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スミス
スミスさん家は村の隅っこにある。
最後におじゃましたのはいつだったかな。
よく考えたらあんまり遊びに行った覚えがない。
スミスさんが気難しい人なので何となく訪れる頻度が少なかったのかもしれない。
別に苦手って訳じゃないんだけどな!
「おじゃましまーす、クロス兄居ますかー?」
鋭い視線を感じる。
スミスさんがこっちを見てる。
目力が凄い。
「クロスならここに居るぞ。」
「あれ、ライズも来たんだね。」
スミスさんとクロス兄は椅子に座って机の上で何かをしていた様だ。
机の上には図面の様なものが広がっている。
「僕に何か用事だった?」
「用事はあるんだけどクロス兄はここで何をしていたのー?」
いったい何の図面を見ていたんだろう。
気になる。
「クロスは俺に装備品の依頼をしていたんだ。」
「あ、ちょっと!内緒だったのに!!」




