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撤収
狩りは順調に進み、日が暮れてきた頃にお父さんから撤収の指示があった。
「今回はそろそろ帰るぞ、2人共怪我はないか?」
「大丈夫だよお父さん。」
「ないー。」
今日手に入れた物はネザーランド・ドワーフが六匹と食用の野草がいくつかと捨てられていた割れてない空き瓶が一つ、銅貨が一枚、それと投げやすそうな石ころがたくさんだ。
アイテムボックスみたいなのがあれば目に付く全ての物を回収して草原を荒野に変えてやるのに残念ながらそんな物はない。
草原では金目の物を回収するのは難しいのかもしれない。
というか銅貨を拾った時はテンション上がった。
たかが10スフィア、されど10スフィア。
有難くもらって行く事にした。
結局俺が直接手を下す事なく今回の狩りは撤収となった。
荷物持ちに専念していたからな。
狩りに同行していたから俺にも経験値が入ってレベルアップしたとかは感じなかった。
直接手を下す必要があるのか、そもそもそんな概念がないのかは分からないままだ。
「帰るまでが狩りだからな、気を引き締めて帰るぞ。」
「「はーい」」




