまりにも人生が滞るので、投げやりになる人も多いです。そんな状態で統合失調症になれば、まず脱出できません。よくて病院に入院、ヘタをすれば命の危険もあります。

家族に掃除をしてもらう、という同病の人は実は多いですが、自分のことです。自分を本当に安心させることができるのは自分だけだと思って、身の回りだけでも整えることを覚えると、日常生活を健常者と変わりなく送れるようになるのは目前。そうすれば服薬の量も変わってきますから、きちんと飲む習慣さえあれば再発の危険もぐっと減ります。

仏陀が仰っていますが、正しく思い、正しく話し、正しく生きる(八正道)、それを心がけるだけでも人って取り巻く環境が違ってきますからね。

正しく、というのは誤解の多い言葉でもありますが、正論で押し通すことでも、人に強要することでもないんですよ。周りに理解してもらうためには、これらは却って足枷になります。他人様に責を負わせることなく、自分にできることで精一杯の働きができる。共生するために必要な考え方なんですね。


前述の本は私の統合失調症の過程と不思議に符合することが多いです。

幻聴の正体が例えば幽霊だったとしても、闇雲に恐れる必要がないことを教えてくれます。

結局は起こることは自分の責任であることも、しっかり語られていますね。相手が幽霊だとしても、それは変わりません。一方的に迷惑をかけられたとしても、納めるところに納めなくては。この辺りのことがなぁなぁになっていると、いつまで経っても自立できない大人になってしまいますよ。そのことを何よりも強く訴えています。

『親死に 子死に 孫死に』という禅語を知っていますか?

親が先に死に、次に子が、最後に孫が死ぬ、という意味で、逆縁になることを避けられたとして、おめでたい言葉なんです。看取られる順番が順縁であるということは、家の栄え。子々孫々に至るまで安泰である証ですね。現代は逆縁が特に珍しいことではなくなっている、それが国の衰えだとして問題視されてから何年経ったでしょう。

みんなで何とかしなくちゃいけません。それは精神病患者も同じ。せめて自分のことは自分でできるようになりましょう、そういうことです。


皆さんもこの本を読んで、たくさん考えてほしいと強く思います。

『この世の続きの物語』、お勧めです。





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