反省
「ライズがお父さんに勝つなんてお母さん思わなかったわ、びっくりしちゃった。」
普通のルールだと掴まれた後負けてたけどね!
「クロスの言う通りだったな、子供だと思って油断したよ。」
「だから言ったのに。」
「それはそうとお父さん、おなべの蓋の代わりをちゃんと見つけてくださいね。」
「あぁ、分かった。」
解散の流れかな。
野次馬達も終わりを察して散り散りになっていった。
俺は投げつけた袋を回収して今回の手合わせの反省点を考えていた。
袋の中身が花粉じゃなくて別の物で相手を麻痺させたり眠らせたり出来ればもっと効果的だったかな。
あぁ、でも眠りの状態異常は俺にも効くんだった。
うっかりで自滅したくないから眠りは却下だな。
自分に状態異常がほぼ効かないという利点を活かして対戦相手にデバフ盛りだくさんで挑むのは悪くないはずだ。
相手を動けなくしてからじゃないと今のままでは力が無さすぎて安心できない。
筋トレを重点的にしようかな。
体の成長と共にこの弱点は克服していくとは思う。
しかし狩りについて行くとなるとこの問題は早急に解決しないといけないな。
しばらくは後方待機で荷物持ちに徹していよう。
それと、可能であればクロス兄の様に装備品も用意したい。
武器にしろ防具にしろ生存率はぐっと上がるだろう。
事前にある程度準備しておくのは大事な事だ。
今回も花粉入りの袋がなければ達成困難だったと思う。
用意しておいて本当に良かった。
さて、反省もそこそこにして今日も誰かのお手伝いに行こうかな!




