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私の転生後=悪魔  作者: 慧
4/5

対人戦=経験

前回のあらすじのコーナー

前回、魔法に階級があることを知りました。

ERスキルという、1段階ランクが高いスキルを入手しました。

それでは本編はっじまっるよー



「上級魔法が欲しい。」

新スキルの説明を受けてから、すぐそう思った。

萩原は、今結界作成中。

「多分すぐ終わるでー」って言ってから、話しかけても返信が来ない。

まず、私ひとりじゃ、たぶん獲得するのは無理だ。魔法に対して知識を持っている(他も持っている)萩原がいないと無理だ。


                       ✻



「昴、大発見大発見!結界作るのがあまりにも単純作業過ぎて、暇だったから、作業片手に「鑑定」を使ってスキルの性能のチェックをしていたところ、ERスキル「ベルゼゴーウ」から流れ出した「スキルの粒子」の反応が検知された!それで、粒子も解析したいたら…ほかのスキルもERスキルに進化させられるそうだよ!」

っと恐ろしい報告が来た。

「…それって…全部変えれるのか?」

「全部変えれるよ。数個は合成しなきゃいけないと思うけど。」

「待て待て待て。元々聞いていたことをきこう。結界はできたのか?完成しているんだったら、ERスキルにすべて変えてほしいんだけど…」

「終わっているんで、すべて変えまーす。」

仕事が早い!


                       ✻



10分後…

「完成…終わったー!」

「終わった?成果ってどんな感じ?」

どんなぶっ壊れができているのか…考えただけで恐ろしい(敵視点)

「先ず、空間支配と思考加速を、合成。完全的なERスキルはできなかったけど、一応、ERスキル「加速空間」ができて、森羅破誓が「詠唱破棄」になった。これはそのまんまの、権能を、名前に著しただけだね。最後に、鑑定、解析、分解が合成して、「確解」になったよ。」

うーん…ちょっとでも、ぶっ壊れになっているかと期待したのだが…っち…そんなにぶっ壊れになってないな。

まぁ…とりあえず実践で使ってみるとしますか。




                      ✻




やはり空気を読んでくれるな。というわけで、今回のお友達(?)は蛇君に来てもらいました。

先ずは、ERスキル「確解」から使っていきましょう。(実験に使われている蛇カワイソス(笑))

レベル:5

スキル:嚙みつく、体当たり

おおおおお!見える見える!前は、レベルしか見えなかったけど、今はスキルまでしっかり特定できる!

これは便利だ!

取り敢えず倒すか(経験値ほしい!)

うーんこれ以上やることもないし、

「萩原ーこの世に人間っている?」

「一応いるよ。」

よっしゃいるのか!

「そんじゃあ、そいつを見つけようか。」







                      *







「ああああああああああああああああああああああああああ」

なんだなんだ誰かが叫んでる…

取り敢えず、方向が分からないが行ってみるか

「昴は、方向音痴なんだよ。」

そ…そんなことないし…

「滅茶苦茶いじ張ってる…」

「ねぇねぇ、私の心が読めるの?」

「少しはね。」

この人やばいわ。完全なる(ゴジラも望んだ)化け物だわ。







                    *





そこには、町があった。

真ん中の広場で、少年(10歳くらい)の子が叫んでいる。

急いで駆け寄る私。

私もこのくらいの時はとても絶望したな…

私は…私の家庭は…母は笑って、父は笑わなくって。5歳のころ、笑ってくれるお父さんがいる友達をうらやましがった。10歳のころ。私がまだ…小学6年生の頃…親に育児放棄され、母親と父親はどこか遠いところに引っ越し、近くに住んでいた、祖父と祖母に、かくまってもらうしかなかった。

12歳の時から、元母親から、毎月一回20万ほどのお金が送られてきた。

高校生の頃、引きこもりになった。

そんな私の心を救ってくれたのが、近くにいた「萩原」だ。

その時から一軒家を持っていた私は、萩原と毎日のように遊んだ。ただ…学校でいじめられ、不登校になってしまったんだ。家庭は崩壊、自分は不登校。こんな生活やめなきゃって思っていた矢先に、この異世界に転生しちゃったわけだ。

