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8/8

8話

お久しぶりです

更新の方は私情でいろいろあり小説が書けず

時間がかかりましたがやっとできました。



 あの放送からβテスターたちはダンジョンに乗り込んだ

何百人の戦闘プレイヤーがチームを組んで一番最初のダンジョンに向かった。

それはある種の希望と獲れるのだろう。

 

 残っている生産職βテスターは今いる生産職を集めて開発に勤しむようだ。

そして俺は町を見て回っている。

町はあの放送が無かったとでもいうような様子だ。

ダンジョンに向かえなかった者は今度は行けるように頑張って外の初心者の[山上の冒険]をしている。


 俺は俺で放送の後この町をふらふらしている。

俺はソロだ。だから誰かに縛られていないそのため自由に行動ができる。

そのため俺は今日やっと外の世界に行く場所は初心者の原っぱだ。

そこではLevel1~Level20までいて奥に進むほど強くなっていくシステムらしい


「さてまずは準備運動として何を狩ろうか」

俺は初めに貰った『初心者の籠手』を装備した。

あの放送から道具は一部を除いて自分でやる様になった。


「夜兎の情報によるとここに出るのはイノブーと言う

  イノシシ型のモンスターだったよな」

でも助かったイノシシなら倒してアイテム化して

その場で《料理》スキルで調理すれば今日の飯はいいな


 リクの残金は老人のために買った焼き鳥で千七百五十Mしか無かった。

宿は一日百M取られる。

そのためリクは七日間しか止まれない

それに食事代などかかるため残念な事に七日間も止まれないかもしれない。

そう考えると今後の宿代も取らないといけない

なので先程夜兎に電話した。

「いいカモは居ないか?」


 














 リクはそのまま『初心者の籠手』を着けて原っぱに向かう。

そこは何もない雑草しか生えていない原っぱだった。

「ここは平和なんだな」


 リクは何も起きない原っぱを徐々に進んでいった。

それも森に入る手前までに来てしまった。


 そんなリクの歩みもある光物で足が止まる。

その光物よく眼を細めないと見えないような大きさだった。

「これは石か?まあいいや入れとこ」


 その後もリクは普通では見つからない物を見つけるようになった。

その数は二つ三つでは無い八つ九つほどである。

でもダブリもある程度出ていた。

そのことにリクも不振がってきた。

(何でこんなに物が運良く発見(・・・・・)しやすいんだ?)


 リクは周りを見回し、次に自分の服などを調べた。

だが何も出てこなかった。

次にステータスを調べた。

そしてリクは気づいた。これはこのスキルのおかげだったのかと

スキル《発見》は‘罠や普通では見えていない物が言えるようになる’だ

そのおかげだ。


 だがリクには少し違和感を感じた。

たとえ《発見》があってもこんなに見つける物だろうか?

そしてそう考えていると


ガザガザ


 奥の方から音が響いてきた。

それはまっすぐリクの方に向かっている。

(なるほど《善惡》かこの効果だったのか)


《善惡》

良い事や悪い事がたくさん出てくる

その確率はわからない。良い事があれば次に悪い事が起きる

と言うスキル。


 なら次に来るのは‘悪い事’だ。

そしてその音はついにリクの前に現れた。

大きさは象より少し大きく色は茶色、鼻の方には牙を持っており

その長さは三十センチほど牙には赤い線が流れていた。


(おいおい、これは・・・・・三日分の飯はいらないな)

その顔は笑みで歪んでいた。


ブモォ~~~~~~~


 その雄叫びと共にバトルが始まった。

その大きなイノシシとのバトルが始まった。

先に攻撃をしたのはイノシシの方からだった。

その攻撃は突進と言う名の表面積がデカい攻撃だった。

リクはそれを転がり避けた。


(これは真正面に立つのはやばいか)


 イノシシはそのまま木にぶつけながら

速度を落とさず回って、リクに狙いを定めた。

リクはそれもまた転がり避けるのではなくその場で横に跳んだ。

跳んだ勢いでイノシシの横っ腹を殴った。


(よっしゃ、当たった。ダメージは入ってるだろ)


 リクは確認するがイノシシのHPゲージは一ドットも減っていなかった。

「おい!マジか、ノーダメージってありえねーって」

イノシシはまたリクを狙い突進をする。

それを避けて攻撃の始まりだった。









 一時間が経過した。

リクは突進、避ける、攻撃を続け何とかイノシシの

HPゲージを半分まで減らした。


 イノシシは赤い煙を出し始めた。

「なんだその力が上がりましたよ的なものは」

イノシシそのまま同じようにリクに突進をした。

だがその速さは変わらずリクは避け攻撃をした。


 だがその攻撃は綺麗に右に避けられた。

「おい!避けるの上手くなってないか?

  これで初心者の森とかありえないだろ」



「付加〈ソニック〉」

リクは《付加》スキルの速度を高める〈ソニック〉を使った。

ソニックは自分の速力を十秒の間、速力を1.5にする。

だがそれでもリクのステータスは1でそこまで上がらない。


 だが、リクは少しでも上がるならいいと思い

スキルを使った。

(少しでもあればいいなと思ったが結構上がったな)


 リクの速度はステータスだけを見たら1.5だが

体感速度はそれ以上だった。

そのため本当だったら避けれない攻撃も避けれるようになっていた。


 リクが《付加》スキル使った後は先程、同じように

突進、避ける、攻撃その中に《付加》スキルを加えて攻撃をする。

スキルには再使用リキャストタイムがあり《付加》の〈ソニック〉は

一回使うと次に使えるのは二十秒後になる。


 それに加え《付加》スキルには〈ソニック〉の他にも

四つあり〈アタック〉〈シールド〉〈ブレイン〉〈クレイバー〉

・〈アタック〉は攻撃力を〈ソニック〉と同じ条件で発動できる

・〈シールド〉も同じ条件となっている。

そのまま全て同じである。


 そのためリクは〈ソニック〉の後、他のスキルも使い

徐々にHPゲージを削って行った。


「これで最後だ。

  《喰事》スキル〈喰呑み〉」

 

 リクはそう唱えると敵に噛みつき喰い始める。

イノシシは叫びながら暴れまわる。

リクは離れる事を許さずそのまま噛みつき喰らい続ける。

イノシシは最後の叫びと共にアイテムと光の球になる。

光の球はリクに吸い込まれて入った。


「これで経験値が入ったのか?」

リクはすぐにステータスを確認した。

そこには大変な事になっていた。


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