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二匹目
血抜きを終え、ネザーランド・ドワーフを籠に入れる。
一匹だけで狩りを終えるつもりはないので引き続き獲物を探す俺達。
空を飛ぶ鳥や見たこともない昆虫等ネザーランド・ドワーフ以外にも生き物は見かけるが、食用じゃなかったり捕獲する手段がなかったりと何度かスルーをしている。
再びネザーランド・ドワーフを見つけると今度はクロス兄が相手をする様だ。
「今度は僕がやってみるからお父さんとライズは見ててね。」
クロス兄はお父さんがやった時と同じ様に石ころを投げつけて注意を引きつけた。
「お前なんか怖くないぞ、来るなら来い!」
クロス兄を目掛けて走ってくるネザーランド・ドワーフ。
クロス兄の手には剣が握られている。
お父さんの様に蹴りで対応する訳ではない様だ。
「てぇい!!」
クロス兄の攻撃は成功した。
ネザーランド・ドワーフの脳天に剣が突き刺さっている。
「やったぞ!」
クロス兄でも一撃で倒せるのか。
ネザーランド・ドワーフから攻撃を一度も受けていないので力強さは分からないけれど討伐難易度は低そうだ。
この調子で狩りを続けていこう。