っと…私の過去の話も、ほどほどにして、まずあの少年がどうなっているのか、確認しなきゃ。

「大丈夫?」

「近寄るな。そして、私に声をかけるな、くず共!」

強い口調で話し、魔法玉をぶっ放してくる。

「大丈夫?多分あれは、中級魔法の「暗速玉」だよ!当たったら、腐食になるか、毒になる、状態異常をつけてくる、魔法だ。」

「状態異常…そんなものはよ、当たらなければいいんだよ。」

「ふうぅん…私の攻撃から逃れられるとでも。」

まさに強者っぽい発言。

「当たり前だ。お前はすまないが、見たところ、最上位精霊「エルガート」を体内に取り込み、自身を強化しているようだが…私には勝てぬ。」

「ほほう…ならばやることは一つ!全力で勝負するのみ!」





                      *






見たところ、相手のレベルは50。属性は、暗…スキルは、召喚:エルガートと禁忌:エターナルミネット。この「禁忌」ってのが気になる。

前世のイメージだと…「これは禁忌に触れたスキル。故俺にしか扱えないスキル」的な感じのイメージがあるが…この世界の禁忌って何なんだろ…

「暗速玉」

まーた攻撃してきたし。苛々するからそろそろ、半殺しにするわ。

相手の暗速玉をかわしつつ、相手に接近する。

「虚空転送!死滅毒!」

早速ベルゼゴーウと、ほかの魔法を組み合わせてみた。

まず、虚空転送で背後に回り込み、後ろから、近接型の死滅毒を相手に当てる。

「禁忌:エターナルミネット」

すさまじい爆風の元、私の魔法が搔き消され、ノックバックで私まで吹き飛んだ。

「昴!禁忌の権能がやっとわかった!強い衝撃によって、周りのものを、すべて吹き飛ばす。それと同時に、周りにいた人間及び、魔物を、吹き飛ばす禁忌だ。」

ってことは魔法通じないじゃん。ならば…近接戦だ!

「虚空転送!」「暗速玉」回避して、「ドロップキック!」

「べふっ」

うーん…魔法に耐性持っていると、ちょっと厄介だな。(感想)

「…気絶しているし…魔法は効かないけど、物理攻撃は効くんだな…もしかして…ステータス(スキル含む)の選択下手だったりするのかな…」

「当たり前だぞ!私は魔法を極めた者だぞ!」

「わっ!いつの間に目覚めてたの?全然気配しなかったけど…」

「私は、気配を消すのも、得意分野の1つなのだぞ。」

…この日と結構やるな。

「もうー。樋木ったら、また、旅人さんとけんかしてるの。」

はっ…私は旅人じゃないし、またって何?そんな何度もけんかしてるの?






                    *






「さぁさぁ、上がって。大したものもないけど、どうぞごゆっくり!」

そう言われて、先程「樋木」?っていう子を、止めた子が家に案内してくれた。

待て待て待て!展開が早すぎて頭が追い付かない!

「いやあのさ…展開が追い付かないのは分かったが、適当に、流れに身を任せちゃえばいいんじゃないの?」

いや危険すぎるでしょ…って思ったが案外それでよさそう。

「恵夢の家だな。」

ご丁寧に紹介してくれた。

「ささ!お茶でもどうぞ!っていうか、自己紹介すらしていないな。君は…見たところ、転生者の悪魔だね。」

「なんでわかるんだよ!」

思わず突っ込んでしまった。

「恵夢にはね、特殊能力を読み取ったり、転生者か、否かなどを読み取る、特殊能力を持っているらしいよ。」

普通にチーター。

「そして…君にもいるようだね。予想どうりだよ。樋木と戦っているときから、おおよそ、気が付いてたよ。まぁ…普通の人間…もとい、転生者じゃ有り得ないほど、動きが良いもん。普通、レベル50じゃ、そんなにいい動きできないもん。これは、1000レベルくらいの動きだもん。君の脳内にもいるんだね。萩原っていう子…簡単に説明すると、君と一緒に転生した子だね。」

えええええ…なんで気が付けるんだよ。って思ったけど、この人チーターだったわ。

「私たちの脳内にもいるぞ。私は、「空菜」。」

「私の中は、「無乃葉」。」

「結構私みたいな人っているんだ。」

「いや…この世界には、私たちしかいないよ。」

「すっくねえな。」

冷静すぎる対応…この2人にはついていけないわ。

「空菜、声だせる。」

「出せるよ。」

「はあああああああああああああっ。なんで脳内にいる人が現世に向かって、声だせるんだよ。おかしいだろ。」

「いやいや、脳内と現世は、厚い、「次元層」で行き来できないようになっているんだ。だから、外と中から、一緒に、「次元層」をぶっ壊せばいいんだよ。」

「滅茶苦茶、簡単だけど…」

今度は無乃葉さんが声出してきたし。いろいろややこしくなってる。

「ほいっと完了!」

「「「何が?」」」

「ふっふっふ…昴に、禁忌:エターナルミネットを渡したのだ!」

「結構、「能力付与」を獲得するために、スキルポイントを、使ったのだぞ!」

「スキルポイント…それって何?」

「ここに無知な馬鹿がいます。教えてやってください。」









ステータス表

個体名:昴

種族名:デーモン(悪魔)

レベル:50

スキルポイント:1000

属性:毒

コモン:思考加速

ER:ベルゼゴーウ、確解、詠唱破棄

禁忌:エターナルミネット

初級魔法:毒霧、死滅毒

中級魔法:ポイズン噴射

特殊能力:並列意思 萩原、空菜、無乃葉 永遠の縁 樋木、恵夢 


個体名:樋木

種族名:デーモン(悪魔)

レベル:50

スキルポイント:0

属性:暗

ER:シャール

禁忌:エターナルミネット、召喚:エルガート

上級魔法:暗即玉

特殊能力:並列意思 無乃葉、空菜、萩原 永遠の縁 昴、恵夢


個体名:恵夢

種族名:デーモン(悪魔)

レベル:50

スキルポイント:800

属性:岩

コモン:森羅破誓

ER:ナミット

禁忌:無縁相応

中級魔法:落下岩石

特殊能力:並列意思 空菜、萩原、無乃葉 永遠の縁 昴、樋木





どうもこんちゃっす編集作業担当の慧でーす!

キャラの名前考えるのに滅茶苦茶時間とられた…

今月は3本投稿します!

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